物語三昧ラジオ~『センゴク外伝桶狭間戦記』
『ヴィンランド・サガ』~その愛を疑う果て
『魔法少女まどか☆マギカ』~決意と祈りの物語
なんでこんな事になっているのか。本来、保護者に護られているべき少女たちが、その無垢な心のまま“世界”とまともに交渉をしなければならない物語。それが『まどかマギカ』。 ……という一つの“観え方”はあるかな?とそう考えていますね。その象徴……というより、まさにエージェントがキュゥべえという事です。
そして恐い契約でも、交渉すべき契約はある。交渉しなくてはならない契約はある。(この契約がそうとは言わないけど)…繰り返しますけど『まどマギ』は、その能力を“少女”に求めているのが一番“悪質”な所だと思ってますよ?(´・ω・`) キュゥべえは、交渉相手の決断する意志は奪わないんですよね。それが本当に“恐い”。そこを奪ってくるなら、そいつは間違いなく“悪”です。(この場合の“悪”とは暴力で処するしかない相手という意味です)それは、これまでと同じような定番のヒーロー/変身魔法少女の出番ですが、そうではないと思う。そうではない所が恐ろしい。
2011年1Qアニメ選考@漫研ラジオ《結果発表》
2011年1Qアニメ選考@漫研ラジオ
『R.U.R.(Rossum's Universal Robots)』その原点にして…
ドミン「ああ、アルクイスト、そのとおりだ。お嬢様、そうなるのです。しかし一〇年もすれば、ロッサム世界ロボット製作所が小麦や布地など、何でも売り出すようになります。そうすれば物の価格なんてものは、実質なくなってしまうでしょう。貧困もなくなる。労働もすべて生きた機械がやってくれる。誰しも気兼ねなく自由になり、労働という我々にふさわしくないものから解放されるのです。すべての人間が、自己を完成するためだけに生きられるでしょう」 ヘレナ「そうなんですか?」 ドミン「もちろんです。もはや運命ですよ。そして人間が人間に隷属することも、人間が物の奴隷になることも終わりを告げるでしょう。無論、その前におそろしいことがおこるでしょうが、それは避けられません。しかし、もうパンを得るために命をなげうったり、暴力をふるう必要もありません。ロボットは物乞いの靴ですら磨くでしょうし、家の中にベッドをも用意するでしょう。」 (『R.U.R.』第一幕より)
あったさ!海へ出たこと!冒険!そしていろんな男たちに出会ったこと!それが全部、オレの宝だった!
今週の一番『BE BLUES』画とドラマの両輪が回る充実の物語
アニメ『放浪息子』フラワー・オブ・ライフから『物語』を抜き出す。
千葉さん「気づいた?二鳥くん、声変わりしはじめてる。私ね、二鳥くんは、他の男子とは違う、特別なんだって思っていた。でも、そうじゃない。きっと……普通の男の子なんだわ……」 高槻さん「あの…さ。二鳥くんは、特別な男の子だと思うよ、やっぱり。…あ、でも、千葉さんも特別だし、ちーちゃんとか、佐々ちゃんとか、有賀くん、白井さんも、あと………あたしも」 千葉さん「そういうの、なんか力入り過ぎててカッコ悪い。……でも、高槻さんらしいわ」 (アニメ『放浪息子』第11話より)
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