【朝の空】
フォア・ウィンズ港の方角から射し始めた、 黄昏の青く長い魔法の光が、 次第に辺り一帯を包み込んだ。 俄かに強まった風が、 街道沿いに立ち並ぶ高い樅の老木の上で戯れ、 まるで吐息をつきながら ざわめいているようだった。 【「アンの想い出の日々(上)」】 |
今日は、珍しく雲の多い空で明けました。
それでも太陽は、雲の間からしっかりと顔を出しています。
力強さをとりわけ感じる冬の太陽です。
ただ、昨日までと違うのは、
午後になってからの時雨(しぐれ)。
ほんの僅かで短い時間の雨ですが、
その後の空気が、一変した気がします。
それにしてもひと頃と比べると日が長くなりましたね。
夕方、夕暮れ、黄昏、薄暮・・・。どれも夕刻の言葉。
それぞれ呼び名は違っても、
その時間、一息つけるようになりましたから。
私には結構、好きな時間帯かも知れません。
【ヒマラヤ雪の下】
【葡萄酒色のゼラニウムの葉】
さて、今日も
先日 の続きを。
一般の樹木から
少し遅れ、冬に華やぐ
木香薔薇の存在を
知ったのは、
つい昨年の事。
紅葉(もみじ)が
終わった後、
その木に絡んだそれは、
本当に咲いたよう。
そう、紅い紅葉に
黄色の木香薔薇の
魔法がかかったのかも
知れません。
~なんて。
それに一週間前より
黄葉がより鮮やかに
なったようです。
月末になったら、
もっと鮮やかに。
(こちらは 【先日】 の写真)
そうそう。葉っぱが紅葉したゼラニウムも。
葡萄酒色から朱色まで。
これも四季の成せる業。
四季があるって、素晴らしいですね。
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