「死神と天使の円舞曲」 知念実希人 著
我が主様の命が下って
犬と猫の姿で地上に降り立ったレオとクロ
「人魂」事件に巻き込まれる
恋人美穂の死で
自殺しようとする大河
そこにクロが現れて地縛霊から救い出す
一方大河の恋人美穂は助からない命を抱えて
ホスピスである丘の上の病院に入院する
丘の上の病院の死の道案内をサポートするレオは
がん細胞に侵されているだけでなく
心まで侵されて殆ど放心状態の美穂と出会う
そしてレオとクロは
大河と美穂
美穂の子供(大河の娘である)を
道案内でカラスとなって地上に派遣された
死神プルートの手から
必死で守るべく
身体を張って立ち向かっていく。
という知念実希人さんの死神シリーズの1冊です。
私は初めてこのシリーズを読んだのであって
シリーズが出ているという事を知りませんでした。
最初なんだか
割と軽めの本なのかな?
と気安く手に取ったのですが
読み進んでいるうちに
夢中になりました。
かなりシビアな箇所でも
猫語の「~~にゃ」
とか書かれると
緊張がほぐれます。
最後は二人・・・でなくて
二匹の友情が感じられ
温かい心で読み終わりました
おまけです。
昨日朝ん歩の時の太陽
鏡に映ったような
だるま型の太陽でした
最近こういったシェア畑がこの辺り増えています。
皆さん暑い中手入れされて
色々と収穫あげておられるようです
こちらは今朝の朝ん歩
涼しい風に吹かれて
優しく揺れている姿が
楚々として
清潔なイメージに暫し足を止めました。