(まだ未完成です。 油絵 6号)
今、描いているのは、石膏の水浴の裸婦像です。
デッサンを何枚か位置を変えて描きましたが、かなり難しいです。
光と影の入れ方、絵具の色の使い方もなかなか微妙な色合いが多くて四苦八苦。
裸婦は筋肉の描き方がポイントなので、胸、お腹、腕、足と筋肉を描いていきます。
先生は若い頃に解剖学を勉強されたそうです。皮膚の下をリアルに描く難しさ、さて、どう仕上げていこうかと悩みます。
難しいので仲間で仕上げた人は少ないようです。
石膏の裸婦像は、デッサンでは良く課題となり基本を学ぶにも大事なので、かなりの時間集中して描きました。
昨日は休憩なしで集中しました。お茶も飲まず、お喋りもなく描き込みました。
帰り際に「今日は疲れました」と何気に先輩に話しかけたら「そんな時に上手くなっていくのよ」と笑顔でかえしてくれました。
そうなんだ~と心で思いながら、早く先輩みたいな絵を描けたら嬉しいんだけど、そう甘くはないでしょうね。
その先輩は20年近く油絵を描かれていて、ナイフを使った仕上げ方のセンスが抜群で、絵の展覧会でも何回か受賞されたそうです。
今の私には、どんな絵が得意なのか分かりませんが、少なくとも余りセンスが良いとは言えないようです。
石の上にも3年、石のなかにも3年?なので、マイペースで楽しみながら描いていけたらいいなと思っています。