幼少時代から家には、小鳥や犬がいました。祖父が親戚から貰ってきたそうです。ドルとジョンという名で二頭いました。番犬として飼っていたのでしょうね。それから、鶏もいたかしらね。
祖父は戦後、かき氷と大判焼きの店を構えてアイスキャンデーの店で叔父夫婦と一緒に冷菓店を開き当時はかなり繁盛したようです。
それで隣町に土地を購入し◯◯冷菓店として郡部の店に入れていました。昭和半ばは活気がありましたが 大手の明治や森永におされて冷菓店としては赤字営業になり祖父は庭を拡大してアパートを創りました。
祖父はかなりの肥後もっこすでしたから、ご近所の方々は幸いにも上手にお相手してくださいました。
熊本城迄徒歩30分という立地でしたが、熊本地震で鉄筋コンクリ一トの家の土台が壊れたので従妹弟が市の行政に合わせて敷地は今も更地のままです。住んでいた家も解体され何もない跡地に佇むと今は亡き祖父母と母が天国で私を見守ってくれるような気がします。実家に帰った時には、隣町の先祖代々の墓地に花と線香をあげています。市の一等地にある霊園の持ち主は◯◯寺で、この霊園から引っ越していきたいという話を叔母から聞きしましたが、その後まだ今のままのようです。住職の方は東京でサラリーマンだった長男さんを帰京するようにお願いされたと叔母から聞いています。その叔母たちも高齢で今は施設にお世話になつていて帰熊の折に会うのですが、私の事を覚えていてくれるかしらね?