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【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

嵐に香る薔薇!?

2014-07-10 19:06:06 | 薔薇の追憶













ある日、湾は青から不機嫌な灰色に変わった。
丘は雨の前触れでくっきりいかつく見えた。
北東の空は黒く、
黒い雲は激しい風に吹き飛んでいた。
(中略)
辺り一帯は凶暴な、異様な、
敵意ある様相をていしていた。
迫り来る嵐の前には
樹木さえも見慣れぬ形に見えた。                 
                    【「丘の家のジェーン」 26.】











【嵐の前の静けさ・・? ~ 18時の空】


【19時20分の空】







   台風8号の影響で、今日は朝から雨。
  しかしながら、そんなに強い雨ではありません。
  勿論、止んでいる時もありました。

   台風の勢力も985hpaですから大分、落ちたようです。
  こちらは夜に最接近との事ですが、いつの間にか青空も。

   明後日(12日)満月の、丸いお月様も南の空にぽっかり。
  嵐の前の静けさでしょうか・・?















   さて写真は今日のような
  天候の日でも変わらず
  凛とした姿を見せている
  リラ版 「白い貴婦人」 。

   軒下に植えている事も
  あって、雨はほとんど
  かかっていませんね。

   それでもこの季節、
  白薔薇は、どうしても
  傷みが目立ちます。

   ただ 『アンの世界』
  気どって 「嵐に香る薔薇」

   ~なんてタイトルにしたのは
  いいのですが果たして・・?

   ご覧の通り、
  (冒頭から3枚目の写真)
  雨はすっかり上がりました。
  風もありません。

   台風は逸(そ)れた
  のでしょうか?

   それなら嬉しい事です。
  タイトルが幸い? なんて勿論、ありませんよね。

象牙の杯 ~ 白薔薇

2014-07-05 17:22:57 | 薔薇の追憶





【再び 「白い貴婦人の薔薇」】




【昨日の蕾が・・「公爵夫人の薔薇」】








「どうして神様が今日、
雨を降らせなさるのか分からないわ」
と、ナンは反抗心を燃やして小声で言った。
(中略)
しかし、俄か雨は間もなく過ぎて、
再び日が輝いた。
(中略)
まだ雨のが大粒の真珠のように
金蓮花きんれんかの葉に載っていた。                
                 【「炉辺荘のアン」 第37章】






   早朝、5時頃一旦、目覚めた私。
  その時見上げた空は茜色に染まり、
  珍しく趣きのある空・・と思ったものです。

   もう一度眠りに就き、再び起き上って見た空は、
  何の変哲もない、いつもの曇り空に。
  雨こそ降っていないものの、独特の梅雨空です。

   ただ日中も、どうやら天気は不安定のよう。
  知らぬ間に雨が降っていたようです。

   この時期には珍しく、
  気付かないような静かな俄か雨です。
  勿論、今はやんでいますけれど。










   さて、「白い貴婦人」 こと、
  白薔薇が再び開花。
  (正確にはアイボリー)

   白薔薇・・。
  無垢で清楚な花嫁の色は、
  思いがけない豊かさと
  ふくよかさを内面に
  湛(たた)えて
  いるようですね。

   又、この薔薇は、
  咲く度に違う表情を
  見せてくれる気がして
  なりません。

   ただ、前回5月よりは
  花は幾分、小さめ。

   そうそう、深紅の薔薇。
  (冒頭から4、5枚目の写真)
  昨日の蕾が一夜にして開花。

   いつも思うのですが、
  薔薇って、蕾も素敵だけれど、
  しべが見えるまで咲いた姿も愛らしいですね。

   ~なんて。
  最盛期の薔薇に比べて少々、傷んではいるけれど、それも愛敬。
  相も変わらず薔薇讃歌は、留まる事を知りません。

薔薇の雨音

2014-07-03 19:32:28 | 薔薇の追憶



【アンも好きなピンクの薔薇 ~ 「ティファニー」】














ジム船長は熱烈な 美の崇拝者 であった。
聞くもの、見るもの、全て美しいものは
彼に深い、得も言われぬ、
精神的な喜びを与え、
生活を明るくするのだった。
                【「アンの夢の家」 第9章】








   今日は朝から雨。
  梅雨ですから当然の事ですが、
  一日中降り続く雨は本当に久し振りな気がします。 

   今年は、ここまで梅雨季(つゆどき)にしては珍しく、
  降り続く・・という事がありませんでしたから。

   おまけに日射しがありませんから、
  昨日の真夏日は陰を潜め、幾分、肌寒くなっています。
















   さて、雨と紫陽花は相性が良いのは周知の事ですね。
  しかしながら雨に濡れた薔薇も、どうしてどうして。

   ともすれば負になる事ですら、大きな魅力にしてしまう・・。
  その強靭(きょうじん)さに魅かれます。

   ペチュニアは、雨に打たれると呆気(あっけ)なく萎(しお)れ、
  一見、丈夫そうなカンナは雨の重みに耐え切れず、
  へなへなと腰を折る有様。

   一方の薔薇。
  雨などものともせず、微動だにしない立ち姿。

   それは前述の花とは逆で、
  強靭なのに、楚々としたその姿には哀愁さえ覚え・・。

   何という恐れ多い花なのでしょう。
  薔薇に降る雨は、その雨音さえ、違った音を奏でるのでしょう。

   そうそう冒頭の写真。アン も大好きなピンクの薔薇ですね。
  この薔薇の葉っぱは虫に食われ、ボロボロですのに、
  花は美しく微笑んでくれました。さすが女王! 
  何にしても薔薇はバラなのですね。 

奪われ癒され乱されて

2014-06-28 17:57:37 | 薔薇の追憶














家の後ろは鬱蒼うっそうとしたもみの森になっていた。
家の前の小さな庭は
きちんとした芝生になっていて、
花が一つもなかったが、
低い玄関の入口の上には繁茂はんもした
早咲きの薔薇の蔓が絡み、
血のように赤い花を咲かせているのが
殺風景な周囲と妙な対照を成していた。
それは陰気な古い家を体当たりで攻撃し、
異なった生活の喜びを
持って行こうとしているかのようだった。           
                【「果樹園のセレナーデ」 12.】










【明日を待つ蕾の薔薇】



   今日も真珠色の空で
  明けました。

   ただ、庭の木々は
  濡れていましたので、
  どうやら眠っている間に
  雨は降ったようです。

   今日も安定不安定な
  空に変わりありません。

   それにしても、
  ここまで雨が降りません。

   案の定と言いますか・・
  降雨量は例年の3分の1
  なのだとか。

   大雨は困りますが、
  降らなければ降らないで
  水が心配ですものね。

   でも、まだ梅雨は続きます。
  大雨にならない程度に空の神様に
  お願いするしかなさそうです。
  随分、虫が良いかもしれませんけれど。













   早いもので、6月も
  今日を含めて後、3日。

   そして 「6月の薔薇」
  と言えば、まるで
  『アンの世界』

   最盛期を過ぎても
  今年は続々と咲いてくれ、
  嬉しい限りです。

   一つには先日の
  【オッペン化粧品薔薇園】 で、
  プロのアドバイスを受けた
  事もあるかも知れません。

   これまで私は、
  花が終わっ後、思い切り
  枝を切っていましたから。

   ところがこれは全く駄目で、
  春の枝をいかに残すかが
  二番花や秋の花を上手く
  咲かせるコツなのだとか。

   切り花にする場合も、あまり葉っぱを多く付けて切り取ると、
  ひいては株を弱らせる原因になるそうです。

   とは言え、剪定はしっかりしなければなりません。
  8月の終わりから9月初めにかけて。
  この時期にしっかり剪定しないと次の花が小さくなるそうです。

   それにしても、変な所でいい加減な私。  
  こんな時代ですから、その気になって調べればすぐ分かりますのに。

   そうそう今日の薔薇は、リラ版 「公爵夫人の薔薇」。
  薔薇は古今東西、高貴な女性たちの共通語でもあり、
  同時に淑女の教養でもあったそうですね。

   兎にも角にも薔薇は、その姿に魅せられた女性たちによって、
  より輝きを増し、「花の女王」 の名を欲しいままにして行ったようです。

谷間の赤い薔薇

2014-06-25 18:17:28 | 薔薇の追憶











「・・・今の所は今日のような美しい日なら
当分飽きそうもないくらいよ。
どんなものでも 6月 を好きなのね。
デイビー坊や、この花の季節に
何て陰気な11月のような顔をしているの?」                   
                    【「アンの愛情」 第28章】












【玄関先の 「ヘブンリーブルー」】






   少々、気温は高いけれど、今日も良いお天気!
  相変わらず梅雨とは思えないほど、爽やかです。

   今年の梅雨がここまで快適なのは、
  長雨でない事は勿論、朝晩がしのぎやすい事。

   昨日なども夕立後は、
  窓を開けていられないほど、涼しくなりましたから。
  今年は一番、『アンの世界』 に近い6月のような気がします。   

   ところで玄関先の朝顔。
  毎朝、律儀に花を咲かせています。

   他にも色々な場所に植えたのですが、花はまだ。(日本朝顔)
  西洋朝顔の成長の早さに驚いています。
  











   さて、早朝のサッカー、
  日本完敗。残念でしたね。
  奇跡を願ったのですが・・。

   ワールドカップが
  始まってからというもの、
  サムライブルーにかこつけ、
  青い花に捉われっ放しの私。
  その間に・・。

   (梅雨の)谷間の、
  真っ赤な薔薇が咲いて
  いるではありませんか。

   この薔薇は・・そう、
  リラ版 「淑女の薔薇」。

   改めて他の薔薇を
  見回してみますと、
  第2弾の開花の兆しが
  あちこちに。

   同じ薔薇も、
  時と共にドラマチックに
  変化する咲き顔。

   今日の薔薇は、いつもでしたなら真っ先に見つけますのに、
  そうではありませんでしたから、少々、拗(す)ね顔?
  でも、どんな顔でも薔薇には時めきますね。

薔薇映えの梅雨の谷間

2014-06-08 16:38:38 | 薔薇の追憶















ある木々は社交的に、枝を交えて
一緒に成長するのを愛する。

イルゼと私が肩に腕を掛けて、
内緒話をするように、
仲良く育って行くのである。
そうかと思うと、4、5本だけ塊合って
他からは離れている木もある ――
(中略)
それから又修道僧のように、
一人群れから離れて真っ直ぐに高く立ち、
空の風とだけ語っているのもある。

けれどもこういう木こそ
一番知る価値のあるものだ。
                【「エミリーはのぼる」 第19章】





   やっと晴れ間が戻って来ました。
  幸い雨は、ほとんど降りませんでしたが、
  大変な地域もあるようですね。

   今に始まった訳ではありませんが、
  確実に日本の・・いいえ、世界の気候がおかしくなっているようです。












   さて、今日も薔薇の話題を。
  【先日】 の 「オッペン化粧品薔薇園」 で求めた薔薇、
  「ラ・コンパッション」 が二度目の開花を見ました。

   まだ若い苗木ですので、沢山の花芽を付けるには
  至っていませんが、これから大きく育てて行こうと思っています。

   それにしても今日の 『アンの世界』 のフレーズ。
  勿論、薔薇の木の事ではありませんが、言い得て妙で思わず納得。

   “社交的に、枝を交えて一緒に成長するのを愛する”
  ~とは、今日の薔薇は蔓薔薇ですので、
  これからそんな風に成長して行くのでしょう。

   又、“一人群れから・・” 云々は・・。
  まさに、リラ版 「白い貴婦人」 を思わせます。

   そうそう、今日の薔薇にも名前を付けないといけませんね。
  「スイートな女神」 はいかがでしょう・・?

   豊潤な香りと共に美し過ぎる薔薇。
  ただ、ただ見ているだけで心、和みます。
  一日中、眺めていても飽きません。そう言えば・・。

   昨日BSで放送されていた寅さんの映画の中で、
  同様の台詞(セリフ)がありましたっけ。
  (映画 『男はつらいよ 「寅次郎真実一路』」)

   尤も寅さんの場合は薔薇ではなく、
  大原麗子扮するマドンナだったのですけれど。

赤という名の “紅(あか)”

2014-06-07 17:15:07 | 薔薇の追憶














エミリーは大変に幸福だった。
美しい、古い庭は、眠たい、
まばたきする光の中で、
彼女に親しい友として
話しかけているようだった。
この場所の魅力に、
彼女は全く身を任せてしまった。                   
            【「エミリーの求めるもの」 第9章】










【次から次へと花芽を付ける 「西洋朝顔」】






   起床時、雨は上がっていました。
  昨夜から明け方にかけて、かなり降ったようです。

   雨上がりの庭って、好きなものですから、
  ちょっとのつもりが、ついつい長居している私がいます。

   開花が待たれる紫陽花や、いつの間にか姿を現した半夏生(ハンゲショウ)。
  これもいつの間にか葉っぱが白くなりかけています。

   そして庭の花も春の花から夏の花へと
  姿を変えつつあります。







    さて、今日も
  紅薔薇の話題を。

   真紅、深紅の薔薇。
  文字こそ違いますが、
  どちらも真赤な薔薇。

   それにしても薔薇は、
  真っ赤な薔薇に
  限りますね。

   ~なんて、いつも
  言っていますけれど。

   ところで、個人的には
  同じ発音でも 「深紅」 の
  文字の方が好き。

   深紅の薔薇からは、
  「深窓の令嬢」 と言った
  イメージも加わって。

   アン ではないけれど、  
  「想像の翼」 は広がります。

   ところで勝手に深紅は、
  深みのある濃い赤の事を言うと思っていましたが、
  どうやらそればかりでもなさそうですね。

   兎にも角にも深紅の薔薇は、格調高さは勿論、
  何度も何度も花を咲かせ、楽しませてくれます。
  そしてわが家の薔薇の中では一番、丈夫です。  

羽ばたいて ~ 朱鷺色の薔薇

2014-06-01 18:51:51 | 薔薇の追憶





【朱鷺色の薔薇】







「いつも 6月 ばかりの世界に住んでいたら、
どんなでしょうね」
薄暮の果樹園の香気と花の間を抜けて
正面階段へ現れたアンは、こう言った。
(中略)
「そうだったら飽きちまうだろうに」
と言って、マリラは吐息をついた。
「そうでしょうね。
でも今のところは、今日のような
美しい日なら当分飽きそうもないくらいよ。
どんなものでも 6月 を好きなのね」                   
                  【「アンの愛情」 第28章】






   早いもので今日から6月ですね。今日も快晴。
  爽やかな五月晴れから一気に夏がやって来ました。
  日本各地、早くも猛暑日の所があったようですね。

   こちらも15時の最高気温は、何と33度とか。
  実に盛夏並みの気温ですが、幸い湿度がありません。

   木陰や家の中にいる限り、
  あまり暑さを感じないのは、こういう訳なのですね。

   6月と言えば、『アンの世界』
  少々、暑いですが今が一番、『アンの世界』 に近い6月ですね。











【朱鷺色から珊瑚色に変わった薔薇】






   さて、例の薔薇は蕾の紅色から、
  正確に言えば、「真朱(まそお)」 でしょうか・・?

   「朱鷺(とき)色」、「珊瑚(さんご)色」 と・・
  開花するに従って、本来の色(ラベルの写真)に近付いて来ました。

   オレンジがかったピンク・・。
  これって、まさに珊瑚色ではありませんか。

   それにしても 「朱鷺色」・・何と美しい言葉なのでしょう。
  この色だって、一言で言えば 「ピンク」 なのでしょうが、
  ピンクと呼ばれる色には幅がありますものね。

   牡丹色、撫子色、石竹色、紅梅色、桜色、(青味、紫味系)から、
  桃色、珊瑚色、朱鷺色、曙色(黄味系)等など・・。
  こんな色の名前で呼ぶと、色の微妙な差が一目瞭然です。

   これからは、知る限りの日本の伝統的色の
  名前を使う事にするとしましょう。
  それには色の感性も磨かなければなりませんね。

   それにしても変化する薔薇の色から、
  こんな奥義(おうぎ)を学ぶなんて。
  「たかが薔薇、されど薔薇・・」 といったところですね。

漂う気品と存在感 ~ 紅薔薇

2014-05-27 19:35:28 | 薔薇の追憶














紅薔薇 は真っ盛りだった。
セーラは元からこの薔薇が好きだった ――
薔薇自身、セーラと同じく、
溌剌はつらつとした生命の喜びで
生き生きとしていた。 
                    【「アンの友達」 6.】





   昨日の雨は起床時にはやんでいましたが、
  なかなかすっきりという訳には行きません。

   お天気が崩れる心配はないのですが、
  黄砂の影響で曇り空です。

   晴れているのに、どんよりして黄色味を帯びた空は、
  見ているだけで鬱陶しくなります。
  さて、そんな今日。









   鬱陶しい気分を
  撥ね飛ばしてくれたのは、
  真っ赤な薔薇。

   先日の薔薇園の薔薇には
  遠く及ばないけれど、
  「淑女の薔薇」 に続いて
  「公爵夫人の薔薇」 が開花。

   薔薇多しと言えど、
  その気品と存在感は
  格別です。

   当然の事ながら、そんな
  薔薇に心奪われ、癒され、
  そして乱され・・?

   クレオパトラは薔薇を
  膝の高さまで敷き詰め、
  高名な男性たちを誘ったとか。

   こんな風に・・
  薔薇にまつわる伝説は、
  歴史と共に生まれ続けて
  いますものね。

   そうそう、先日の薔薇園で求めた蔓薔薇。
  蕾から洩れる色は、赤・・。

   オレンジがかった淡いピンクを求めた筈なのですが・・。
  まさか、色が間違っていたという事はないでしょうね?

   蕾状態の時の色が開花した花びらと違うのは、
  白薔薇で経験済みですが、何だか心配になりました。

薔薇と邂逅する幸福(しあわせ)

2014-05-24 18:32:18 | 薔薇の追憶















「あまり美し過ぎて苦痛を覚えるほどですわ」
アンは優しく言った。
「あのような完全なものには
元から苦痛を感じましたわ ――」
今でも覚えていますが、
子供の頃はその事を
『変な痛み』 などと呼んでいたのですよ。
このような苦痛が
完全という事と切り離せないらしいのは
どういう訳でしょうかしら?
空極というものに対する苦痛でしょうか ――
その先は退歩あるのみという事を
悟った時に感じるような?」                      
                 【「アンの夢の家」 第26章】





   今年の5月は未だに朝晩の “ヒンヤリ” が続いています。
  そして今朝は、それも昨日以上に。

   しかしながら日中は、汗ばむ陽気となりました。
  気が付けば5月も後、1週間。本当に月日の経過は早いですね。
















   さて、のっけから
  薔薇尽くしの写真。
  それと言いますのも・・。

   昨日は、友人と
  薔薇園へ出掛けて来ました。

   そう言えば、
  昨日の朝の天気ニュース。

   「今日の外出は、
  日傘を忘れずに。
  紫外線が強いので、
  地下街を歩くのが
  いいかと思います」
  ~なんて言っていましたっけ。

   そんな昨日。
  地下街どころか、
  よりにもよって限りなく
  紫外線溢れる場所に
  繰り出しました。

   行先はJR京都線、岸辺駅徒歩5分の所にあるオッペン化粧品内。
  何でも創業60周年を記念してオッペン化粧品本社敷地内に
  薔薇園が完成したのは昨年の事。

   今回、見頃を迎える今月21日~26日までの6日間のみ、
  特別無料開放されたという訳です。(お土産付き)
  品種にして320種類、約5500本の薔薇は壮観です。

   苗木も売っていて中には段ボール一箱、買って帰られる方も。
  私も蔓薔薇を1鉢買いましたが、でもそれだけ買うのがやっとです。
  (「コンパッション」 淡いピンク)

   今日の アン のように美し過ぎて苦痛を覚える事こそありませんが、
  それでも言わんとしている事は分かります。

   数え切れないほどの色、変化する咲き顔、繊細で多彩な香り。
  世に花は多いけれど、薔薇ほど沢山の種類と奥深さを持つ花は
  ありませんものね。薔薇に余計な言葉は、いりません。