【ボッグセージ】
【天まで届け】
【希望 & 祈り】
小径に沿って薔薇が咲いていた。 空中は綾なす音楽に満ちていた。 家の裏手の樅の木立で 風が一つの調べを奏でているかと思うと、 砂州では波が別の調べを奏で、更に、 かの小さな青白い婦人が近くで眠っている 遠くの教会の鐘が 又別の楽の音を奏でていた。 【「アンの夢の家」 第21章】 |
昨日は珍しく一日中、断続的に降り続いた雨。
その雨も、今朝には上がっていました。
とは言え、(今日もそうですが)
今年は梅雨独特の蒸し暑さがありません。
寧ろ、ここまで肌寒さを覚える日の方が
勝(まさ)っています。
どうやら、エルニーニョ現象のようですね。
37度にも上がった、あの酷暑の夏は願い下げですが、
かと言って冷夏も困りますね。
さて、空梅雨気味
とは言え、6月の庭は
目まぐるしく変わります。
再び薔薇の蕾が。
蕾は、希望と祈り。
オッペン化粧品の
薔薇園で求めた、
薄紫色の薔薇の蕾も。
楽しみです。
それにしても6月が
こんなにも緑豊か
だったとは。
しかも雨に洗われ、
一層、輝いています。
それもこれも、
木香薔薇を絡めようと
購入した、
アーチフェンスのお陰。
実は毎日、これに
どれだけ絡まったか、
見るのが楽しみなのです。
前回も記しましたが、最初から購入して置けば、
それに合わせて苦もなく誘引出来ましたのに、
時既に遅し。
既存の場所から無理矢理引っ張って来て、
それでもスカスカ状態だったものです。
(以前の写真は 【こちら】 )
僅か20日余りの間ですが、
結構、伸びた気がします。凄い生命力!
ところで蔓(つる)を曲げるという作業は、
理に適(かな)っているそうですね。
真っ直ぐ伸ばすより曲げる事により蕾が付き、
花付きが格段に良くなるのだとか。
ただ、ミス・マープルの家のように家の壁に這わすのは、
湿度の高い日本では無理なようです。素敵ですのに。
風通しが悪いので病気になったり、
家そのものが傷んでしまう事があるそうですから。