光と追憶の変奏曲

ジャン＝パテイスト・カミーユ・コロー展（光と追憶の変奏曲）に行って来ました。
コローは好きな画家の一人です。
なかでも、モルトフォンテーヌの思い出（１８６４年）。
夢想的な森の風景が詩情あふれるように描かれてて、
今にも妖精が現れてきそうな１９世紀の北フランスの田園風景に
私の心も魅了されっぱなしでほんとに癒されました。






美術館庭園にある彫刻作品



国立西洋美術館前です。反対側に歩くと上野ZOOがあります。

コローの絵に描かれている女性は、実在の方も含めて
空想的な人物画が存在感をもって描かれています。
コローの鋭敏なレアリスムの感覚と抜群の造形力によって
革新をもたらした風景画は、フランス美術の伝統の正統なる後継者とみなされ、
晩年のコローは旅した土地を追想し、詩的な風景画を残しています。
コローの芸術に深い影響を受けた画家たち、モネやルノワール、シスレー、ピカソ等などの作品の
数々も比較展示されていました。
コローが愛した想いでの風景を、耳を澄まし聴いてみました。
彼の世界にどっぷり浸った午後の夢幻なるひとときでした。

心こそ 大事なれ

【くにのあとさき】東京特派員・湯浅博　なぜ絶望と闘えたのか(産経新聞) - goo ニュース



何よりもこの事件で驚いたのは天から地になった事です。

９年という月日は長いと思います。

もっと早く判決が下されないものかなと思うのは、私だけでしょうか？

日本の裁判は余りにも年数が係りすぎのように思います。

早ければ良いと言うのではないのですが、当事者も関係者も消耗し過ぎるのでは？

この「母子事件」当初、あまりにも惨いニュースに愕然としました。

小さな子までが犠牲になったからです。

人の命をこんな形で奪ってもいいのでしょうか？

この長い年月を、闘って来られた被害者の方の思いを知った時、ただただ頭が下がる思いでした。

もし、私の夫だったらこんなに真剣に真向こうから闘えないと思います。

あっさり「仕方がないな～」で終わりそうです。

そんな事考えると、少し淋しくなりますが（苦笑）

それにしても、想像を絶するような凄惨な事件がどんどん起きていますね。

昔の日本では、人の心ってこんなに荒れてはいなかった。

若者の余りにも短絡的思考に、正直いって驚愕です。

本を買いに街にも出れない気持ちです。

背景には核家族が増え、年配者の豊かな知識と体験を知り得ないからでしょう。

今、年配者とのふれあいをもっと深めていくにはどうしたらいいのか考えます。

先日TVで、認知症の高齢者と学童保育の子供たちを同じ屋根の下でお互いに触れあう事での温かさを公開していました。

そうです、触れ合うことの大事さを認識し合えたら、心に灯りが点るでしょう？

知識も経験も豊かな年配者を、決して疎かにしてはいけないという教育そのものの基本を、

いま一度伝えてほしいと思うこの頃です。

全ての犯罪の原点は、どこにあるのか？それは「心」にあると考えるからです。

心こそ　大事であって欲しい。

モデルも疲れるなぁ

連日の猛暑で、自慢の長～い毛を短く切る事にしました。

　　　トリミング前のエル　



　　トリミング後のエル　



どう？イケテル？ポーズとってねってご主人様が言うんだけど、
これで目いっぱいだよ～～



ポーズ二枚目。後姿もカワユイでしょう？
こんなカワユイ僕を見て、パパさんは「うん、　みたいだなぁ～」って




ポーズ３枚目。あ～疲れたなぁ～モデルも大変だワン

お星様になって

ご近所のワンちゃんが、お星様になりました。

今の住宅に越してきた頃２歳だったヨーキーのLちゃんは、かなりの美貌の持ち主でした。

我が家の初代ヨーキーのアトムは当時３歳で、Lちゃんのことお気に入りでした。

美形が好きなのはパパ似でしょうか（笑）いつもLちゃんの傍にいってはノーと顔を振っていたLちゃんでした。

そのアトムはなんと５歳５ヶ月で突然お星様になりました。

気管虚脱という持病があって、いつもゼロゼロいっていて呼吸がうまくできなかったのでしょう。

肺に水がたまっていたらしく、それが致命傷になりました。

突然の死でしたので、待っていたのはペットロスでした。

外出して帰ってきても、迎えてくれるアトムの姿がなく........。

愛犬を失くした悲しみに沈むだけ沈んでいました。

そんなある日、犬友が焼いたクッキーを私に差し出しながら「また、ペット飼えばいいじゃない」って慰めの言葉。



色々と葛藤の末、同じヨークシャテリアを飼う事にしました。

今のエルです、エルは８歳になりました。アトムがお星様になって８年が過ぎたんですね。

初めはエルの中にアトムの姿を探していましたが、今は違いますエルはエルです。

いつかこの子も私の年齢を追い越していくことを考えると淋しくなりますが、今を精一杯抱きしめていたいと思います。

星になった二人は、仲良く並んで遊んでいるでしょうか？

相変わらずLちゃんにノーと言われているでしょうか？

きっと空から私達の事を、見守ってくれているでしょうね。

身体はひとつ

ん～なんだか夏バテかなと思ったので、行き付けのスーパーで、とびっきり最高級

の次くらいの和牛焼肉用を買った。夏バテには、やはり焼肉でしょう！！

最近では、お魚も大変高価になってきて、お肉より高いお魚が店先に並ぶ。

なかでも金目鯛が好き、甘辛く煮付けた金目鯛の美味しいこと！

今はかつおのたたきが旬なので、リーズナブルでお勧めかな。

専業主婦だけど、お料理が苦手。１分たりともキッチンに立っていたくない。

子供が小さい頃はそれなりに、お子様メニュー中心に作っていたし、パンもケーキも焼いていた。

基本的には不得手なので、いつも手を抜くことばかり考えています。

なるべく手作りで、化学調味料なしの料理を心がけているけれど

スパイスが効かない分、味がでないので家族に言わせると、いまいちのお料理らしい。

たまに外食をすると、いかに外食のメニューには添加物が多いかが分かる。

自然食品のお店やナチュラル志向のお店も増えつつあり、食の安全意識レベルが上がる事は嬉しい。

私にできる事は、家族が健康で元気な生活が送れるように健康管理に気を使う事。

食の安全は、つまり健康な身体のベースとなると思っている。

夫婦ふたりだけの食事が多くなってくると、つい甘えが出てしまう。

夫はなにも文句を言わない人なので、気を使う事もない。

お酒やタバコ等の嗜好がないので、食事タイムも早く食費も軽くて助かっている。

実は内緒の話、その浮き分で私はこっそり好みのお洋服を買っている。

これだけはシングルの頃からの習慣で、なかなか止められない。

「身体はひとつだよ」と、夫は言う。確かにひとつだ。お陰で私は毎日順番に着こなすのに忙しい？





先日、新宿伊○丹の中にあるお店で注文した「紫陽花御膳」
ヒレカツと海老が付いて割とさっぱりして美味しかったです。



　　三品は鯵の酢の物・卯の花、もう一つなんだったかな～口当たりが柔らかく食欲をそそります♪

愛と死のアラビア

今回の宝塚花組公演の演目は、「愛と死のアラビア」です。

アラブの戦士として生涯を終えた、実在の人物を描いたローズマリー・サトクリフ著

「血と砂ー愛と死のアラビア」を元に風のように生き、砂のように消えたアラブの英国人トマス・キースの真実の物語です。

真飛聖さんの花組トップになられて初めての主演披露公演です。

前回の月組公演を外してしまったので、１ヵ月半ぶりの観劇でした。

宝塚歌劇の世界はマニアックなので、好みもはっきり分かれるところでしょうね。

以前の私もそうでしたから、まさか「宝塚歌劇」に嵌まるとは思ってもみませんでした。

ふとしたことから始まった宝塚歌劇通いでしたが、まだまだひよこっこです。

素晴らしく宝塚通な方も多くて、ジェンヌ名をニックネームで言われると殆んど分かりませんね。

宝塚乙女を開いて調べたりしますが、昔のジェンヌさんは難しいです。

では、宝塚歌劇の何処に惹かれたのかと問われれば、以下の通りです。

華やかさ、豪華絢爛さ、宝ジェンヌさん達の頑張っている美しさ、応援しているジェンヌさんが組トップまで

上り詰めていくサクセスストーリーでしょうか。応援しているジェンヌさんが、トップスターになられるのは嬉しいですね。






２階フロアから正面のシャンデリアをパチリ！開演前３０分です。




東京宝塚劇場内の正面階段の赤い絨毯を何段か上がったところでパチリ！

友人と二人のところを、傍にいた方にお願いして撮ってもらいました♪

花の名を

写真に収めた花を画像UPし、花の名前を書きこもうとしました。

それなのに花の名前が出てきません。

見慣れているはずの花ばかりなのに、なぜ思い出さないのだろう？

こんなことなかったのに、どうしてしまったのか情けないなぁ～

花図鑑を引っ張り出して、あ～あそう～そう「ペンタス」と頷きながら書き込む。

暑さのせいかなぁ～それとも年齢なのか？にしても少し重症すぎないかな？

ちょっとだけハートがブルーに染まるけれど、ブルーは好きな色なの。



星形の小さな小花を、球状に咲かせて可愛いペンタスの花。

アフリカ及びアラビア半島が原産地。小紫陽花に似て好きな花のひとつです。



紫帯びた深みのある赤も、好きな色。こんな色のTシャツも悪くないかも。
最近は、他のと合わせやすい、黒か白が多いモノクロカラー。
時には華やかな色のドレスを着てみたいけれど、どうも勇気がない。

幸せのものさし

先日の森山良子さんのコンサートで「駅」を聴いていたら、

竹内まりやさんの歌をよく聴いていた３０代の頃のことが、何故かふわ～っと懐かしく想い出された。

「駅」、そうTVドラマの主題歌でした。

今売り出し中の「幸せのものさし」も、某TV局金曜ドラマ『Around 40～注文の多いオンナたち～』の主題歌。

幸せを測るものさしって、自分の中にあるかしら？人と比べて測れるものでもなさそうだけど？

竹内まりやさんの天海祐希さんとのコラボもまた新鮮でいいですね。

天海さんの演技も面白いし結構好きなんです、頷けるんですね～。

真矢みきさんが結婚を決められましたね～同じ宝塚出身の天海さん、まだなのかしら？ちょっと気になりますね。

竹内まりやさんも、CD発売だけでコンサートの予定はないのかしら？

生のまりやさんを聴きたい～見たいわ～～。

なんとネットでCD購入してしまいました。こういうの衝動買いっていうのかしら？


幸せのものさし 竹内まりや 歌詞情報 - goo 音楽

この広い野原いっぱい♪

　　　　　　この広い海いっぱい　咲く舟を　
ひとつ残らず　あなたにあげる　
　　　　　　　 　青い帆に　イニシャルつけて　　



「この野原いっぱい」と言えば、森山良子さんですが、

義姉からコンサートのチケットを頂いたので、都内ティアラこうとうへ行ってきました。

「この広い野原いっぱい」でデビュー、「禁じられた恋」でミリオンセラー。

「涙そうそう」「さとうきび畑」透明感のある透き通った声が魅力ですね。

コンサートの二部のテーマは「春夏秋冬」。

サザンの「真夏の果実」陽水の「少年時代」竹内まりあ「駅」と私の好きな曲ばかりを、良子風に熱唱でした。

　　　　夏が過ぎ風あざみ　誰のあこがれに　さまよう　

　　　　青空に残された　私の心は　夏模様　　

陽水さんの「少年時代」の歌詞、この繊細さがいいですね～

誰の憧れにさまよう～～さまようって若さゆえでしょう？

今、さまよう～っていったら、心もとないかも.....

竹内まりあさんの歌も、揺れる女心の歌詞が好きでよく聴いていました。
　
２時間半にわたるコンサートでしたが、２０曲以上の曲をパワフルに熱唱でさすがエンターティーメント。

ラストは、田舎に泊まろう！のエンディングテーマ「君にありがとう」。

「１０年後の自分はちょっと想像つきませんが、また、皆様にお会いしましょうね。」

赤いロングドレスの彼女は、笑顔でそう挨拶されました。

１０年後の私も、なんだか想像できるようなできないような、そんな気持ちです。


この広い野原いっぱい 森山良子 歌詞情報 - goo 音楽


駅 竹内まりや 歌詞情報 - goo 音楽

少年時代 井上陽水 歌詞情報 - goo 音楽

絵の具

写真の絵は展覧会会場で、いちばん気に入った作品です。（以前、載せましたね）

画材店から夏のバーゲンセールの案内が届いたので、夫と二人で出かけました。

キャンバスが５０％オフ絵の具その他２０％オフなので、キャンバス６号８号絵の

具も何点か選び、筆や筆洗い液、油と合計１２品目になりました。

絵の具選びに迷いました。まだまだ使う色の名前も分からないし、どう合わせてど

ういう色になるのかが、多分こんな色かなぁ～位です。

それでも絵の具選びは楽しいです。先日も、ロフトで絵の具を見て名前で選んでし

まいました。青でもいろんな青があってその色を頭の中のパレットにのせて色遊びです。

学生時代、美術には余り興味がなくセンスも才能もなかったけれど、今、絵が好き

になりもっと楽しみたいと思っています。