あたしはそこに座って、 林の静けさに耳を傾けるのが大好きです。 静けさにもいくつぐらい違った種類があるか 気が付いたことがあって、ギルバート? 森の静けさ、夜の静けさ、 夏の午後の静けさ。みんな違っています。 それぞれの底に通っている調子が それぞれ違っているからです。 例え、あたしが全くの盲目で、 暑さ寒さに無感覚であるとしても、 自分がどこにいるかを周囲の静けさの 性質で、造作なく知る自信があってよ。 【「アンの幸福」 最初の1年】 |
ちょっとだけ寝坊した今朝。
ドアを開けた途端に耳にした雨音。
“・・・雪ではないの?”
一面の銀世界を期待していた私ですから、もうがっくり。
昨夜、休む前には確かに雪は降っていましたのに。
カーテンを開けた目に飛び込んで来たのは、
お向かいのスレート屋根に僅かに残っている雪だけ。
瓦屋根には全くありません。又々、銀世界はお預けです。
その雨がやんだのは、何時頃だったでしょう・・。
こちらは雪こそ降っていませんが、今日も気温は低いです。
おまけに、静か。辺りは、シーンと静まり返っています。
こんな日は、再び家の中に籠る事に致しましょう。
足は自然に、リラ版 「セピア色の部屋」 に。
ここで今日の アン を気取り?
森や林の静けさに耳を傾けましょうか・・。
勿論、森や林はありませんので、「想像の余地」 に遊んでの事。
こんな風に自在に遊べる私にとって、
今はある意味、願ったり叶ったりの季節かも知れません。
ところで、『アンの世界』 を彷彿させる、
ジェイン・オースティン の映画って、いいですね。
映画の中の19世紀のファッション、室内のインテリア、巻き髪等など・・
目を皿のようにして見つめてしまいます。
サンプル動画を見つけましたので、どうぞ、ご覧下さい。
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