NECOで「魔法騎士レイアース」(1994年制作)と、キッズステーションで「カードキャプターさくら」(1998年制作)が始まったので録っています。どちらも、CLAMP先生原作で、どちらもその年を代表するアニメになっていますね。(当ててるなあ…CLAMP)特に「カードキャプターさくら」の完成度の高さは、個人的には“衝撃”と言っていいものが走りました。魔法少女ものは一回ここで極まったという気がする…。とか言いつつ、翌年には速攻で「おジャ魔女どれみ」がスタートするワケですが!(汗)「レイアース」もね。平野俊弘監督の中で一番良い仕事じゃないかなあ~って思っています。なんかあの人、異様に(スーパーロボット/特撮系に)趣味丸依りな感じの作品作るんで…(汗)「吸血姫美夕」とか「レイアース」とかちょっと距離感が出ている作品の方がいい感じだったりしますよね?wあとチャンネルTBSで「ばくはつ五郎」(1970年制作)もはじまったので、これもチェック。たしか、ちょっとスポーツ万能、「若大将」な(?)感じの学園もの…のはず。だよね?(汗)

世間様で「真マジンガー衝撃!Z編」なる「マジンガーZ」のリメイクが流れたりしているので、思い出したように「CBキャラ永井豪ワールド」(1990年制作。全3巻)をレーザーディスクからレストアしますた。…いや、これに登場するマジンガーZが異様にカッコよくってwOPアニメのロケットパンチの出方とか、光子力ビームが「び~~!」じゃなくって「びしゅん!」と瞬間の閃光だけとか、ブレストファイアーで胸の塗装が溶けちゃう所とかw
元々は原作準拠の「デビルマン」をOVAシリーズでリリースしようという企画だったんですけど「誕生編」と「シレーヌ編」をリリースした所で完全に頓挫したらしく…気がついたらこのギャグアニメになっていた…って文脈が分かんないと、なんか突発的に始まる物語になってしまうんですけどねw…まあ「誕生編」で目出度く不動明がデビルマンとなれた所で、次の「シレーヌ編」に行くかと思いきや、朝起きてみたらニ頭身キャラになっていたよ?その謎を解き明かして、本来の企画である「リアル・デビルマン」に戻るため、不動明と飛鳥了の旅がはじまった!…って感じの物語かな?

これで稼げたら、またOVA「原作デビルマン」にこぎ着けようという意図があったんでしょうけど、どうやらそこまでは当たらなかったみたいです(良い出来でそれなりに評価はあると思いますが)。…でも、もともと、マンガとして神ネームの結晶とも言える原作「デビルマン」を真っ当に映像化するのは至難に思えるんですが、この作品は“CBキャラ”というギャグに落して距離を置いた分、返って永井豪という作家の世界に迫っている感じさえするんですよね。
たとえば、この物語の旅の果てに飛鳥了ことサタンは、やっぱり不動明を殺してしまうんですけど、その時既に捕獲していた神様・豪ちゃんに(この辺は作品観ないと説明が長くなる)「てめぇ、神様なら、なんとかしろよ!」って泣きつくのですよね。でも、この神様は、不動明を元に戻す(既に起きてしまった物語を無かった事にする)のは、断固拒否しますが、もう一つ、“別の世界(物語)”を創造して、そこに不動明を別のキャラクターとして転生させる事は、こっそりやってあげるんです。その別の世界(物語)というのは言わずと知れた「バイオレンス・ジャック」の事ですがw
…何か僕は、その物語にすごい納得してしまったんですよね。「デビルマン」→「バイオレンス・ジャック」を直接繋げるより、この「CBキャラ」を間に入れる方が分っちゃう気がしてしまうwサタンというのは永井豪ワールドの中で、最も「神」に近い…ほとんどそのものと言っていい権限を与えられたキャラだけど、あの世界はサタンがそうしたんだ、創造ったんだ……というより、豪ちゃんが泣き伏すサタンのために、こういう世界をもう一つ創造った…という方が“真相”に近い気がするんですよねw不動明が「この世界は俺たちにとって息抜きの世界かもしれない」と想像するんですが、それも本当に豪ちゃんの頭の中はそうなんだろうなあ…と。アイデア段階でまだ外に出ていない、この世界は、キャラ同士が敵も味方も関係なく、わいわい楽しく離反集散しているんですよね。
まあ、そんなワケで、飲み屋で思いついただけのような企画に見えるのに妙に完成度が高い「世界の謎」とかw動いているドナウα1含め、こっちの方が原作準拠率高いんじゃね?って感じの「マジンガーZ」とかwなかなかに見所が沢山ある「CBキャラ」なんですが、個人的にはここを推したい!というか、1周目でサタンが出て泣くことを確認してからの、2周目が良かったんですが!この物語の飛鳥了(サタン)が良い!というか、この飛鳥了は不動明が大好きな事が隠れていないのがよい!(`>ω<´) …もうね。なんかね。僕、そのセリフの一つ一つに萌え散りそうになりましたもんw

(不動明に)「…笑うと…殺すっ!(涙声)」
(牧村ミキに)「オレと明の仲を邪魔する小娘。死ぬがよい!」
ここらへんのセリフとかサタンが言っているかと思うと、もう、鼻血ブーもんですよ?(´・ω・`)CBキャラたちは基本、原作の内容を了解しているという不思議なバランス設定が施されているため、了がサタンである事を隠す必要がなくって、こういうミキちゃんへの嫉妬心(というかすぐに“殺す”ってところまで行っちゃうあたりがサタンらしいけどw)とかギャグとして扱われ、またその決断力も、超能力も隠すことなく発揮されるために、サタンが回りを巻き込んで物語を引っ張って(原作も裏側ではモロにそういう構造なんですけどね)いっています。このOVA、とにもかくにもサタンをアニメで出せた事には意味があると思っているし、その能力ゆえ基本休眠させられてしまうデウス・エクス・マキナ級の魔神が“活躍している”ってだけでも、なかなかの快作って言えるんじゃないかと思います。


世間様で「真マジンガー衝撃!Z編」なる「マジンガーZ」のリメイクが流れたりしているので、思い出したように「CBキャラ永井豪ワールド」(1990年制作。全3巻)をレーザーディスクからレストアしますた。…いや、これに登場するマジンガーZが異様にカッコよくってwOPアニメのロケットパンチの出方とか、光子力ビームが「び~~!」じゃなくって「びしゅん!」と瞬間の閃光だけとか、ブレストファイアーで胸の塗装が溶けちゃう所とかw
元々は原作準拠の「デビルマン」をOVAシリーズでリリースしようという企画だったんですけど「誕生編」と「シレーヌ編」をリリースした所で完全に頓挫したらしく…気がついたらこのギャグアニメになっていた…って文脈が分かんないと、なんか突発的に始まる物語になってしまうんですけどねw…まあ「誕生編」で目出度く不動明がデビルマンとなれた所で、次の「シレーヌ編」に行くかと思いきや、朝起きてみたらニ頭身キャラになっていたよ?その謎を解き明かして、本来の企画である「リアル・デビルマン」に戻るため、不動明と飛鳥了の旅がはじまった!…って感じの物語かな?


これで稼げたら、またOVA「原作デビルマン」にこぎ着けようという意図があったんでしょうけど、どうやらそこまでは当たらなかったみたいです(良い出来でそれなりに評価はあると思いますが)。…でも、もともと、マンガとして神ネームの結晶とも言える原作「デビルマン」を真っ当に映像化するのは至難に思えるんですが、この作品は“CBキャラ”というギャグに落して距離を置いた分、返って永井豪という作家の世界に迫っている感じさえするんですよね。
たとえば、この物語の旅の果てに飛鳥了ことサタンは、やっぱり不動明を殺してしまうんですけど、その時既に捕獲していた神様・豪ちゃんに(この辺は作品観ないと説明が長くなる)「てめぇ、神様なら、なんとかしろよ!」って泣きつくのですよね。でも、この神様は、不動明を元に戻す(既に起きてしまった物語を無かった事にする)のは、断固拒否しますが、もう一つ、“別の世界(物語)”を創造して、そこに不動明を別のキャラクターとして転生させる事は、こっそりやってあげるんです。その別の世界(物語)というのは言わずと知れた「バイオレンス・ジャック」の事ですがw
…何か僕は、その物語にすごい納得してしまったんですよね。「デビルマン」→「バイオレンス・ジャック」を直接繋げるより、この「CBキャラ」を間に入れる方が分っちゃう気がしてしまうwサタンというのは永井豪ワールドの中で、最も「神」に近い…ほとんどそのものと言っていい権限を与えられたキャラだけど、あの世界はサタンがそうしたんだ、創造ったんだ……というより、豪ちゃんが泣き伏すサタンのために、こういう世界をもう一つ創造った…という方が“真相”に近い気がするんですよねw不動明が「この世界は俺たちにとって息抜きの世界かもしれない」と想像するんですが、それも本当に豪ちゃんの頭の中はそうなんだろうなあ…と。アイデア段階でまだ外に出ていない、この世界は、キャラ同士が敵も味方も関係なく、わいわい楽しく離反集散しているんですよね。
まあ、そんなワケで、飲み屋で思いついただけのような企画に見えるのに妙に完成度が高い「世界の謎」とかw動いているドナウα1含め、こっちの方が原作準拠率高いんじゃね?って感じの「マジンガーZ」とかwなかなかに見所が沢山ある「CBキャラ」なんですが、個人的にはここを推したい!というか、1周目でサタンが出て泣くことを確認してからの、2周目が良かったんですが!この物語の飛鳥了(サタン)が良い!というか、この飛鳥了は不動明が大好きな事が隠れていないのがよい!(`>ω<´) …もうね。なんかね。僕、そのセリフの一つ一つに萌え散りそうになりましたもんw

(不動明に)「…笑うと…殺すっ!(涙声)」

(牧村ミキに)「オレと明の仲を邪魔する小娘。死ぬがよい!」
ここらへんのセリフとかサタンが言っているかと思うと、もう、鼻血ブーもんですよ?(´・ω・`)CBキャラたちは基本、原作の内容を了解しているという不思議なバランス設定が施されているため、了がサタンである事を隠す必要がなくって、こういうミキちゃんへの嫉妬心(というかすぐに“殺す”ってところまで行っちゃうあたりがサタンらしいけどw)とかギャグとして扱われ、またその決断力も、超能力も隠すことなく発揮されるために、サタンが回りを巻き込んで物語を引っ張って(原作も裏側ではモロにそういう構造なんですけどね)いっています。このOVA、とにもかくにもサタンをアニメで出せた事には意味があると思っているし、その能力ゆえ基本休眠させられてしまうデウス・エクス・マキナ級の魔神が“活躍している”ってだけでも、なかなかの快作って言えるんじゃないかと思います。
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