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【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ピンクの吐息

2014-05-22 18:40:18 | 薔薇の追憶
















美しい衣裳をまとい、
その日、自分がブナの木の所に置いておいた
淡紅色の薔薇を髪に挿したシルヴィアの姿を、
老淑女ははっきり見る事が出来た。
薔薇の淡紅色もシルヴィアの頬の色には
敵わず、その目は星のように輝いていた。
                      【「アンの友達」 2.】






   昨日は雨こそ降らないものの、お天気回復はゆっくり。
  今日は、朝から太陽が顔を出しています。

   それにしても相変わらずのヒンヤリ感。
  昼間は羽織らなくても何とかしのげますが、昨夜などは寒くて。

   それも薄手のレースでは寒く結局、
  (レースはレースでも)分厚いものに着替える羽目に。

   今日もそのヒンヤリ感は健在。
  しかも薄手のレースですが羽織っています。

   今年の夏は冷夏? とも言われていますが、
  こんな調子ですと、それも真実に思えて来ます。
  果たしてどうなのでしょう・・?










【ローズゼラニウム】



   さて、再びピンクの
  薔薇の登場です。

   先日と同じ薔薇なのに、
  今日の薔薇は、表情も
  雰囲気も違います。

   そんな薔薇の神秘が
  たまりません。

   そしてもう一つ、
  薔薇は薔薇でも
  「ローズゼラニウム」。

   こちらは花ではなく、
  葉っぱが薔薇の香り。

   花季(はなどき)の
  この季節の事。

   アッと驚くような
  ブログネタはないけれど、
  薔薇を初め、花木や草花に
  日々、新しい発見があり、
  ワクワクさせられます。

   “今日はさぼろうかな・・?”
  時折、そんな誘惑にかられながらも
  何とか更新出来ているのは、薔薇のお陰。
  その効果は計り知れません。

   花びら1枚でも一生懸命、語りかけてくれる薔薇。
  最後の1枚になるまで美しい薔薇のように、
  凛とした姿で生きて行きたいものですね。

深紅の夢追い薔薇

2014-05-21 21:00:06 | 薔薇の追憶













「グレン小学校の女の子たちが・・・
(中略)
庭に薔薇の繁みを二列に植えましたです。
ジョンはピンクの薔薇は
パーシスの頬を表し、
白はパーシスの額を表し、
あかいのはパーシスの唇を表すと
言いましたっけが、あまり詩を引用するもんで
話の中にも混ぜる癖がついたらしいですわい」 
                   【「アンの夢の家」 第7章】







   昨日の夕方から降り出した雨は、
  朝には上がっていました。それにしても良く降りました。

   おまけに昨夜は風もあって。その上、雷も。
  ちょっとした嵐状態です。となれば・・。

   嵐の多い 『アンの世界』 を思います。
  勿論、その世界には及びもつきませんけれど。

   ただ、そのせいもあって満開だった、
  ジャスミンの小さな花が見るも無残な姿をさらす羽目に。

   一年経っても変わらない香りを発散する、
  このジャスミンの花びら。

   当然、ポプリにするべく収穫しています。
  でも今日のように雨に濡れてしまっては・・。

   

   さて、遅ればせながらと・・
  今年も深紅の薔薇が
  咲きました。

   ピンクもいいけれど、
  やはり深紅の薔薇は
  格別ですね。

   気品、風格、存在感。
  女王の名に一番、
  ふさわしい気がします。

   この薔薇は、そう、
  リラ版 「淑女の薔薇」。

   もう一つの
  「公爵夫人の薔薇」 は、
  まだ準備中。

   いいえ、お化粧中・・?
  どんな姿で登場して
  くれるのでしょう。
  いずれにしても楽しみです。

   どんな煌びやかな宝石よりも、
  どんな華やかなドレスよりも
  薔薇一輪あればいい・・。
  そんな風に思わせる薔薇って、凄い花ですね。

   最後に。紅もいいけれど、一服の癒しを青い花で。
  今、次から次へとベロニカの青い花が咲いています。
  青、とりわけロイヤルブルーは私の大好きな色です。








【「ベロニカ ロイヤルブルー」】

幸せのおすそ分け ~ ピンクの薔薇

2014-05-20 18:58:58 | 薔薇の追憶











この夜のダイアナは
ピンクの野薔薇 を散らした服を着て
ひどく美しく見えた。
アンはダイアナのようなピンクは
永久に諦めなければならないのだった。               
                【「赤毛のアン」 第33章】










【今日もやって来た蝶】






   起床時は太陽燦々。
  午前中はこれまで通りの天気でしたが、午後には真珠色の空に。
  つい、今しがた雨が降り出しました。(18時半)

   ところで、いよいよドクダミが花芽を付けて来ました。
  例年通りです。

   そしてもう一つ、ニョキニョキと緑の葉っぱを出したのは、
  「半夏生(ハンゲショウ)」。

   この葉っぱが花のように白くなるのは、
  もう少し先の事です。待ち遠しいですね。

   さて、ピンクの花の中で満を持して、
  しんがりに登場して来たのは、薔薇。
  しかも咲くのは春だけ。(私にとって)貴重な薔薇です。

   その薔薇とは・・。そう、リラ版 「ピンクの乙女」。
  ピンクから想像するのは、ロマンティックな夢でしょうか・・。

   乙女ティックな可憐な姿ながら、それでも薔薇の
  内に秘めた誇りは、しっかり感じ取る事が出来ます。
  それに幸せ感、満杯。

   そうそう、ピンクと言えば、アン の憧れの色でもありますね。
  自分にはピンクが似合わないと思い込んでいるアン。
  自分の好きな色と、似合う似合わないは別ですものね。

華やかに厳かに

2014-05-15 19:20:18 | 薔薇の追憶















シャーロット さんが私達の事を
笑っていらしてよ・・・・・」
(中略)
ありのままを言えば、
私はメアリー・ギレスビーの敷居に
絡んでいる 薔薇 の事で、
たいそう美しい考えが浮かんで来たので、
微笑んでいたのであり、家へ帰ったら
あの小さな日記帳に書くつもりだった。
                 【「アンをめぐる人々」 2.】





   昨日、夕方から降り出した雨は朝には上がっていました。
  ただ一昨日と違って今日の天気は、完全に回復した訳ではありません。

   お昼頃、パラッと来て。
  その後は真珠色と言うより、灰色の重い空です。

   おまけに空気は、ヒンヤリ感。この感覚、ちょっと久し振り。
  今日ばかりは、ブラウスの上からもう1枚、羽織るものが必要です。









   さて、連日の白薔薇の話題。
  話は尽きません。

   たった1輪の薔薇でさえ、
  日々、変化する薔薇。
  見ていて飽きません。

   その上、種類が違えば・・。
  勿論、楽しめますね。

   今度は花びらが、
  外側にカールしている、
  至って正統派の薔薇。

   今日の 『アンの世界』
  シャーロットではないけれど、
  薔薇は人を笑顔にさせますね。

   そして私自身、日記代わりの
  ブログにこうして薔薇の事を
  綴っています。飽きもせず。

   ところで昨日も述べた
  日本の薔薇。

   『万葉集』 で薔薇は、「茨(うまら)」 と詠まれ、
  平安時代には 「薔薇(そうび)」 の名で、
  『枕草子』 や 『源氏物語』 等に登場しています。

   江戸時代には園芸ブームが起こり、
  薔薇は有名な絵師たちによって、植物図でも描かれたようですね。
  又、薔薇文様が器に描かれたり。(鍋島 色絵薔薇文皿)

   この時代は、原生種と中国原産の薔薇に触れながら、
  日本の薔薇文化が開かれて行ったようです。

伝説の薔薇

2014-05-14 19:05:08 | 薔薇の追憶













暗くなってからの世界は
何て不思議なんだろう?
あたしの他はみんな眠っているのかしら?
段々の側の繁みの大きな 白薔薇 は夜見ると、
小さな人間の顔のように見えた。
薄荷の香りは友達のようだった。
果樹園でぴかっとほたるが光った。               
                  【「炉辺荘のアン」 第31章】






   今日は、生憎の真珠色の空になりました。
  今の所、雨は降っていませんが(17時半現在)、
  どうやらお天気は、再び下り坂のようですね。

   しかしながら雨となりますと・・。
  折角のジャスミンの花びらが散ってしまいます。

   開いた花びらは、やがて散るのは当たり前なれど、
  つい残念に思う私がいます。

   今日のこの空、風はありませんが、
  香りを特別強く感じるような気がしてなりません。
  















   さて、今日も話題は白薔薇。
  蕾から何日か経った今日、
  こんな姿でお目見えです。

   蕾からやっとひとひら
  開いたと思いましたら、
  後は一気です。

   思えば晩秋には・・。
  一つの所作に気の遠くなる
  ような長い日々を
  費やしましたけれど。

   「白い貴婦人」 に見立てた
  この薔薇は、どうしても今は
  亡きダイアナ妃を思います。

   華麗な女性たちは、
  薔薇によって 「伝説」 に
  なるのですものね。

   ところで明治以来、
  薔薇と言えば西洋薔薇の
  イメージが強いですね。

   でも日本には日本原生種が存在し、
  古くは万葉集などでも詠まれているというから驚きます。

   古典では 『常陸国風土記』 に 「茨(うまら」
  として登場する、「ノイバラ」 が最古だと言われています。
  「うまら」 「いばら」 「そうび」 「ばら」。

   呼び名こそ変わりましたが、新種も受け入れ、
  自然と共に共生する、日本ならではの薔薇文化を誇りに思います。

フェミニンな香り ~ 白い貴婦人

2014-05-12 20:08:28 | 薔薇の追憶












「あら、早咲きの小さな薔薇が
一輪咲いてるわ。美しいこと。
あの花は自分が薔薇な事を喜んでるに
違いありませんわね?
薔薇が話せたら素敵じゃないかしら。
きっと、素晴らしく美しい話を
聞かせてくれると思うわ」         
                【「赤毛のアン」 第5章】






   起床時は太陽燦々。
  これまで続いた五月晴れの名残りは、まだまだたっぷり。

   天気予報通り、お昼ちょっと前から真珠色の空になりましたが、
  雨が降るには至りません。降り出したのは16時前位だったでしょうか・・。

   実は、香りの女王ジャスミンが、薔薇が、
  ローズゼラニウムが・・今、続々と開花中。

   出来る事なら雨が降らない方が・・
  ~なんて思ったり。でも今は乾き切っていますものね。
  丁度良かったと思う事に致しましょう。

    












                                 【開花した 「ジャスミン」】
   さて、待ちに待った
  薔薇のトップバッターは、
  リラ版 「白い貴婦人」。

   満を持して・・
  といった所でしょうか。

   厳かに優雅に開花。 
  今年は紅薔薇より先に。
  ~蕾編。

   薔薇は、蕾の状態・・
  いいえ、いつだって
  絵になりますものね。

   蕾、三分咲き、
  五分咲き、満開と。
  どの状態だって魅惑的。

   この薔薇には、下手な
  言葉など、いりませんね。

   そして香りの女王、
  純白のジャスミン。

   毎年、花数が増えて行く
  ジャスミンは既に、その芳香に酔っぱらってしまいそうです。

   そうそう、それは萎(しお)れると摘み取り、ポプリにします。
  今日だけで、平たい籐の籠一杯に。外も内もアロマ全開です。

夢の衣

2014-03-12 22:08:38 | 薔薇の追憶















男の心は ―― 女の心も同じだが
春になると軽やかになる。
復活の精が歩き回り、
(中略)
それは人間の心を揺すぶり、
子供時代の素朴な喜びを味わわせる。
それは人間の魂を目覚めさせ、
出来るものなら、神と手を
握り合う程神の身近に連れて行く。
驚異と蘇りの生活の季節であり、
若い天使が創造の喜びに
静かに拍手を送る時のような、
内も外も非常な歓喜に満ちた季節である。    
                 【「アンをめぐる人々」 5.】





   連日の快晴の空となりました。ただ、今日の空は淡い水色。
  昨日は吸いこまれそうな真っ青な空でしたけれど。

   お天気は下り坂だそうですが、日中は十分、持ってくれました。
  今現在(午後8時)も、まだ雨は降っていません。

   一方、気温の方も昨日以上の暖かさ。
  日溜りの部屋の中は20度以上にも。春ですね。











   さて、今日の薔薇。
  こちらのブログに、
  お越し頂いている方には、
  既にお馴染みですね、
  先日来の薔薇です。

   尤も、再三申していますが、
  この 「先日来」 とは、
  昨年の11月から。

   従って年さえもまたぐ、
  2年越しの息の長い
  薔薇となっています。

   おまけに、秋、冬、春と
  三つの季節も。

   その間、厳寒の冬が
  含まれているとは言え、
  開花一つに、これ程までの
  時間を要しているという
  訳です。何だか感動。

   普段、蕾からやがて開花と・・
  ごく当然の事と捉えていて、
  深く考えた事はありません。

   でも、そうではないのですね。堅く閉じていたものを開く・・。
  それもゆっくり、ゆっくり1枚、1枚・・。

   (今日の例文にもありますが)ある意味、
  大変な事だという事を知りました。

   それは大層、神秘的なものでもあるのでしょう。
  兎にも角にも、ここまで途中枯れもせず、辿り着いた事に感謝。

   ある意味、奇跡かも知れませんね。
  以前など蕾のまま中が黒くなり、枯れていた事もありましたから。

花目覚めの雨

2014-02-27 20:27:27 | 薔薇の追憶





【ジャスミン】







「今日は普通の日じゃありませんからね、
奥さん」
と、スーザンは厳かに言った。
「あら、スーザン、
普通の日なんてものはないわよ。
どの日もどの日も他の日には
ないものを持っているんですもの。
そう思った事はなくて?」
「その通りなんですよ、奥さん、
この前の金曜日でさえそうでしたものね、
一日中雨が降って鬱陶しい日でしたがね、
3年間も花を付けなかった
私の大きなピンクのゼラニウムが
とうとう蕾を見せたんですよ」
                【「炉辺荘のアン」 第3章】






   夕方には上がりましたが、
  今日は雨が降ったりやんだりの天候となりました。

   生憎の空模様でしたが、気温は引き続き暖かです。
  夜になっても気温の下降はありません。

   さて、そんな今日。
  昨年からの紅薔薇は、今日もこの通り。

   例年にないあの寒さも雪も、昨日のPM2.5の中でも
  いつもの姿で、いつもの場所に、ひっそりと佇んでいます。

   おまけに今日の雨では、
  「水も滴(したた)るいい女」~ならぬ、いい薔薇。

   いい加減切り取って、
  お部屋の中へ入れた方が開花するのでは・・

   ~なんて思ったりもするのですが、
  ここまで待ったのだからと・・結局、自然に任せる事に。


                                 【一年中咲く 「アブチロン~チロリアンランプ」】
   薔薇はこんな調子ですが、
  ここに来て、春の花が
  花芽を伸ばして来ました。

   チューリップ、ヒヤシンス
  釣鐘草などの植えっぱなしの
  球根は言うに及ばず、
  ジャスミンやモッコウバラ、
  等など・・。

   特に蔓性のジャスミンや
  モッコウバラは繁りに繁って、
  アーチ棚が必要なほど。

   今日の アンスーザン
  のような花会話に明け暮れる
  日々は、もうすぐです。

   そうそう、花が咲く事を
  「花笑はなえみ」 と言うのだそうですね。
  又々、美しい日本の言葉。

   小学生から英語を学ぶ事も
  結構ですが、日本には学ぶべき
  美しい言葉が沢山あります。

   せめて英語と同様に、いいえ、それ以上に国語にも力を入れて欲しいです。
  母国語をなくした民族は、やがて亡国の憂き目を辿ると言いますから。

春に備える哲学月

2014-02-06 19:30:50 | 薔薇の追憶











冬の午後の美しい 灰色 や、
煙や、真珠などの中を走って行くのだが
少しも楽しくはなかった。                    
             【「エミリーはのぼる」 第18章】


「・・・だからこれには両面からの見方があるわ。
全てこの世の物事には
両面 あるのが当然なんだけど」
                    【「アンの青春」 第28章】






   今日も時折、小雪が舞う寒い一日となりました。
  暦の上ではもう春ですが、なかなかままなりませんね。

   ところで2月の別名と言えば、「如月(きさらぎ)」。
  ちょっと意外ですがもう一つ、「灰色月」 と言うのもあるのですね。

   その上、灰色は 「灰色の人生」 とか 「灰色高官」 など、
  あまりイメージ、よろしくありません。

   でも不死鳥(フェニックス)は、灰から蘇(よみがえ)ります。
  この事からも物事には、両面ある事が伺えます。

   「灰色月」 も春に備える哲学月だと思えば・・。
  ちょっと学問的な? 名称になりますね。








【美しく紅葉したブラックベリーの葉】




   さて、「白い貴婦人」 こと、白薔薇は少し前に開花しましたが、
  こちらの 「淑女の薔薇」 こと紅薔薇は依然、蕾の状態を保っています。
  「我関せず・・」 と言った風情。

   先日来の春のような暖かさと昨日、今日の厳寒の冬。
  昨年の11月から3ヶ月余り、それでも凛とした姿で、
  そこに佇んでいる薔薇。この薔薇は一体、何を思うのでしょう。

   そして注目すべきは他の季節にはない、薔薇の葡萄酒色の茎と葉っぱ。
  どれだけ開花に時間がかかっても、そこに存在しているだけで、
  夢と浪漫を与えて貰っています。それは他の花には決してないものです。
  薔薇の薔薇たる所以(ゆえん)ですね。

遠い日の詩人 ~ その2

2014-01-28 18:09:28 | 薔薇の追憶


















   いつもより少々、寝坊した目に飛び込んで来たのは眩しい太陽。
  そのせいもあって、朝は殊の外、冷えました。
  冷えたと言っても、まだ1月ですから当然なのですけれど。

   それにしても今年の冬は寒いのか、暖かいのか・・。
  何だか分からなくなってしまいました。

   その後、太陽はあまり姿を現しませんでしたから、
  気温の割には寒く感じたものです。
  日中の気温は明らかに3度高かったのですが。
  








   さて、我家の 「白い貴婦人」 は
  本当にゆっくり、ゆっくり・・。

   これ以上ないほど、
  時間をかけ、丁寧にその
  ヴェールを脱がんとしています。
  (実際には6日間)

   そうそう (前回もそうですが)
  「遠い日の詩人」 なんて、
  何とも思わせ振りな・・?
  タイトルですね。

   でも アン 風に言うなら、
  既に薔薇自体が
   「詩」 ですものね。

   おまけに蕾を付けたのが
  昨年の11月ですから
  気の遠くなるような遠い日! 
  だったのです。

   ~なんて。
  こじつけもいい所ですけれど。

   まだまだ、ピンクっぽくて
  “本当に白薔薇・・?”
  ~という感じですが、その片鱗は容易に伺えます。

   それにしても冬に白い花は似合いますね。
  水仙、椿、山茶花・・。やはり雪のイメージからでしょうか。





 





   今ふと・・いいえ、突然・・「好きな色は何・・・?」 「白・・」
  そう、あの 「冬ソナ」 を思い出してしまいました。

   劇中の音楽に魅せられ、発せられる台詞(せりふ)の一言、
  一言に魅せられ。勿論、俳優にも。
  でも今は昔。そこには隔世の感があります。

   出来る事なら、あのまま魔法をかけていて貰いたかった・・?
  いいえ、調べれば調べる程、知れば知るほど嫌になる国。
  それは無理ですね。一時的な魔法はやがて褪めてしまうでしょうから。