楽しい焔は燃え上がった。 古いピアノの上に光を投げた ―― (中略) 柳の皿類がしまってある 戸棚のガラス戸の上を踊った。 焔は台所の戸を越して飛び、 エミリーが台の上に重ねて置いた 茶色や青の鉢に瞬きをして見せた。 【「エミリーの求めるもの」 第9章】 |
今日は一転して晴れとなりました。
相変わらず蒸し暑さはありません。
寧(むし)ろ朝などはヒンヤリ感を覚えたほど。
湿度の方も一時のカラッカラではありませんが、
それでも60%は切っています。
さて、久し振りの 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、
開店です。およそ2週間振りですね。
実は、最近になって
朝の珈琲を嗜(たしな)んでいます。
朝は、久しく紅茶だったのですが。
イタリア製の
重厚な手動ミルで、
薫り高い豆を挽き、
注ぎ口の細い、
腰高の珈琲ポットに
お湯を沸かします。
(一応、道具だけは
揃えていました)
“の” の字を
描きながら、丁寧に
珈琲を淹れる・・。
そこまでお部屋の
中は珈琲のアロマ状態。
そんな風に淹れた珈琲は、
さすがに美味しいですね。
今頃になって開眼です。
そうそう、思わぬメリット。
珈琲をゆっくり味わって頂くようになったため、
甘い物がいらなくなりました。
ただ違う種類の豆が3袋、
都合600グラムなのですが、味の傾向が同じような気がします。
時にキャンセル、早まったかな・・
と思ったりもするのですが、飽きて来ると少々、
しんどい・・? クセのある珈琲も頂きたくなりました。