http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10403.html#578
■MY SWEET SUNDAY(あだち充+高橋留美子)
少年サンデー50周年記念という事で、あだち充先生と高橋留美子先生が合作でサンデーの思い出を語られていますね。…僕がちょっと高橋先生を(ホームラン率)完全10割と評しているのですが、ちょっとそれは正しく無かったですね(汗)確かに「ダストスパート」もあるし(かなりパイロット的な意味合いが強い作品だと思うけど)「1ポンドの福音」もアニメ化までしたけど、大ヒットかというと難しい所(汗)
まあそれはそれとして、僕は思うんですが。あだち先生にしても高橋留美子先生にしても、これだけのヒットを量産してきたのは、本人の才能が第一である事は間違いないんですけど、少年サンデーという雑誌に拠る所も大きいのではないかと思っています。まあ、僕がかなりサンデーファンだって事もありますが…。
たとえばマガジンの「コータローまかり通る!」の蛭田達也先生とか、「はじめの一歩」の森川ジョージ先生とか、僕は煌めくような才能の持ち主だと思うんですが、もう何か「コータロー」以外、「はじめの一歩」以外、描けるかどうか分りませんしね…。「ワンピース」の尾田先生だって読切読んだ時は天才としか思えなかったんだけどw…今でも天才ですがwでも、もう「ワンピース」以外描けるのかなあ?って思ってしまいますね。荒木飛呂彦先生の「JOJO」は…………「JOJO」というフォーマットが発明過ぎるのでwあれはあれでいいかもしれませんけどw
対してサンデー…特に黄金期を支えた作家さん達は……小山ゆう先生、村上もとか先生、細野不二彦先生、なんかは最新作=代表作と言えるような素晴らしい仕事をし続けていますし、その後の方々もレガシーに頼らない、良質な仕事をしている人が、サンデー出身に多いような気がします。ま……僕の印象に過ぎないかもしれませんが。一発屋だけじゃない、良作を量産できる作家を多く輩出している……ゆえにサンデーといえば名門であると僕は思っているんですよね。(…今?いまはどうかしらん?とか言っちゃおうかな?w)
いえ、何も一本大傑作を作るマンガ家より、良作秀作を何本も作るマンガ家の方が優れている……なんて話がしたいワケではないんですが(汗)ただ、まあ“いい子”ぶるのを止めていうと、僕はマンガが好きなので、より多くの人がマンガを好きになってもらいたいんですよね。そして、そのために才能がある作家さんはより多くの代表作を発表し続けて欲しいとそう思っています。「好き」と「そうでない」の単純二極化した話をすると「ワンピース」が面白いだけでは、その人は「ワンピース」が好きになるだけで、マンガを好きにはならないと思うんですよね。でも尾田先生がまた別の作品を発表して「ワンピース」とその作品を好きになったもらったら……まあ、やっぱり尾田先生が好きになるだけで、マンガを好きにはならないかもしれませんが…(汗)それでも1段階段を上がっているとは思うんですね。
ん~っと…繰り返しますが“いい子”ぶるのを止めてシビアに言うと、今僕は、マンガ家になれるだけでそれは才能だけど、ではその才能集団の中で、上の人も下の人も、才能ある人も無い人も、皆みんなでがんばってマンガを盛り立てて、マンガ好きな皆みんなでマンガ好きを増やしていこうね~~?みんながそれぞれがんばれば、マンガ全部が(新規の読者を取り入れ続ける程に)「面白く」なるよねえ~なんていい子な話をしているつもりはなくって天才はそれを背負えと言う話をしているんです。多分、パイを増やすなんて芸当、天才と、狙ってできない何かの偶然にしかできなくって。だから「マンガ編集は天才を一本で殺すな」…と、そう思うんですよね。で、かつての少年サンデーはそういう「マンガを繁栄させる作家」を多く生み出して来たように思えるんですね。…中で何をしていたか?なんて事は測り知れませんけど、外から見た“印象”では。
まあ、僕も中の人の努力は知らない事ですし、今がどうだと言う話にするつもりもないんですが…まあ才能がある作家さんの作品はもっといろいろなパターンのものが読みたい……その為には、ぶっちゃけ、いい頃合いに、いい終わり方で、次の作品に行って欲しいなと。その作品に“飽きる”前に“いい終わり方”をされると、多分、次の作品を読まずにはいられなくなるよ?と。そう思ったりもしますね。
※…んんん、もう一本全く別の話を添えるつもりだったんですが、時間が無くなったな…まあ、またの機会に。
■MY SWEET SUNDAY(あだち充+高橋留美子)
少年サンデー50周年記念という事で、あだち充先生と高橋留美子先生が合作でサンデーの思い出を語られていますね。…僕がちょっと高橋先生を(ホームラン率)完全10割と評しているのですが、ちょっとそれは正しく無かったですね(汗)確かに「ダストスパート」もあるし(かなりパイロット的な意味合いが強い作品だと思うけど)「1ポンドの福音」もアニメ化までしたけど、大ヒットかというと難しい所(汗)
まあそれはそれとして、僕は思うんですが。あだち先生にしても高橋留美子先生にしても、これだけのヒットを量産してきたのは、本人の才能が第一である事は間違いないんですけど、少年サンデーという雑誌に拠る所も大きいのではないかと思っています。まあ、僕がかなりサンデーファンだって事もありますが…。
たとえばマガジンの「コータローまかり通る!」の蛭田達也先生とか、「はじめの一歩」の森川ジョージ先生とか、僕は煌めくような才能の持ち主だと思うんですが、もう何か「コータロー」以外、「はじめの一歩」以外、描けるかどうか分りませんしね…。「ワンピース」の尾田先生だって読切読んだ時は天才としか思えなかったんだけどw…今でも天才ですがwでも、もう「ワンピース」以外描けるのかなあ?って思ってしまいますね。荒木飛呂彦先生の「JOJO」は…………「JOJO」というフォーマットが発明過ぎるのでwあれはあれでいいかもしれませんけどw
対してサンデー…特に黄金期を支えた作家さん達は……小山ゆう先生、村上もとか先生、細野不二彦先生、なんかは最新作=代表作と言えるような素晴らしい仕事をし続けていますし、その後の方々もレガシーに頼らない、良質な仕事をしている人が、サンデー出身に多いような気がします。ま……僕の印象に過ぎないかもしれませんが。一発屋だけじゃない、良作を量産できる作家を多く輩出している……ゆえにサンデーといえば名門であると僕は思っているんですよね。(…今?いまはどうかしらん?とか言っちゃおうかな?w)
いえ、何も一本大傑作を作るマンガ家より、良作秀作を何本も作るマンガ家の方が優れている……なんて話がしたいワケではないんですが(汗)ただ、まあ“いい子”ぶるのを止めていうと、僕はマンガが好きなので、より多くの人がマンガを好きになってもらいたいんですよね。そして、そのために才能がある作家さんはより多くの代表作を発表し続けて欲しいとそう思っています。「好き」と「そうでない」の単純二極化した話をすると「ワンピース」が面白いだけでは、その人は「ワンピース」が好きになるだけで、マンガを好きにはならないと思うんですよね。でも尾田先生がまた別の作品を発表して「ワンピース」とその作品を好きになったもらったら……まあ、やっぱり尾田先生が好きになるだけで、マンガを好きにはならないかもしれませんが…(汗)それでも1段階段を上がっているとは思うんですね。
ん~っと…繰り返しますが“いい子”ぶるのを止めてシビアに言うと、今僕は、マンガ家になれるだけでそれは才能だけど、ではその才能集団の中で、上の人も下の人も、才能ある人も無い人も、皆みんなでがんばってマンガを盛り立てて、マンガ好きな皆みんなでマンガ好きを増やしていこうね~~?みんながそれぞれがんばれば、マンガ全部が(新規の読者を取り入れ続ける程に)「面白く」なるよねえ~なんていい子な話をしているつもりはなくって天才はそれを背負えと言う話をしているんです。多分、パイを増やすなんて芸当、天才と、狙ってできない何かの偶然にしかできなくって。だから「マンガ編集は天才を一本で殺すな」…と、そう思うんですよね。で、かつての少年サンデーはそういう「マンガを繁栄させる作家」を多く生み出して来たように思えるんですね。…中で何をしていたか?なんて事は測り知れませんけど、外から見た“印象”では。
まあ、僕も中の人の努力は知らない事ですし、今がどうだと言う話にするつもりもないんですが…まあ才能がある作家さんの作品はもっといろいろなパターンのものが読みたい……その為には、ぶっちゃけ、いい頃合いに、いい終わり方で、次の作品に行って欲しいなと。その作品に“飽きる”前に“いい終わり方”をされると、多分、次の作品を読まずにはいられなくなるよ?と。そう思ったりもしますね。
※…んんん、もう一本全く別の話を添えるつもりだったんですが、時間が無くなったな…まあ、またの機会に。