ヨメと一緒に北海道に行った人も写真を撮った。それを貰って整理してた。そしたら HEIC という初耳拡張子のファイルが少し混ざっていた。普段使っている VIX というソフトでは見ることが出来ない。調べてみたら iPhone で撮影したファイル形式だった。
2015年に標準化されたようだ。
Windows 10 のペイントを使うと JPEG に変換出来るのが分かった。HEIC ファイルを開いて jpg 形式を指定して保存するだけ。ファイルの数は10数個と少ない。なのでコツコツとやれば15分もあれば全て変換出来る。でもそれはしたくない。もしこういうファイルが1000個あったらどうするのか。一々開いては保存を1000回やるのか。チャップリンのモダンタイムズの世界だ。なので元プログラマーとしては面倒臭いというか詰まらない同じ作業は2度やりたくない。ちなみに2人の写真は全部合わせると2千枚近い。
そこでバッチファイルだ。ここからは専門的で、しかも今どきのパソコン・ユーザーには馴染みの無い世界だ。Windows が無い頃から使ってる人なら分かる人が居るかもな古くからある手法だ。コマンドは最新の ImageMagic を使う。当然だけど今持ってるのではダメだった。
imageMagick7のインストール手順通りにやった。またコマンド PATH も通っているので自分で環境変数変えずに済んだ。
convert travel_photo.heic を travel_photo.jpg にする。指定するパラメーターは沢山あると思うけど取り敢えず何も指定しなくても変換出来た。出来た jpg ファイルには撮影日などもちゃんと入っていた。
C:\photo> magick convert travel_photo.heic travel_photo.jpg
調べたり何だのでコツコツ、といってもたった15分程度だけどそれよりもずっと時間がかかった。その間、同じ姿勢で座ったっきり。で、その後身体を動かすかというとそういうこともナシ。これは身体に悪い。