【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

二つの貌を持つ木と樹 ~ その2

2016-01-13 22:47:18 | 四季のスケッチ







【朝の空】








フォア・ウィンズ港の方角から射し始めた、
黄昏の青く長い魔法の光が、
次第に辺り一帯を包み込んだ。
俄かに強まった風が、
街道沿いに立ち並ぶ高い樅の老木の上で戯れ、
まるで吐息をつきながら
ざわめいているようだった。      
                  【「アンの想い出の日々(上)」】








   今日は、珍しく雲の多い空で明けました。
  それでも太陽は、雲の間からしっかりと顔を出しています。
  力強さをとりわけ感じる冬の太陽です。

   ただ、昨日までと違うのは、
  午後になってからの時雨(しぐれ)。

   ほんの僅かで短い時間の雨ですが、
  その後の空気が、一変した気がします。

   それにしてもひと頃と比べると日が長くなりましたね。
  夕方、夕暮れ、黄昏、薄暮・・・。どれも夕刻の言葉。

   それぞれ呼び名は違っても、
  その時間、一息つけるようになりましたから。
  私には結構、好きな時間帯かも知れません。











【ヒマラヤ雪の下】




                            【葡萄酒色のゼラニウムの葉】
   さて、今日も
  先日 の続きを。

   一般の樹木から
  少し遅れ、冬に華やぐ
  木香薔薇の存在を
  知ったのは、
  つい昨年の事。

   紅葉(もみじ)が
  終わった後、
  その木に絡んだそれは、
  本当に咲いたよう。

   そう、紅い紅葉に
  黄色の木香薔薇の
  魔法がかかったのかも
  知れません。
  ~なんて。

   それに一週間前より
  黄葉がより鮮やかに
  なったようです。

   月末になったら、
  もっと鮮やかに。
  (こちらは 【先日】 の写真)

   そうそう。葉っぱが紅葉したゼラニウムも。
  葡萄酒色から朱色まで。

   これも四季の成せる業。
  四季があるって、素晴らしいですね。


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