【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

白十字の献身

2008-05-12 16:36:08 | ハーブと香り雑学




   今日も、ぐっと低めの気温で
  明けました。

   起床時の居間の気温は
  16℃でしたから、
  3月中旬頃の気候でしょうか。

   それでも空は晴れ渡り、
  鶯も鳴き・・。

   その陽光は、
  明らかに5月のそれです。

   ここに来て、緑が本当に
  目に鮮やかに感じられます。

   二階の窓から見える里山も、
  桜の季節のパステルカラーから一段と緑を濃くしています。
  そう言えば・・。

   今年は、ドクダミが、まだその白十字の花
  (本当は葉が変化した総苞片)を咲かせません。

   それでも冬の間は、すっかり姿はありませんでしたのに、
  いつの間にか、その数を増やして来ています。
  冬に地下茎を盛んに伸長しているのでしょう。

   ドクダミの葉っぱは良く見ると、ハート型なんですね。
  葉裏は、淡いパールピンク。

   勿論私は、白い花の咲く頃、採集してお茶にします。
  そのお茶の健康効果は・・。

   身体を温め、利尿、高血圧、動脈硬化の予防、便秘、はたまた生葉は消臭、
  そして揉み汁は虫刺され等など・・。枚挙にいとまがありません。






 
【朝開いた薔薇・早速花瓶に】

   



   ところで、今宵は 「上弦の月」 ですね。
  いつも思うのですが、月夜に薔薇は似合います。
  『アンの世界』 の薔薇を思うと、薔薇をもっともっと植えたくなります。

   



   “美しい夜だった。
  満月は丁度、欝蒼うっそうとした丘の森の上に昇り、
  月光は、ポプラ越しに私の前の庭に射していた。

   西側の樹木のない片隅から、夕映えが微かに残った
  銀青色の空が見えた。この時の庭は実に美しかった。

   薔薇の季節で、家の薔薇は満開だったからである ――
  おびただしい数だった ―― 淡紅色、赤、白、黄の大輪が。”

                            【「アンをめぐる人々」 7.】