七夕
2011-07-12 | 日記
大変に遅ればせながら・・・・
七夕の事をばちょっと。
今年も
東京では星は見られませんでしたが
新暦では
星の見られる確率は26%なのだそうです。
七夕に降る雨を「催涙雨」(さいるいう)又は
「洒涙雨」(さいるいう)と言って
織姫様と彦星さんが流す涙と伝えられているとか。
近年の国内では
光害の影響で月が沈んだ後でも
天の川の見える所は限られているようです。
以前
夫の実家がある信州へ行った時
義兄が車で
夜、
畑へ連れて行ってくれた事があります。
辺り一面電気の光は
全くありません。
鼻をつままれてもわからない、
というのは
ああいう状態をいうのでしょう。
畑の真ん中に立って
車のライトを消した時
そこに現れたのは
大きな大きな
天の川でした。
満天の星。
東京のど真ん中で育った私にとって
それは
義兄からの
素晴らしい、
生涯忘れることのない
プレゼントでした。
その義兄も
もう何年か前に60代の
まだまだ人生謳歌できる年頃で
急に病気で亡くなってしまいました。
話が脇道に逸れましたが
七夕とは
中国から伝わったお盆行事の一環であり、
日本、中国、ヴェトナム等における節供、節日の一つだそうです。
日本では
地域に寄って
雨乞いや虫送りの行事となっている所もあり
北海道では
「ロウソクもらい」という子供達の行事
仙台ではそうめんを食べる習慣もある様です。
一般的には笹竹に願い事を書いて飾る風習が多いですが
これは日本独自のものらしく江戸時代から始まったものだという事です。
今年は
節電で
街の灯りが減っているとは言え
我が家のベランダからは
定かに
多くの星を見ることは
ありません。