【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

冬の静寂(しじま)

2016-01-21 19:01:20 | 四季のスケッチ



【雪の衣を纏って】


【日の出前の空】


【日の出前の空 ~ 直前】










太陽は低く、クリーム色 をしており、
雪は白く、影はほっそりして青かった。
木の影ほど美しいものはないと思う。
そして庭に入った時、
私の影はいかにも滑稽こっけいに見えた ――
長く庭の向こうの端まで伸びている。                   
              【「エミリーはのぼる」 第2章】









   暖かい、暖かいと言っていた今年の冬。
  ここに来て連日、この冬の最低気温を更新しています。

   今日は二十四節季の一つ、「大寒」 ですね。
  一年中で一番寒い時期ですから、当然の事かも知れません。
  尤も、滑り込みセーフで間に合ったようですが。

   ところで、冒頭の写真は昨日の朝のものです。
  ご覧の通り、起床時は一面の銀世界となりました。

   思ってもみなかった雪化粧。
  純白の衣を羽織った木々は美しいですね。

   ただ、それは朝の本当に僅かな時間。
  太陽の出現と共に、あっさり消えてしまいましたけれど。

   そう言えば、いつもと違う子供達の歓声も聞いた気が。
  しかしながら、これも雪が消え去ると同時に、
  どこかへ行ってしまったようです。

   一方、今日は冬日和となりました。
  何だか久し振りの感がする、日溜りの暖かさ。
  こんな時、太陽の有り難さを痛感します。

   青空の勝(まさっ)ていた空も、午後には真珠色に。
  勿論、その太陽は低く、クリーム色です。
  今、典型的な冬の様相です。   


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