loisirs

日々、小さな楽しみを見つけて・・・

最近読んだ本

2012-08-21 | 

毎日毎日

暑くて暑くて

出掛けるのが億劫になり

ぐだぐだと

寝転んだりして

その分

本はよく読めるのですが

運動不足が気になります。

 

最近読んだ本で面白かった本2冊ご紹介。

①星火瞬く  葉室麟著

13歳のアレクサンダー・シーボルトが

父、フィリップ・フランツ・シーボルトと

幕末の日本を訪れた時のお話しです。

対馬を占拠しようとしていたロシア

そこに現れたイギリスとフランス。

日本を守る3つの方策を

ロシアの革命家、そしてロシアのスパイとも言われた

バクーニンが高杉晋作に提案する。

「それぞれの国に革命を起こさせる。

そうすればこの国に手だしする暇は無くなる。」

「ロシア・フランス・イギリスのどこかと同盟を結ぶ。

その後、力を蓄えたらその国を追い出す。」

「すぐさま戦争をする。

この国が焦土となろうとも

そこまでやれば

どの国も引き揚げるだろう。」

シーボルトはこのバクーニンという人物に

何か惹かれる物を感じる。

幕府に解雇されてイギリスに戻る父と

父が慈しんだ夢の国で生きてみたいと

息子シーボルトは日本に残る決意をし

横浜で別れる。

その後父に会う事はかなわなかった。

 

② サムライと愚か者 暗闘オリンパス事件

   山口義正著

作者山口義正氏の友人

オリンパス社員深町(仮名)の

「ウチの会社、バカなことやってるんだ」

「売上高2億~3億しかない会社を

300億近くも出して買ってんだ」

等の何気ない雑談から

後に日米欧の捜査当局を駆り立て

元経営トップら7名の逮捕者を出すという

大きな経済事件に繋がっていくとは

思いもよらなかったと

山口氏は語る。

ウッド・フォード社長解任

そして

元社長自らの自社告発。

でも

その前から

社員に寄っての告発があり

オリンパスは崩れていった。

この告発事件を書いた本です。

 

それにしても

いつまでも、いつまでも

猛暑が続き

空は

毎日

モクモクと湧く白い雲

夏空です。

 

そして

今日の夕方は

いつか見た

空をはっきり区分する光

南の方は

ちょっと

秋を思わせる

すーっと筆を引いた雲。

ワタクシ

この写真を撮っているのは

オリンパスカメラ・・・・・

 

 

 

 

 

 

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