DANCIN`HEART

あなただけが 私の恋人♪
 思い出して あの浜辺を♪
ふと見交わす あなたの瞳に 
赤い太陽が 満ちあふれて♪ 

水のある風景

2011年06月27日 | お出かけ

   水のある風景

美しかった五月と別れ 梅雨に入る

梅雨の花  花菖蒲 

うつむき加減に咲く紫陽花の

花言葉は 移り気

移り気な心は 罪?

 ひとときの

心のやすらぎを求め

水のある公園に佇む

時が止まったかのような 錯覚に

振り向くと

シラサギがいた

 水面を走る風に 心もざわめく

水のある風景は

何だかやさしい気持ちになれそうよ

 シラサギに出会ったうれしさに

子供のように笑みが溢れ出るなんて

私 なんだか、可笑しい?

 

夏の日を浴びて光る メタセコイアの木

秋には紅く葉を染めるモミジ

そう、ポプラの並木を

自転車で駆け抜けてみたい 

水のある風景に

しばし、乙女チックな夢を見る

胸の鼓動が鳴り 心がざわめき始める

止まらない

もう  あの日のまま・・・・

 

 

                                                 都立水元公園にて

 

 


可憐さに

2011年06月18日 | 

雨に濡れた若葉が美しい季節になりました。

我が家の玄関横に植えていた

ピエール ドゥ ロンサールという名のバラが咲きました。

芋虫に食べられないように、毎日のように見守りながら

固いつぼみが、いつ開いてくれるかと、気になっていました。

コロンとした丸いロゼット咲きの愛らしいクライミングローズです。

優しいピンクの色あいが、なかなかロマンチックで

フランスの詩人の名前から、その名がついたそうです。

私に夢を見せてくれそうな魅惑的な甘い香りです。

 

 

雨に濡れた花びらが今にも散りそうだったので

花瓶に挿してみました。 

今、エレガントなバラに夢中です  

愛とロマンスの究極のシンボルとして愛されてきたバラ。

その可憐さと華やかさには

誰もが虜になってしまいますね。


時空を超えて

2011年06月08日 | お出かけ

 

 風薫る5月の終わりに歩いた六義園の新緑がきれいでした。

早春の頃の弱々しかった若葉も、初夏にはしっかりとした青葉になるのですね。

現在残されている数少ない大名庭のひとつの六義園は、国の特別名勝として文化財保護指定されています。

87,809㎡という広大な敷地には、四季を通じて花が咲き、繊細で優雅な庭園は訪れる人を優しく包んでくれます。

庭園の向こうには、高層ビルが建ち大都会の喧噪が聞こえてきそうですが、ここだけは別天地のような静けさです。

元禄8年(1695)加賀藩の旧屋敷跡地を徳川綱吉から拝領した御用人の柳沢吉保が、

自らの下屋敷として造営した庭園。約2万7千坪の平坦な土地に土を盛って丘を築き池を掘り

7年の歳月をかけて起伏のある景観をもつ回遊式築山泉水庭園(かいゆうしきつきやませんすいていえん)が現出しました。

「六義園」の名称は、紀貫之が『古今和歌集』の序文に書いた「六義」(むくさ)という和歌の六つの基調を表す語に由来し

自らも和歌に造詣が深かった柳沢が、この「六義」を『古今和歌集』にある和歌が詠うままに庭園として再現し、

その設計は柳沢本人によるものと伝えられています。

 

5月にしては珍しい台風に落ち葉でいっぱいの小道。

315年経った今、この世の大変な変貌に驚き卒倒されるでしょうか・・・・。

100年後の日本、どう変貌しているか想像もできませんが、誰も皆、幸せだと言える国であったらいいですね。

新緑の山陰橋。どこか懐かしいように思うのは、日本の原風景だからなのか心がほんわりとして和みます。 

園内の八十八箇所の名勝と共に、元禄時代を代表する大名園の散策は、時代を超えてタイムトリップしたような気がしました。

時空を超える事ができるなら、元禄時代に飛んでみたいです。あのドラマ東○日曜劇場「 仁 」のようになったら大変だけど(笑)

現代と江戸の時代が交錯するという発想も含めてストーリーが面白いですね。

 流れる川の水面に太陽の光が反射して、枝垂れ紅葉が優雅に風に揺れるのを見ていると

和歌でも詠んでみたいような気分に駆られること間違いなしです。

  


美しさに魅せられて

2011年06月02日 | 

 

絵の好きな友人たち4人で旧古河庭園にスケッチに出かけました。

西洋と日本が調和する旧古河庭園は歴史的な名園ですが、斜面と低地という地形を活かした洋風な設計が素敵です。

小高い丘にある洋館、斜面の西洋庭園、低地に日本庭園というお洒落な造りは絵になりますね。

当時の頃の建物は現存していませんが、設計者は英国人建築家のジョサイア・コンドル氏です。

明治から大正にかけて、鹿鳴館・ニコライ堂・旧岩崎庭園洋館など手がけ日本の建築界の発展に貢献された方なんですね。

日本庭園の中心は心字池。心の字に似せて鞍馬平石や伊予青石などで造られた池。

優雅な曲線美に癒されますね。正面には荒磯、雪見灯籠、枯滝、石組み、背後には築山がみられます。

 テラス式の洋風庭園は、春と秋に大輪のバラが咲き、背景が洋館なので異国情緒豊かです。

庭園では、ピンク色したアンジェラがちょうど満開でした。小さな花弁がたわわに揺れて可憐なバラですね。

私の庭にも植えてみたいけど害虫や病気に耐えられる品種かな?

雨に濡れた大輪の赤いバラ、情熱的なその赤に見ているだけで心が華やぎます。

園内に咲くバラには全部に名前が付いていますが、メモしないととても記憶出来ません。

  ふんわりと薄いピンク帯びた白バラ。ちいさな蕾たちも花開く日を夢見ているのでしょうか。 

今にも降り出しそうな雨にスケッチできなくて、 庭園散策で終わりましたが、園内に咲くバラはどれもみな華やかで気品があり

華やかさと気品・・・バラの美しさに魅せられて今宵はバラの妖精にでもなりたい気分です。(笑)