9月第5週:BE BLUES(第77節 終戦)
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【漫研】
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この週、『BE BLUES』(作・田中モトユキ)では麻倉中との決着がつき、龍のいる大浦東は高松宮杯予選を敗退してしまうわけですが…。それはともかくナベケンがかっこいいですねえ!!
『BE BLUES』は、将来を嘱望されるサッカー少年である一条龍ちゃんが、その才能と努力で「18歳で全日本の代表入り」という自らの計画を着実にこなして行く物語……かに見えたが、龍ちゃんは事故により大怪我を負い、長いリハビリから回復はしたものの、その煌めくような身体能力は失われてしう。…しかし、それでも龍ちゃんは全日本代表を目指すという物語。
ナベケンというのは今回の麻倉中のキーパーで、小学校時代からの龍のライバルなんですが、こいつメチャメチャかっこよくって頼もしいです。龍ちゃんいなかったら主人公やれるくらいのキャラ格を持っている。…で、戦いがPK戦になった時点で、ナベケンの勝ちというか勝負は水モノではあるんですが、ナベケンのキャラ格がそういう淀みを許さなかったという感じに麻倉が勝ち切ってしまいます。
ある意味で龍ちゃんの将来がかかった試合で負けるわけにいかない試合だったのに負けてしまった…という試合の描きにシビアな『BE BLUES』らしい展開でしたね。
そのナベケンが今、龍のチームメイトなんですよねえ!この嬉しさ、頼もしさが堪りません。この頼もしさ『キャプテン翼』の若林くん以来です。ぶっちゃけ今『BE BLUES』は、相当「ウホッ!いい男!」が揃ったマンガになっています。