【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

やっぱり薔薇 ~ 白の気品

2015-06-04 18:12:38 | 薔薇の追憶

















 ある 6月 の夕方の事だった。
果樹園には再びピンクの花が咲き、
「輝く湖水」 の上の方の沼では
かえるが低い声で楽しそうに歌っていた。
空気はクローバーの原と、
もみの林の香りで馥郁ふくいくとしていた。                    
                【「赤毛のアン」 第20章】






   

   今日は再び・・いいえ、これまで以上の
  カラッとした爽やかな天気となりました。

   湿度は、ゆうに50%を切っています。
  これなら 『アンの世界』 も真っ青!
  とは言え、こちらは昨日、梅雨入りしました。

   尤も、昨日は雨が降りましたものね。
  但し、前日の未明から早朝にかけて降っただけで、
  その後は一滴も降っていませんが。

   これから一週間も、目立った傘マークはありません。
  今日も前述のように、梅雨入り宣言、
  早まったのでは・・という程の快晴です。







   ところで、あれだけ
  庭を席巻していた
  ローズゼラニウムの
  花が雨の影響もあって、
  大分、散って来ました。

   先日もお伝え
  しましたが、楚々と
  したローズゼラニウム
  が、見かけでは強靭な
  本来のゼラニウムに
  取って代わろうと
  しているとは・・。

   本来のゼラニウムは
  ローズゼラニウムとは
  比べ物にならない程、
  花期が長く、これは
  これで捨て難いもの
  があります。

   同時に植物の世界も
  弱肉強食の世界だと
  いう事を思い知らされ
  てもいます。

   何とか共存共栄して
  行って欲しいものです。

   一方の薔薇。
  相変わらずの凛とした佇まいに、別段の変化はありません。

   肝を冷やすような大きな毛虫には辟易(へきえき)していますが、
  今では、せっせと薬を撒(ま)いています。
  毛虫だけでなく、ハダニも付きますから。

   小まめに手入れしてこそ、美しい花を咲かせるのでしょう。
  勿論、何にでも言える事ですが。