【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

冬の隣りの花

2015-01-08 18:20:08 | 香る庭の花綴り











「あの水仙に気がお付きになって?
あんな見事に咲き揃った水仙は
炉辺荘では今まで一度もありませんでしたわ」
「私はあまり水仙は好きではありませんね。
これみよがしの花ではありませんか」
こう言うと、メアリー・マライアおばさんは
肩かけを肩の周りにかきあわせ、
背中を保護するため家の中へ入って行った。        
【「炉辺荘のアン」 第14章】






   一応晴れの天気ではあるのですが、
  今日も、昨日同様の時雨空になっています。

   昨日以上に太陽が出たり入ったりが頻繁です。
  それに時折、パラッとした雨も加わって。変な天気です。






   さて、先日は蕾だった
  水仙が見事に開花。

   (右は年末に一足先に
  咲いた白水仙。
   芳醇な芳香を
  漂わせています)

   『アンの世界』 では
  春の花の水仙も
  我が国では冬の花ですね。

   「雪中花」 という
  別名がある位ですから。

   とは言え、近付く
  春の足音を身近に
  感じる花です。

   兎にも角にも
  園芸品種も多く、
  花の時期も異なるため、
  日本でも春まで
  楽しめますものね。

   咲き揃った黄色の水仙。(冒頭の写真)
  残念ながら、白よりもあまり芳香はありません。

   花言葉も、白の 「自惚(うぬぼ)れ」
  に対して、「もう一度愛して下さい」。

   見た目は変わりませんが、
  同じ水仙でも控え目な花なのですね。