多少動かしながら治した方が良い故障もあれば動かさない方が良いのもある。ぎっくり腰ってのを時々やった。場所は何時も決まってる。肝臓の真裏辺りの背中の筋肉が突然痛む。きっかけは不安定なバランスの時に踏ん張った時だ。爪先立ちでしゃがんで犬を呼んだ時になったこともある。最近はそれを防ぐために危ないと思ったら脱力して尻もちついたりする。そうすると痛みに至らない。
ぎっくり腰は3日じっとしてると治る。途中で良くなったかなと動き出すとそこからまた3日。兎に角じっとしていれば3日で確実に治る。今回の首もじっとして治すことにした。何日かかるか見当がつかなかったけど日に日に良くなった。でも3日目くらいの頃、ちょっと動いたら後退感があった。これは拙いってことで翌日からまた何もせず再び布団の上で過ごした。
頚椎カラーを使うことになったけど、寝てる時はしなくて良いと言われた。ということはこれを使う人は日常生活、主に仕事しながら治す人なんだな。最初の2日くらいは食事中に使ったけどそれ以降は良くなったので使わなかった。何かをやってやれないこともないけど何もしなかった。すると1日毎に症状が良くなるくらい回復した。
テレビを見てると姿勢の良い人が居る。直ぐに思いつくのは宝塚出身の女優だ。その人達は姿勢の話になるとこの方が楽だと言う。ちょっと前の俺だったらそんな馬鹿なだった。でも今では少し分かる。
ここ3年、ストレッチはそれ以前より長時間やるようになった。お陰で改善は無理と思ってた巻き肩もかなり良くなった。それでも相変わらず背中をつい丸めて座ってテレビを見てるけど、背筋を伸ばすのもそれほど苦にならなくなった。そして今回のように首を痛めると背筋を伸ばした方が楽なのである。
世界一ゆる~いイラスト解剖学 からだと筋肉のしくみという本を見ると不調なのは僧帽筋の上部と肩甲挙筋。背筋を伸ばしてるとここへの負担が無いけど背中を丸めると首が重くなるのだ。
やはり姿勢が悪いと身体に悪いみたいだ。姿勢が悪くなったのは子供の頃からだと思う。子供は肩こりなどと無縁だから何やったって平気だ。それが癖になってしまうと大人になってから色々と困った症状が出て来るのかな。