



【ピンクに染まって ~ 「ローズゼラニウム」】

アンは窓を開け放って 春へと身を乗り出した。 子供達の庭には既にレタスの新芽が 曲がった小さな列を作っていた。 夕日は楓林の後ろに柔らかく 淡紅色に沈もうとしており、 窪地から微かに子供達の 美しい笑い声が響いて来た。 「春があまり美しいので、 眠って、少しでも逃がすのがいやだわ」 と、アンは言った。 【「炉辺荘のアン」 第23章】 |

五月晴れが続きます。
昨日などは雨の予報さえも、あっさり覆(くつがえ)して。
これから暫く晴天が続きそうです。
晴天と言えば、
そろそろドクダミ採りをしなければ。
雨の降らない今のうちに、
せいぜいドクダミ採りを致しましょう。
いよいよ時間との闘いが始まります。



【春の紫苑 ~ 「ハルジオン」】

ピンクに
染まっています。
それと言うのも
ピンクのゼラニウム
が満開です。
元々のゼラニウム
に加え、葉っぱが
薔薇の香りのする
ローズゼラニウムが。
ピンクって、なぜか
心が華やぎますね。
ところで以前は、
ピンクのゼラニウムが
この世の栄華を謳歌
していたものです。
いつの頃からでしょう、
ローズゼラニウムが
圧倒的に君臨する
ようになったのは。
このローズゼラニウム。
元々のものに比べれば、花も葉も繊細で、
ひ弱にさえ思えたものですが、どうしてどうして。
このままですと、近い将来、
全てローズゼラニウムに取って代わられそうです。
一方、庭の片隅に咲く小さな野の花。
こちらは、あくまでもひっそりと。
緑風に葉をそよがせ、小さな花を揺らしています。
そんな草花は心を和ませてくれますね。