私の友人のフランクとキャトリーヌの結婚式での思い出は
今までで一番印象深いものになっています
思い出すだけでも顔がほころびます
フランクとキャトリーヌからの結婚式の招待状がパリのアパートに届き
なんか自分の身内が結婚するかのように
うれしく感じたのも彼らには
ノルマンディーでいろいろな所に連れて行ってもらったり
彼らの両親、兄弟、友人などたくさんの人を紹介してくれたり
本当に思い出深いことばかりで
この二人はやく結婚しないかなぁと何時も思っていました
さて
結婚式の前日にシェフパティシェのティリーに駅まで迎えに来てもらい
久々のノルマンディーの空気にほっと自分の
故郷に帰った気分になりました
翌日の結婚式に出席する時のティリーの服や
フランクとキャトリーヌに送るお祝いのプレゼントの買い物をして
ティリーの家で一泊
そこの国でも結婚式に出席する日はバタバタするのは同じで
「ジジ(ティリーの奥さんの呼び名本当はジスレンヌ)ネクタイ何処だ?」
「そこにあるじゃない ちゃんと見てよー」
「マサ おまえネクタイの締め方知ってるか?」
「時間がないぞ あっ 忘れ物!」
「おーい靴下どこだー」
「あんたたち(子供達に)何やってんのー服が汚れる出しょ
」
「ティリーその靴 仕事用でしょ!」
ってな具合で出発
教会に着くとすでに友人達が来ていて懐かしさと共にお互いの友人である
フランクとキャトリーヌの結婚式に出席出来たことを喜び合って
教会の中に・・・
石造りの高い天井に賛美歌が響き
神父さんを前に二人の愛の誓い
指輪が交換され映画のワンシーンがここにありました
そして新郎と新婦と両親が並び
列席した人々が祝福の言葉を順番に二人に
私:[フェリシタッション(おめでとう)フランク!」
フランク:「テャン マサ メルシー モン フレール ジャポネ」
(おれの 日本人の 兄弟)
私:「キャティー!
フェリシタッション
」
(チュッ チュッ チュッ チュッ【ビズーをしながら】)
キャトリーヌ「メシー メシーマサ サヴァ?(この後短い早口マシンガントーク)
私:「ウイ ウイ ウイ(?)【じつは早すぎてあまり内容は解っていない】」
そして
私達は教会の外でライスシャワーの中を通り抜けてくる二人を待つのです