loisirs

日々、小さな楽しみを見つけて・・・

札幌芸術の森

2011-08-10 | 旅行

昨日

真駒内からバスで芸術の森へ行ってきました。

真駒内駅まで

すすきの駅から数分ですのに

この辺は緑が多く、郊外

というよりは地方という感じです。

地下鉄の駅ホームも

林の中みたいな雰囲気です。

 

まずは

芸術の森美術館で

「メアリー・ブレア展」を観ました。

東京のジブリ所蔵の物です。

メアリーの作品もなかなか良かったですが

展示されていた

その時代の絵本が懐かしく

しばし、見入ってしまいました。

私が子供の頃大好きだった絵本。

背表紙に金の紙が貼ってあった

あの、エキゾチックな

夢のある絵本が

沢山並んでいます。

メアリー作品も

アメリカンドゥリームの

懐かしい絵が続きます。

 

そして

お昼を芸術の森センターで

いただきました。

夫は豚丼

私、オムライス。

すごいボリュームです。

お味もなかなかでした。

 

腹ごしらえもできて

いざ!野外美術館へ。

シンボル彫刻

「昇」  ライモ・ウトリアイネン(フィンランド)

積み重ねられたアルミ板。

透明感のある作品。

遠くに見えるヨットの様な作品は

「雲の牧場」

風に吹かれて舞う

目に見えない自然からのメッセージ。

生憎、今は

手前階段が工事中です。

右上の作品

「1・1・√2」   田中薫(日本)

数学に弱い私には

アレルギーが出そうな作品名

5分毎に形を変える四角柱。

「SAPPORO'90」   速水史朗(日本)

大理石。石とは思えない柔らかな形

札幌の歴史と未来が託されている

と言う。

「四つの風」  砂澤 ビッキ

野外では禁物の素材

赤エゾ松でできている。

作家は野外に相応しくない木を敢えて使い

自然との対話を。

残念ながら昨年、今年と続けて

2本

朽ちて倒れたと言う。

「のどちんことはなのあな」   堀内正和(日本)

このユーモラスな作品名。

彼のおく様は

渋谷区神宮前で耳鼻科のお医者様をなさっていると言う。

目鼻、穴が三つあいていて

両目で除くと両目のある笑い顔が

片目で覗くと片目の笑い顔が穴の向こうに見える。

カメラは片目で見てしまいました。

「母と子」  グスタフ・ヴィーゲラン(ノルウェー)

グスタフは海外へ作品を出さないと言われているが

芸術の森には数点出品してくれたそうな。

「ポートランディア」   レイモンド・カスキー(アメリカ)

札幌とポートランドは姉妹都市。

この像の手と握手すると

ちょうど、

目が合うという。

 

その他

沢山沢山の作品と出会いました。

ボランティアの方の

素晴らしいガイドと共に

自然の中で

ゆったりと流れる時間を

満喫することができました。

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