体調悪いお蔭で
ここのところ本が読めています。
今朝
吉田修一 著
「路」
を読み終えました。
台湾で高速鉄道が初めて作られる時
始めは
欧州勢の入札か!
と思われたのですが
逆転で
日本の新幹線技術が
受け入れられることになりました。
本屋さんでちらちらと立ち読みした時には
この建設工事の
苦労やら過程が描かれたストーリーだと思ったのです。
ところが
なにやら芯はそれらしき感じではあるのですが
全然関係ないとも思われる
幾組かの人々のお話も
いくつか出てきて
いったいこれは?
と思いながら読み進んでいくと
最期に
これらの幾つかのお話が
高速鉄道工事を巡って
ぐるりと輪になって
結ばれるということになります。
もっと技術的で難しいかと思ったのですが
450頁からなるこの本も
軽い感じでどんどん読み進みました。