今何処(今の話の何処が面白いのかというと…)
マンガ、アニメ、特撮の感想ブログです。




3月28日(土)の20時くらいからルイさんとUSTRAMラジオをします。定例となっている2012年1月~3月期のアニメ選考をします。大分、遅れて、既に4月の新番組が定着している頃かと思いますが、先期の話になります(汗)今回、候補を上げるのは難しかったのですが、色々語りたい作品は多い感じです。まだルイさんの方から候補を出してもらっていないので、それを揃えて実施します。

【漫研ラジオ】
http://www.ustream.tv/channel/manken


■作品選考
・『ジュエルペットサンシャイン』
・『ペルソナ4』
・『アクエリオンEVOL』
・『神姫絶唱シンフォギア』

シンフォギアとAnotherと…?パパ聞きモーパイあたりも。

■サブタイトル選考
・【アマガミSS】 第12輪 森島はるか 後編「タビダチ」
・【妖狐x僕SS】 第11話 陽炎
・【プリティリズム・オーロラドリーム】 第50話 新プリズムクイーン誕生!
・【機動戦士ガンダムAGE】 第15話 その涙、宇宙に落ちて
・【灼眼のシャナⅢFinal】 第24話 果てより開く

アマガミなら梨穂子か紗江ちゃんの後編
P4の最終回か夏祭り回あたり
ラグランの文化祭前編
BRSの最終回…?
アクエリオンのアンディとMIX回

■キャラクター選考
・【ジェルペットサンシャイン】水城花音(CV:松嵜 麗)
・【機動戦士ガンダムAGE】グルーデック・エイノア(CV:東地宏樹)
・【Another】見崎鳴(CV:高森奈津美)
・【あの夏で待ってる】貴月イチカ(CV:戸松遥)
・【神姫絶唱シンフォギア】風鳴翼(CV:水樹奈々)

キャラだとりりちよ様、ハイスクールDDの主人公、相変わらずのP4主人公

■特別選考
・【男子高校生の日常】エンドカード

選外:『Another』、『あの夏で待ってる』、『デジモンクロスウォーズ時を駆ける少年ハンターたち』、『男子高校生の日常』、『ギルティクラウン』、『プリティリズム・オーロラドリーム』、『灼眼のシャナⅢFinal』、『ゼロの使い魔』、『新テニスの王子様』、『BRAVE10』、『パパの言うことを聞きなさい!』

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【情報圧縮論】【脱英雄譚】【ハーレムメイカー】

【3月第3週:魔法先生ネギま! 355時間目 3-A永遠に】
http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10550.html#732
【漫研】
http://www.tsphinx.net/manken/



この週、『魔法先生ネギま!』(作・赤松健)の最終回がありました。9年間、濃密に楽しませてもらった連載です。このブログでよく取り扱うテーマである所の『情報圧縮論』、『脱英雄譚』、『ハーレムメイカー』といった要素が、大きく盛り込まれ、週刊連載というある種のとんでもない制約の中で、非常に大きな成果を上げた作品だと思います。週刊連載マンガの一つの到達点と言ってもいいですね。赤松先生、お疲れ様でした。
その内容について、本来なら、何回にも渡ってその評価を記事にして行きたいところなんですが…ちょっと、今、忙しかったりするので…(汗)改めて、下のUSTREAMラジオの録画データを張っておきます。記事にすると言っても、大体、これと同じ話をしますしね。

▼USTREAM:大『魔法先生ネギま!』ラジオ第一回@漫研ラジオ

▼USTREAM:大『魔法先生ネギま!』ラジオ第二回@漫研ラジオ

ただ、ちょっとメモ的に走り書きさせてもらうと、やはり最終回のラストシーンの「建設中の軌道エレベータ」はよかったです。『脱英雄譚』としての『ネギま!』を象徴するシーンだと思います。
ネギくんのお父さんのナギがラスボスとなった事が示され、その上で、彼との“最終決戦”を描かなかった事に不満のある人もいるとは思うんですが、それこそがネギま!という物語で重要な意味を為していると僕は思う。

“最終決戦”などという分かりやすい決着、分かりやすい善悪あるいは「どっちか?」の決着、一瞬の戦いで全てを決してしまう気持ちが良い…だからこそ“楽な”結論、それがこれまでの『英雄譚』の在り方だった。
…ちょっと皮肉めいて書いていますが、だからこそ素晴らしいカタルシスを得る事ができると僕は思っているし、だからこそ僕はヒーローストーリーを愛しています。
でも『ネギま!』という物語の到達点は、一度一瞬の“決戦”で世界が変わる物語ではなく「10年かけて世界を変えてゆく物語」なんですよね。「建設中の軌道エレベーターのある風景」こそが、『ネギま!』クライマックスと言えると思います。
その上で、単純なお説教ではなく、フェイトとの決着など、充分なカタルシスが得られるような最大限の努力がされている。それが『ネギま!』の成果だと思っています。

あと『ハーレムメイカー』というか、並列構造の臨界点を見せてもらったのも興味深かったです。まあ、僕は、もうネギくんの意中の人は千雨としか思っていないですが…それを明示する事はなかった。
…語ると長くなるので、圧縮した言葉のみで述べますけど、千雨はおそらく、アスナや、その他の序列ヒロインをすっ飛ばして、序列の臨界は突破している。しかし、そこで、並列の力場、並列の臨界に捕まったんですよね。それ故、彼女の“勝ち”が明示されなかった。これはちょっと『面白い』、強固な並列構造が構築されたからこその力場に思える。
従来は、ヒロインの序列構造を変えるために並列構造が構築され、でもそこで一人飛び抜けても問題はないというか、それは実は横一線に並べるという事だけで並列が成る事を意味するですが、『ネギま!』はその上で、各・主要ヒロインたちのドラマを充分に盛り上げて行ったからこそ「物語の流れ的にこの子がヒロインだろう!」という突破の結論を得ても、明示はできなくなったんですね?…って、何言っているか自分でも分からなくなっていますが!(汗)

まあ、ここらへんは『神のみぞ知るセカイ』(作・若木民喜)でも、近いものが見られそうなので『愉しみ』にしていますが。


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http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12368/1333029610/

第四回「Fate/治天」



投下終了しました。レス399あたりからですね。次回は2週間後…か、ゴールデンウィーク明けに投下したいなと思っています。(どきどき)


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http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12368/1333029610/

第三回「いそがしい人のための『鎌倉幕府』」




第三回目投下終りました。レス276からですね。途中、NGワードとか言われて、投下できなくなり、あせりました。…というか少しヘコんでいます(沈)次回は、一週間後にしたいのですが…どうなんでしょうね。まだできていません(汗)



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少年マンガ放談 2012/04/11

https://www.youtube.com/watch?v=5Tgl4hvDYhU&index=19&list=PLusUXoPKOyjh8fcUGymuyi-nDLfWuy-q0

参加者(敬称略):ルイ、GiGi、LD
話題:2012年1~3月までのジャンプ、サンデー、マガジン、チャンピオンについて語りました。

0:01:31-ジャンプの新連載など
0:09:07-『ニセコイ』の話題
0:16:58-『ハイキュー!』の話題
0:24:50-『黒子のバスケ』の話題
0:36:15-『バクマン』声優オーディション
0:43:00-『BUYUDEN』萌花檄太る
0:48:27-『BE BLUES』の話題
0:57:31-『神のみぞ知るセカイ』の話題
1:32:32-『GANKON』の話題
1:50:53-『ネギま!』最終回の話題
2:05:05-『アゲイン』の話題
2:23:25-『バキ』の話題
2:32:01-『てんむす』の話題
2:41:35-『バチバチ』の話題

ニセコイ 25 (ジャンプコミックス)
古味 直志
集英社

ハイキュー!! 23 (ジャンプコミックス)
古舘 春一
集英社

黒子のバスケ コミック 全30巻完結セット (ジャンプコミックス)
藤巻 忠俊
集英社

バクマン。 コミック 全20巻完結セット (ジャンプコミックス)
小畑 健
集英社

BUYUDEN(13) (少年サンデーコミックス)
満田拓也
小学館

神のみぞ知るセカイ コミック 全26巻完結セット (少年サンデーコミックス)
若木 民喜
小学館


GAN☆KON 1 (少年サンデーコミックス)
菅原 健二
小学館

アゲイン!!(3) (KCデラックス)
久保 ミツロウ
講談社

てんむす 5 (少年チャンピオン・コミックス)
稲山 覚也
秋田書店

バチバチ 全16巻完結セット (少年チャンピオン・コミックス)
佐藤 タカヒロ
秋田書店


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【脱英雄譚】

【3月第2週:空が灰色だから 第19話「こんなにたくさんの話したいことがある」】
http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10550.html#731
【漫研】
http://www.tsphinx.net/manken/



この週の『マギ』(作・大高忍)が、なかなかショッキングでした。悪人とは言え、既に捕らえられた女海賊(魔女)を恨み持つ民衆がなぶり殺しにしようとする所を、白龍くんが一刀の元に首を打ち落とす。変に暴動になるよりは、皆の納得を持って場を収める方法だったのでしょうが……という展開。
『マギ』は、ユーラシア大陸を模した広大な世界が舞台の、ダンジョンと魔法使いと魔神を巻き込んだ冒険活劇…そこから発して世界と人間の運命を決める戦いに向かって行く『物語』に観えます。

その後、白龍くんはアリババたちと、自分の行く道の違いを感じ取って、ここで別れます。その前にモルジアナを連れて行こうとするんですが…まあ、これはフラれまして(笑)(↓)以前、書いた記事ですが、順調にこっちの方向へ進んでいるようです。

今週の一番『マギ』~シンドバッドかっこいい!紅玉姫かわいい!とか書こうと思ったら…(´・ω・`)?

これまで少年マンガの王道パターンとして「敵かと思っていた嫌なヤツ(?)が実は味方になれるヤツで、頼もしく、かついいヤツだった」みたいな展開があると思うんですが、『マギ』はその逆を行こうとしているんですよね「味方で頼もしく、いいヤツだった人が、敵として立ちはだかる」という。…これも、王道ストーリーの一つのパターンではあるんですが……んんん、何と言うのかな。それぞれが、ぞれぞれの信じる道を進んでいて、それ自体は善でも悪でもないのでしょうけど……しかし、悪い後退の気を集める行動と、良い前進の気を集める行動はあるんですよ…?『王道』というヤツですが…。

多分、『マギ』は、そこを目指しているんですよね……週刊少年誌の連載で、どこまでやれるか分からないですが…。あと、ちょっと『ヴィンランド・サガ』を引き合いに出しますが、もし、『ヴィンランド・サガ』という物語が、クヌート王に『王道』(?)と言うか何かの前進を観ていないとしたら、「では、世界はどうすればいいのだ?」という袋小路にはまって、また黒猫が出てきてしまう気もするんですよね……まあ、あまり関係ない話ですね。まあ、とにかく『マギ』を楽しみにしています。


マギ 12 (少年サンデーコミックス)
大高 忍
小学館



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物語三昧ラジオ/共有されるキャラクター 2012/04/07

https://www.youtube.com/watch?v=r4EKjq1ljvw&index=54&list=PLusUXoPKOyjhb1VObOUtGnZKwbe2Qu9NC

参加者(敬称略):村上裕一、ペトロニウス、LD
話題:ゴーストという、ネット上、あるいは他の世界で見られるオリジナル(原作)を超えた所で成長するキャラクターに関しての雑談です。

ゴーストの条件 クラウドを巡礼する想像力 (講談社BOX)
村崎 久都
講談社

ジャイアニズム Vol.2 (エンターブレインムック)
エンターブレイン
エンターブレイン


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本日、夜、21時頃からラジオをする予定です。批評家の村上裕一さんと、ペトロニウスさんと、僕とで、マブラヴについてですね。
ペトロニウスさんがジャイアニズムで記事を書かれていて、Web上に全文公開されているのですが、そのお話が主体になると思います。そんな感じで、よろしくお願いします。

http://www.gianism.jp/

【漫研ラジオ】
http://www.ustream.tv/channel/manken


ジャイアニズム Vol.2 (エンターブレインムック)
エンターブレイン
エンターブレイン


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http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12368/1333029610/

第二回「新田義貞は友達が少ない」



第ニ回目無事投下終りました。レス138からですね。続きは来週……今回、事情により木曜日夜に投下したのですが、原則、金曜夜に投下しようと思っています。よろしくお願いします。



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【3月第1週:GANKON 第十九願 ペナルティー】
http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10549.html#730
【漫研】
http://www.tsphinx.net/manken/



『弱虫ペダル』(作・渡辺航)インターハイ最終戦で、三年生たちが次々と脱落する中。一年生の今泉くんが覚醒して、独走しはじめるシーンが超カッコいいです。今まで僕も、心の中で「弱泉くん…」と思っていたのですが、もうそんな事は言わせない感じ(笑)
『弱虫ペダル』はオタク少年で、自転車を全力で漕いで片田舎と秋葉原を往復していた主人公が、競技自転車の世界と出会い、必要とされる物語です。最近、少年ジャンプでもあまり直截に……というか汗くさ~く描かれる事が少なくなった友情(チームワーク)・努力・勝利の世界をド直球の汗くささ丸出しで描いている貴重な連載ですね。

今、優勝候補の箱根学園と、主人公の小野田くんが属する総北高校がタイマン的にチームバトルしていて、他チームをぶっちぎっているんですが「これで、御堂筋(今泉くんのライバル)が、バトルに絡んできたら、ちょっと凄すぎるねえ(笑)」なんて話していたら、いよいよ御堂筋くんもスパートをかけて上に登ってきている状態で、それぞれの決着に目が離せません。


弱虫ペダル 21 (少年チャンピオン・コミックス)
渡辺 航
秋田書店


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