毎週、週刊少年4誌の連載を読み比べて一番を決める「今週の一番」の他に、最近、四半期毎によかったアニメ(と言っても僕が録画していて観る事ができたものに限られるけど…)を決める「今期選考」と言うのを細々とやっています。…で、ちょっとこっちに今期、良かった作品をいくつか上げておこうと思います。
■青い花
“百合もの”なんですけどね。すごく、心が洗われた…というか爽やかな気持ちで観ることができましたね。なんでだろうな…?あんまり恋愛ものという感じもしなかったんですよね。登場人物たちが、すごくあっさり失恋して行くからかなあ…。「神は天にいまし、全て世は事もなし」って空気なんですよね。なんか、すっげえ好きですw
ふみちゃんは、子供の頃はあーちゃんの幼馴染みで、いつもあーちゃんを頼りにしていたんだけど、歳月が過ぎて背はふみちゃんの方が伸びて、恋愛経験もふみちゃんの方がずっと先に踏み出しているんだけど、再会した二人の関係が子供の頃と変っていないのが良いですね。…この部分いろいろな捉え方があると思いますが…さっき言った「世はすべて事もなし」の空気の中心になっていますね。
■東京マグニチュード8.0
【「東京マグニチュード8.0」…ああ、こんな話だったんだ…。】
http://blog.goo.ne.jp/ldtsugane/e/c1ca6ea7b1c8b51799ab3380cb458eab
こっちでも少し触れていますけどね。(ああ、結局「電視の部屋」に書いていない…orz)災害シミュレーションもの(?)と思わせておいて、最後にどんでん返しがあるという…。それこそ、前半とまるで違う話を観せられたような気にすらなる人がいると思うんですが(僕がそうだった)、実はそのテーマはしっかり一本軸で引かれていて、悲しくも美しい物語としてまとまっています。……主人公の小野沢未来ちゃんは、「千と千尋」の千尋よりも、ほんの少しだけ多く世界を知る事ができたんじゃないかなあ?w…などと、余計な事を言ってみるテスト(´・ω・`)
■化物語
すんげえ「面白い」。事件や解決の顛末も楽しいのだけど、やはりキャラクターの「回り」方が楽しいのだと思う。録画したやつは次へ次へと消化して行かなくっちゃならないのに、気がついたら繰り返し観ていたです。そんくらい「面白」かった。
…「さよなら絶望先生」くらいの当たりで、僕は新房監督のあの独特の絵コンテというかビジュアルの組み方…「新房メソッド(?)が一応の完成をみた」みたいな事を、ぬかしはじめて。でも次作次作と出る度に「ああ、これが完成形かな?あ、やっぱりこっちかな?」みたいないい加減なふらふら感想を持っていたんですが…。や、ここが(一旦の)完成形でしょう。僕は原作読んでいないのですが、おそらく原作とのはまり方も凄いんじゃないかと想像しています。…というのは、このビジュアルに対してシナリオの下支えを強く感じるからなんですけどね。今、なんか「けいおん!」を抜かす勢いで売れている見たいですが、前衛の際みたいな造りだけに意外でもあり、同時に納得でもあります。
■NEEDLESS
もう、めっっちゃめちゃ下らない作品なんですけどねw熱血あり、ギャグあり、お色気ありのてんこ盛り超能力バトル・ストーリーなんですが。いや、“下らない”って完全に誉め言葉でいいいいい具合にくだらなさが出ています。なんとなく「筋肉番長」とかを思い出してしまうのですが、ああいう読み捨て上等!感が気持ち良いです。
とは言え、そうただただハチャメチャな作品というわけでもなくって、超能力者同士が連携して、そのコンボで“無敵”に近付いていったり、まったくの無能力者にして基本主人公…のはず(?)のクルスくんが知恵を巡らして自らの“出番”を確保したりと、細かく熱いです。こーゆー時代に何も考えてないものを描くのはなかなか難しくって、それ故逆にいろいろ考えているのではないか?とか、どうでもいい裏の裏を思い馳せたりしてしまいますよ?(´・ω・`)ま…とにかく“勢い”は間違いなく今期一番だったんじゃないかと思います。
■青い花
“百合もの”なんですけどね。すごく、心が洗われた…というか爽やかな気持ちで観ることができましたね。なんでだろうな…?あんまり恋愛ものという感じもしなかったんですよね。登場人物たちが、すごくあっさり失恋して行くからかなあ…。「神は天にいまし、全て世は事もなし」って空気なんですよね。なんか、すっげえ好きですw
ふみちゃんは、子供の頃はあーちゃんの幼馴染みで、いつもあーちゃんを頼りにしていたんだけど、歳月が過ぎて背はふみちゃんの方が伸びて、恋愛経験もふみちゃんの方がずっと先に踏み出しているんだけど、再会した二人の関係が子供の頃と変っていないのが良いですね。…この部分いろいろな捉え方があると思いますが…さっき言った「世はすべて事もなし」の空気の中心になっていますね。
■東京マグニチュード8.0
【「東京マグニチュード8.0」…ああ、こんな話だったんだ…。】
http://blog.goo.ne.jp/ldtsugane/e/c1ca6ea7b1c8b51799ab3380cb458eab
こっちでも少し触れていますけどね。(ああ、結局「電視の部屋」に書いていない…orz)災害シミュレーションもの(?)と思わせておいて、最後にどんでん返しがあるという…。それこそ、前半とまるで違う話を観せられたような気にすらなる人がいると思うんですが(僕がそうだった)、実はそのテーマはしっかり一本軸で引かれていて、悲しくも美しい物語としてまとまっています。……主人公の小野沢未来ちゃんは、「千と千尋」の千尋よりも、ほんの少しだけ多く世界を知る事ができたんじゃないかなあ?w…などと、余計な事を言ってみるテスト(´・ω・`)
■化物語
すんげえ「面白い」。事件や解決の顛末も楽しいのだけど、やはりキャラクターの「回り」方が楽しいのだと思う。録画したやつは次へ次へと消化して行かなくっちゃならないのに、気がついたら繰り返し観ていたです。そんくらい「面白」かった。
…「さよなら絶望先生」くらいの当たりで、僕は新房監督のあの独特の絵コンテというかビジュアルの組み方…「新房メソッド(?)が一応の完成をみた」みたいな事を、ぬかしはじめて。でも次作次作と出る度に「ああ、これが完成形かな?あ、やっぱりこっちかな?」みたいないい加減なふらふら感想を持っていたんですが…。や、ここが(一旦の)完成形でしょう。僕は原作読んでいないのですが、おそらく原作とのはまり方も凄いんじゃないかと想像しています。…というのは、このビジュアルに対してシナリオの下支えを強く感じるからなんですけどね。今、なんか「けいおん!」を抜かす勢いで売れている見たいですが、前衛の際みたいな造りだけに意外でもあり、同時に納得でもあります。
■NEEDLESS
もう、めっっちゃめちゃ下らない作品なんですけどねw熱血あり、ギャグあり、お色気ありのてんこ盛り超能力バトル・ストーリーなんですが。いや、“下らない”って完全に誉め言葉でいいいいい具合にくだらなさが出ています。なんとなく「筋肉番長」とかを思い出してしまうのですが、ああいう読み捨て上等!感が気持ち良いです。
とは言え、そうただただハチャメチャな作品というわけでもなくって、超能力者同士が連携して、そのコンボで“無敵”に近付いていったり、まったくの無能力者にして基本主人公…のはず(?)のクルスくんが知恵を巡らして自らの“出番”を確保したりと、細かく熱いです。こーゆー時代に何も考えてないものを描くのはなかなか難しくって、それ故逆にいろいろ考えているのではないか?とか、どうでもいい裏の裏を思い馳せたりしてしまいますよ?(´・ω・`)ま…とにかく“勢い”は間違いなく今期一番だったんじゃないかと思います。