今何処(今の話の何処が面白いのかというと…)
マンガ、アニメ、特撮の感想ブログです。




放送は終了しました。録音データは下記のリンクです。1~2週間くらいで消えますので予めご了解下さい。

【「バクマン」@まんがラジオ】
http://www.geocities.jp/ldtsugane/mv/mangaRadio-100128.mp3


かんで。さん、いずみのさんとネットラジオをやります。今回のお題は少年ジャンプで連載中の「バクマン」(原作・大場つぐみ、漫画・小畑健)です。

1月28日(木)22:00(2時間くらい)

場所:livedoorねとらじ http://ladio.net/

テーマ:「バクマン」

掲示板:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/radio/14811/1264513799/

URL:

放送URLは当日掲示します。よろしくお願いします。


バクマン。 6 (ジャンプコミックス)
大場 つぐみ
集英社

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「NPC劇場」というのは、テーブルトークRPGの用語です。……用語?用語というかスラングですねかな?元々、RPGで編まれる“物語”の登場人物(キャラクター)には二種類あります。プレーヤーが“演じる”登場人物=PC(プレーヤー・キャラクター)と、それにゲームマスターが“演じる”PC以外の登場人物たち=NPC(ノン・プレーヤー・キャラクター)がそれです。

それら二種類のキャラクターのPCを主軸に、NPCを織り交ぜて物語を編んでいくのがTRPGというゲームなんですが、時にゲーム・マスターによって作られる物語が一方的な展開で、かつPCの活躍を必須としない、そういうシナリオが用意され強行されてしまう時があります。まあ、これはシナリオの内容にも因るちゃあ因るのですが、これらの事象が繰り返されると大抵の場合、プレーヤーたちはウンザリしてしまうでしょう。それで「ゲーム・マスターはくれぐれもNPC劇場にはならないように…」と戒めとして用意された「言葉」なんですよね。

ちょっとたとえを出すと、一般汎用的なファンタジーRPGの場合、ゲームのスタート時大抵PCはレベルが低い所からスタートします。通常、これが次第にレベルアップして行きそれによって体験して行く方式がとられるワケですが…。
この時点で実はゲーム・マスターは「世界を破滅の危機から救う話」がやりたくて仕方なくて、そういうシナリオを用意していたとしましょう。すると、どうなるか?まあ、当然ながらPCのパーティだけではレベルが低すぎてとうてい世界なんて救えない。すると、どうなるか?まあ、施策の一つは強力なマジック・アイテムなどを与えてPCを強引に強化する事ですね。しかし、これをするとちょっと問題が起こる事もある。というのは強力なアイテムを持たせてもPCパーティが世界を救う方向に動いてくれるとは限らない、というかむしろ世界を破滅方向というか、ぶっちゃけ悪事に使って行く事もあるワケです。
※ …いや、まあ、世界を救うシナリオがしたいなら最初にセッションを組む前にそれを宣言して、その意を汲んでくれる(世界を救う範囲内でのプレイを心がける)事を確認の上、充分なレベルを与えてスタートするのが正しいのですけどねw基本、完全自由なプレイを目的として集まった際に、あまり自由度のないシナリオを書くヤクザなゲームマスターのたとえ話なんで……当然、プレーヤーもヤクザな対応したり…という、まああくまでたとえとしての悪いプレイの話ですね。

そうするともう一つの施策として、用心棒をつける…というのがあります。ここでNPCというヤツが登場します。こいつにPCパーティよりも高いレベルを与えて、それこそ束になっても勝てないようなレベルを与えて、シナリオを強引に“そっち”に誘導する。…まあ、ぶっちゃけ言うと、この用心棒(NPC)が英雄になってしまうワケですね。そうしてPCパーティはせいぜいが、英雄のお供、その他大勢になってしまう。そうすると、もうPCパーティはそのシナリオあんまり面白くないんですよね。だって、その物語を“決める”場面で自分が舞台の上にいないような“NPCが演じる劇場”の観客のようになってしまうから、プレイしている意味が薄れてしまう。NPCが「強く」てPCの物語でなくなってしまう。



こういう状況を「NPC劇場」と言うワケですが…。今は、どうなんでしょうね?もう、かなりこなれて来てこういう悪いシナリオやプレイは躱すようなノウハウがあるようにも思いますが…。昔は慣れない事もあって、勝手なゲーム・マスター、勝手なプレイヤーはそこらじゅうにいました。…つか、僕がゲームマスターやって最初に組んだシナリオはこんな感じなんだけどな!(`・ω・´)
また、日本で一番知られているであろうTRPGのリプレイ「ロードス島戦記」も初期の段階では、この「NPC劇場」をやらかしているはずです。その後、様々なメディアミックスを経て、歴史絵巻的な視点にブラッシュアップされているワケですが。英雄戦争の件り、特に皇帝ベルドとファーン王の対決=両者ともNPC、なんてあたりは、あそこで決着がついてさらにでてくるのまでカシュー王=NPCというかなり“観ているだけ状態”になった事が想像されます。
まあ、雑兵として、その戦闘のダイスは振っていたでしょうから飽きはなかったでしょうけど、レギュラー・キャラじゃなくっていつ死んでもおかしくない兵士Aに近いような枯れたロール・プレイを楽しむ事にはなっていた……と言えなくもないワケです。(まあ、もっと見せ場が与えられた事は知っていますけど、敢えて落として言っている)そういう編まれた物語に対してあまり中心でない脇のさらに外に追いやられてしまう状況を「NPC劇場」と。

…で、これ。「漫研」では特にPCもNPCもない、普通の「物語」を評する時に使ったりする事があります。使えそうな「言葉」だったので流用したんですね。当然、「物語」にはPCもNPCもいない(あるいは明確に分けられない)ので「受け手」が何をそう評するか?に対して解釈の幅が出てくる事ではあるんですが。でも、まあ、単純に言えば任意のキャラ……おそらくは「作り手」にすっごく気に入られたキャラが、フォワードで活躍して主人公が近い位置にいるにも関わらず、ほとんど“動いて”いない状態だったりすると「あ、「NPC劇場」になってる」とか言ったりしますね。

要は「受け手」の視点として用意されたキャラとは別のキャラで物語が動いていって、視点が置いてけぼりにされると視点がぼやけるのではないか?という予想のもとに見立てをするのですが。逆に「作り手」が視点のつもりで動かしていても「受け手」にその意識がなければ「NPC劇場」に観える…という現象が起こるでしょうし、主人公(視点)に変な「回らない」設定をつけてしまったりして、後から出した「回る」キャラの使い勝手に依れてしまって「受け手」を混乱させる…なんて事もあります。当然「受け手」の問題(特性)だってある。まあ、なかなかそう一概にはくくれない事でもありますね。



ちょっと何かサンプルとなる作品を上げてみようかと考えたのですが……有名所はけっこう、そこらへんは“味”のようなものになっていて“依れ”とか“混乱”みたいなものは飛び抜けてしまっている場合が多いので、なかなか難しいですね(汗)それでも今川泰宏監督の「ジャイアントロボ~地球が静止する日~」は分りやすいかな?と考えました。
この話、世界征服を狙う悪の組織BF団と、それを阻止すべく活躍する国際警察機構の戦いの中で、巨大な大怪球を使って地球のエネルギー活動を全て停止させてしまおうとする作戦“地球静止作戦”の顛末を描いたものなんですが…。まあ、観てみると分るんですが、今川監督あきらかに戴宗や衝撃のアルベルトをはじめとした超能力エキスパート達の事が気に入っていて、この作品のタイトル…つまり大主役のジャイアントロボや他の巨大ロボたちの事なんて二の次!三の次!ってな感じなんですよw

とてつもなく巨大で強力な“大怪球フォーグラー”に最初ジャイアントロボはあえなく敗れ去りまして……いやいや!その後大反撃かと思いきや、最後のクライマックスになってパワーアップしてさえも、どうもこの大怪球にはやっぱり歯が立たずそのまま蒸発させられそうになるんです。………そこに敵幹部の衝撃のアルベルトが割って入って気力全開でこの大怪球の機能を停止させてしまいます。そこで勝負が決まっちゃうんですが……じゃあ、ジャイアントロボの面目って何?とか思っちゃうわけですよwそれどころか観ていると、BF団の最高幹部である“十傑集”や国際警察機構の最高幹部である“九大天王”の内何人かは確実に大怪球を破壊できそうなんですよね。多分、彼等が本気になればこの戦いの決着はあっという間についてしまう。……それって何なの?とw

いや、いろいろ言いたいこともあるけど「ジャイアントロボ~地球が静止する日~」はなかなか「楽しい」作品ではあるんですよ。はっきり言って僕も超能力エキスパートの皆さんは大好きです。でも、作品観ていて今川監督は衝撃のアルベルトが大好き!!ってメッセージはめちゃめちゃ伝わってくるんですが(他のエキスパートが好きな気持ちも含めて)、ジャイアントロボと、そして主人公の草間大作くんの物語として観た場合、その描線はかなりぼやけてしまっている気がします。大作くんが何かを決断しても、その決断が昇華される前にアルベルトのおっさんが割って入って“いいところ”をかっさらってしまった。…そういう印象で、それはこの作品が「NPC劇場」をしていたって事だと思うんですよね。

まあ、そうは言っても、もうこれって今川監督のある種の“芸風”になっていて…その後、この人は「ガンダムの意味は?」と思わせてしまう「Gガンダム」の東方不敗や、「機械獣の意味は?」と思わせてしまう「今川マジンガー」のあしゅら男爵なんかを登場させて、観客を沸かせているんで、当然その走りであるアルベルトを「そこを「楽しむ」んだよ!」って話もあるんですけどね。つか、僕もアルベルトは大好きですしね。ただ、同時に「NPC劇場」になってない?とそういう角度の話もあるって事ですね。

「NPC劇場」は「作り手」が妙になにかのキャラにのめり込んだりして「受け手」側との意識にギャップが生まれると出てくるもののようです。上述したように「作り手」がそのキャラクターをめっちゃくちゃ気に入っている事はよく伝わってくるんですが、それが過ぎて用意していた“はず”の本筋を阻害してしまったりしはじめると、少なくとも元のテーマはぼやけて来てしまうようです。…まあ、それはそれで「面白く」なったりするのが、物語を「愉楽する事」の「愉しい」所ではあるんですけどね。「NPC劇場」だから駄目…ではなく、そこは一旦立ち止まって考える必要がありますが。ここらへん現象に対して意識があると、より「愉しめる」のではないかと思います。

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マコトの王者(赤) 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
福井 あしび
小学館

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マコトの王者(青) 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
福井 あしび
小学館

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「マコトの王者」(作・福井あしび)の同時発売された赤1・青1巻を買ってきました。「マコトの王者」はボクシングの世界戦で王者だった男と、挑戦者だった男の中身(精神)が試合終了の瞬間に入れ替わってしまう話です。本来、勝者だったはずの挑戦者は入れ替わりによって敗者となり、敗者となるはずだった王者は入れ替わりによって偽りの勝利という屈辱を味わう。そして他者には分らないが、状況を理解している二人は互いに再戦の言葉を交わし、その時まで自分の身体とそしてそれまでの人生を相手に預ける…とそんな感じの物語ですね。互いに性格が違い、家庭環境も違う二人の立ち回りの面白さが見所です。

まあ、細かくは下の記事でも描いていますが…。

【ゲッサン「マコトの王者」】
http://blog.goo.ne.jp/ldtsugane/s/%A5%DE%A5%B3%A5%C8%A4%CE%B2%A6%BC%D4

今回、その物語を赤1巻、青1巻と分けて並行して単行本を積んで行く形式で発行されたワケですが、これはどういう事かと言うと、元々この連載は1回ごとに赤コーナーと青コーナーの2回分が掲載されていてそれぞれ赤の中身・大地真と、青の中身・天堂誠の物語が進められているんです。単行本にする際、二人が入れ替わる第一回だけ共通(実際には視点に合わせて多少の修正をしている)で、残りは赤と青のそれぞれの物語に分岐している形式なワケです。

僕は、ちょっとこの赤1巻、青1巻に分ける発行方式が“上手い”やり方か多少疑問には思っています。というのは赤1回分を読んだあとすぐに青1回分を読むという“読み応え”がとても心地よい連載だったので、単行本でもそれを再現して欲しい気持ちがあるんですよね。それを赤、青とそれぞれどちらか一方だけでも読めるという体で発行するのはどうなのかなあ…と思わなくもない。だって場合によっては本屋に赤しかないって状況があり得るって事ですよね。…そりゃ読めるっちゃ読めるだろうけど。二つの物語が交差している読み応えは無くなってしまうんじゃないか……と。

とは言え、赤1巻読んだ後にすかさず青1巻を読めば、その重層感は失われるものでは無いとも思います。つまり、読むなら赤1巻、青1巻両方同時に読んでねって事です。宣伝文句に一方だけでも…なんて書いている所もあるかもしれませんが、だまされっちゃ駄目です(`・ω・´)

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放送は終了しました。下記に録音データをアップしました。
【今期選考(2009年4Q)@あにめ(その1)】
http://www.geocities.jp/ldtsugane/mv/animeRadio-100123-1.mp3

【今期選考(2009年4Q)@あにめ(その2)】
http://www.geocities.jp/ldtsugane/mv/animeRadio-100123-2.mp3


今週の土曜日の夕方に「今期選考」のネットラジオをルイさんと予定していますが……ルイさんのエントリーはまだですねえ…?(´・ω・≡ ω・`)
「漫研」では四半期毎によかったアニメを語る「今期選考」をルイさんとチャットでやっていたのですが…これ、気がつくと毎回12時間耐久チャットに突入するんですよね…orz
それでネットラジオでしゃべりまくれば3時間くらいで片が付くに違いない、きっとそうだ…!と夢見てみました。(=´ω`=)

僕のエントリーは下記の通り。
http://www.tsphinx.net/manken/hyen/hyen0338.html

ルイさんのエントリー追加
http://www.tsphinx.net/manken/hyen/hyen0339.html

1月23日(土)17:00(3時間くらい)

場所:livedoorねとらじ http://ladio.net/

テーマ:2009年4QのTVアニメ

掲示板:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/radio/14811/1264213955/


URL:http://std1.ladio.net:8050/animeRadio.m3u

そんなワケでけっこうディープに話し込むと思います。興味のある方は是非聞いてみて下さい。
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【1月第2週:バチバチ 第33話 剛胆】
http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10445.html#622

【漫研】
http://www.tsphinx.net/manken/



広島が舞台のラブコメ・ストーリー「君のいる町」(作・瀬尾公治)の話を頃合いを観て書こうと思っていたんですけどね。「神咲のターン!」とか「逆襲の神咲」とか題名打って…。いや、この作品のサブヒロイン・神咲七海さんって、主人公の桐島青大が一番好きだった娘なんですが、その青大くんを2~3回振り倒しているんですよね(汗)まあ、内心ではかなり青大くんの事を憎からず思っていたみたいなんですが、いろいろタイミングが悪かったり、結局、青大はメインヒロインの枝葉柚希の方が好きなんじゃないかと勘ぐったりしてそれで振ってしまったりしている。…で、まあそこらへんの流れに促されるような形で、青大は柚希が好きな事に気付いて、告白して、OKされて、遠距離恋愛という事になっています。(う~ん、言葉で並べるとなかなか凄い流れの展開だ)ここで一旦めでたしめでたしですね。

それで遠距離恋愛の間にバイトに行って、別の女の子が現れるような…現れないような…みたいな展開している間に、柚希がまったく連絡がとれなくなって、しかも、どうも別の男とつき合っているらしい…なんていう情報まで流れてくるようになる。
そうすると、こう、予感みたいなものはあったのですが、またまた神咲さんが「動き」出すんですよね。それで「ごめん、やっぱり好きでした!」みたいな感じに逆告白をしてきましてくる。狼狽え困りつつも(柚希と通じなくて)沈んだ心が微妙に癒されてもいる青大。ん~……この「流れ」で“神咲のターン”なのか?そうなのんか?それは一体、どういう「流れ」なんだろう?などと思いながらも、ちょっとワクワクしてもいたんですよね。この熱に浮かされたような神咲さん、いったい何処まで行くのだろう……と。

したら、今週あれですよ。神咲さんからの告白をOKしようがどうかという決断を下す直前で、柚希からの手紙が見つかって、その内容を見てこう言い出す。「……違う。枝葉は絶対にこんなこと書くヤツやない!きっとまた…アイツに何かあったんじゃ!!」手紙の内容は柚希が手酷く青大を振る文章が綴られていたんですが、そんな酷い文章が書かれているからこそ、青大は柚希に“何か”あった事を察知するんですよね。それで「こんな手紙をみたら、神咲とは付き合えない」と…。んんん…いや、ねえ…。

ぶっちゃけ、もう少し取り返しの付かない関係になってから手紙見つからんかった?

とか思ってしまいました。(´・ω・`)まあ、ここらへんは「涼風」の頃からの作者の癖もあるだろうし、全体の構成が分らないと何とも言えない領域でもあるんですが………神咲というキャラに“再起動”をかけたのなら、ある程度、行くところまで行かないと…って事は思ってしまいましたね。現状、キャラの構造から青大と柚希の間に神咲が食込むには、ある程度状況の助けがいるし、その状況のパターンなんて限られている。それを圧して繰り返し“起動”をかけなおすとパターン化するというか、ただの“負け子”になってしまいますしね。やっぱり、この状況そう何度もやれないのだから、追い風で行けるところ行かないと…と。

以前、出てきた青大に告白されたと勘違いしたメガネっ子もなかなか可愛くって、ヤバくって、初動時はよかったんですけど。何か気がついたらフェード・アウトしちゃいましたし。あの展開は一体なんだったんだ…とか。まあ、この微妙に“煮え切らない展開に踊る”神咲さんは「楽しい」っちゃあそうと言えなくもないんですが……w ちょっと青大くん、主人公的に無謬補正で守られているようなところがあって僕には刺激が足らないかもしれません。もう、少し「ちょwwwどうなっちゃうの?これ?」と思いたい。ここで神咲さんのターンを止めるのはちょっと勿体ない気がします。


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去年の暮れに放送されていた「DARKER THAN BLACK 流星の双子」がけっこう「楽しかった」ので、前作の「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」を観直したりしています。「DARKER THAN BLACK」って説明に困るのですが契約者という一癖も二癖もある超能力者たちが暗躍する超能力・ハードボイルドもの…とでも言えばいいのか?黒(ヘイ)と呼ばれる電撃を扱うエージェントが主人公です。…や、何というか前作は超能力あり、スパイあり、コミカルな探偵あり、チンピラありで、色々とややこしい設定も絡んで、やりたい事をあれもこれも手を出したような“山盛り感”の強い作品だったんですが、「流星の双子」で話を一本に絞ったために、ああ…やりたい事はこれだったのかな…というか、ちょっと分った感覚があって。

まあ、ぶっちゃけカッコいい男を描きたい…って事かなと。

ハードボイルドって言ってもいいんですかね?っちょっと違う気もしますが。どうなんだろう?どちらの作品もメインストーリーに対して、そのテーマは前面に置かれているというより後に控えているイメージ。「黒の契約者」ではゲート消失の物語が前面で、「流星の双子」はスオウの物語が前面、「黒の契約者」ではさらに他のエピソードも絡んで、そこでもやっぱり各エピのメイン・キャラの物語が前面に出てくるので、やっぱり後に控えるというか。多分、もう少し黒(ヘイ)が鉄面皮の冷徹男になると1話ごとの物語の“離合の距離感”がゴルゴ13(←!)みたくなると思うんですが……いや、今僕何を言っているのかというと黒(ヘイ)が主人公だという事をようやく“認識”したって言っています(汗)いや、すんません。(´・ω・`;)



僕の波長的には黒(ヘイ)ってそんなにカッコ良く思えてない所があったので……「流星の双子」でヒロインのスオウから黒(ヘイ)という男を観た時に、ああ、この角度かと。無理に暗く生きているというか、何をそんなに悩むのかというか、まあそんな感じの男なんですけどね。微妙に優しかったりする所含めて、スオウが心を寄せて行く要素としてすっと腑に落ちるものがある。
そんだけスオウのキャラが良かったって事だと思います。「黒の契約者」の時は、妙に「キャラ立ち」のある契約者たちが現れて、それはそれで楽しいのだけど、絡みが薄く(そこには演出意図があると思うけど)、黒(ヘイ)を観る角度を与えてくれてない所があった。一応、霧原美咲さんという女刑事が“その役”を持っていたように思えるんですが、黒(ヘイ)はかなり手際よく逃げてしまうので、充分な接触がなかったという(汗)…まあこの人、「黒の契約者」でも「流星の双子」でも、対象は変われど“側にいる女”と“追いかけている女”が必ず居るという……なかなか女運の篤い男ですw

あと、「DTB」の中では、MI6の人たちがけっこう好きでした。井上和彦さんの演じるエージェント・ノーベンバー11はなかなかカッコ良かったです。彼と組んでいた黒人女性のエージェント・エイプリルは「流星の双子」でも出てくるのですが、互いの任務の綾で黒(ヘイ)に始末されてしまうんですよね。前作生き残ってくれたキャラが、次作であっさり死ぬというのはけっこうショック(しかも、悪役でもないのに主人公に殺される!)ですが、ここらへんこの作品の味と言えるんじゃないかな。「黒の契約者」の中でもキャラ覚えていると、あ、この子ここで死んじゃうんだと思ったりする子もいる。


DARKER THAN BLACK ~漆黒の花~ 1 (ヤングガンガンコミックス)
岩原 裕二,BONES,岡村 天斎
スクウェア・エニックス

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【1月第1週:ケルベロス 第一刻 久遠、開く】
http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10444.html#621

【漫研】
http://www.tsphinx.net/manken/



少年チャンピオンで、フクイタクミ先生の「ケルベロス」が始まりました。以前、短期集中で「ジョギリ屋ジョー」を書いていた人ですね。1話完結のひねりがミソだった“あれ”を本格週刊連載に持って行くのはさすがに難しかったか…というか、締めの方でジョギリ屋の同業者らしきキャラを登場させていたので、そこを“回せ”ばそっちで連載構造を構築する事も可能もあったとは思うのですが、そうはしなかったみたいですね。「ジョギリ屋ジョー」の「形」は、そのまま保持した…という事でしょうか。
以前の僕の「ジョギリ屋ジョー」の記事は(↓)下の通りです。

【今週の一番:3月第1週:ギャンブルフィッシュ Fight102 サプライズ】
http://blog.goo.ne.jp/ldtsugane/e/e2cf8e5922bf0bdabfc2325757914770

…で、件の「ケルベロス」ですが、え~と、まあ「うしおととら」みたいな?話?みたいです?(´・ω・`)?まあ、定番な形式といえばそんな感じです。第1話の感想は既にルイさんがいろいろ書いてくれていますね。

【ひまわりのむく頃に:週刊少年チャンピオン 新連載『ケルベロス』が素晴らしいから、今度こそ攻めろチャンピオン!】
http://rui-r.at.webry.info/201001/article_6.html

基本的に、この1話は景と友恵の関係を描く事に集中していますね。え~っと、後述しますが景は“よく分らない奴”なんですよね。しかし、初動のここでの「変身」には読者の共感を必要とする。その為の友恵との関係をこの1話で丁寧に「積み」上げている。
そして結局、その友恵との関係は物語を貫く軸となる…はずなんですけど、ここはその後の展開次第ですね。つまり、何が言いたいのかというと、これはフクイ先生の考えた“ヒーロー”というものに対する概観なんでしょうけど、主人公の十三塚景は“よく分らない奴”だと思うんですよね。負けると分っていて、痛いのが分っていて、それでも“そう”する。…これ、少し分りやすい組み上げに直すと主人公は単に正義感に溢れたケンカっぱやい少年でもいいんですよね。しかし、それは正しい“ヒーロー”の資質ではない…とこの物語は考えているはずです。力を持っている少年が力で正義を体現しようというのは、ある意味当然というか、力に溺れているというか……まあとにかくホンモノの“守る意志”ではないという事だと思います。
たとえば他に、この手の「変身」の物語の形では、自分が殺される状況で発動している物語も多いですよね。“自分が死にたくないからそうした物語”は共感を得られると思いますが、同時にヒーローの物語ではなくなっている…と言える視点があって、これって、そういう角度の話なんだと思います。

「自分が死にたくないから」…発動した…というのは分りやすい、特に説明も要らない物語で。幼馴染みの友恵を守りたくて発動した…これも共感できる物語です。だからその話を第一話に持ってきて、その為に友恵というキャラと、友恵と景の関係性を1話に凝縮して積み上げている。しかし、この先、誰かを守るために発動できるか?それも見ず知らずの誰かを?…という話になるとこれはもうホリック(病)じゃなと説明できない領域に入ってくる。
あるいはケンカが強くて、誰だろうと見境無くケンカ相手を探している奴…これはいるかもしれない。しかし、そのキャラが何か“善”の基準線を持っていて“正義の味方”っぽく見えたとしても、それは単に力に溺れたもので…正義の味方ではない……かもしれないw少なくともこの物語においては、本当のヒーローの資質とは力が無い時に本当に試されるもので、それでも誰彼構わず守ろうとする事ができるか…?というロジックで「ケルベロス」は組まれているように思います。しかし、こういうヒーローものを突き詰めて行くとよくある事なのですが、誰かを守りたいとか、あるいは正義を為したいと思う気持ちは誰でも普通の人々が持ち得るものだとしても、それを体現する人という事になると、とたんに分らない者になって行く。そう、つまり本物のスーパーヒーローって奴は突き詰めて行くとよく分らない者になって行くんです。出発点は誰もが持っている気持ちのはずなのに…なんでかそうなんですよね。(言行一致、心即理の哲学に寄るのはここでは割愛)



その正しいヒーローの“分らなさ”のブリッジとして友恵がいる。分らない奴…変人を分ってくれる人として友恵が置かれて読者の橋渡しをしてくれているのですが…。しかし、そう単純に友恵がおかれていない所も嬉しいですね。(ここらへんはルイさんの記事の景と友恵の関係性が詳しい)連環というか互いに支えあうものがある関係になっています。誰でも守るであろう景ですがそれでも友恵は“特別”でしょう。友恵は友恵で景が化け物に吹っ飛ばされたのを見て、それまで怯えていたのにいきなりキックするシーンとか…すげええ好き!wまあ、言ってしまうと景は(友恵を含めた)皆を守ろうとするのでしょう、そして友恵はそんな景を守ろうとするのじゃないかな…という気がしています。

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【「マギ」@まんがラジオ】
http://www.geocities.jp/ldtsugane/mv/mangaRadio-100115.mp3

僕と、かんで。さんと、ルイさんの三人でやらせてもらったネットラジオの録音データを公開しておきます。だいたい1~2週間くらいで消えますので、よろしくお願いします。

いや、話が「すもももももも」の天々姐さんの話に及ぶと熱が入って脱線そのままに行ってしまいました(汗)あのキャラ好きなんですよねえ。そこらへんの「すもももももも」との対比というか期待値を測る話は、以前の(↓)下の記事で書いています。

【今週の一番付記「マギ」があまりに面白いので「すもももももも」を全巻買ってしまった件】
http://blog.goo.ne.jp/ldtsugane/e/e28b1f650a9d956f517605267fed98b7



マギ 1 (少年サンデーコミックス)
大高 忍
小学館

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マギ 2 (少年サンデーコミックス)
大高 忍
小学館

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またまた、かんで。さん、ルイさんとネットラジオをやります。
今回のお題は少年サンデーで連載中の「マギ」(作・大高忍)です。

1月15日(金)22:00(2時間くらい)

場所:livedoorねとらじ http://ladio.net/

テーマ:「マギ」

掲示板:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/radio/14811/1263559293/

URL:http://std1.ladio.net:8090/MZradio.m3u

放送URL、掲示板等は当日掲示します。
「マギ」ってまだグランド・ストーリーが観えてない状態なんですよね。それで今の内にいろいろ当てずっぽう、言いたい放題な予想で語ってみようよ?wなんて事を言っています(汗)よろしければ覗いてみて下さい。



マギ 1 (少年サンデーコミックス)
大高 忍
小学館

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マギ 2 (少年サンデーコミックス)
大高 忍
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【魔法少女大系】【美少女戦士大系】



『美少女戦士セーラームーン』(1992年制作)コンプリート。その後、速やかに『R』が放送されるかと思ったのですがそうはなりませんでした。(´・ω・`)…ま、ぼちぼちと待つか。

【『カードキャプターさくら』~魔法少女の結末と再生】
http://blog.goo.ne.jp/ldtsugane/e/eb555eb7a9abcc3753597d00e052cb06

以前、ここのエントリーで“魔法少女もの”の臨界の話をしましたが、当然ながら『セーラームーン』はこの臨界点に対する解答の一つですね。というかエンタメ的には解答の一つどころか大正解の作品でもありました。ただ、厳密にはこの流れ(解答)は当時、特撮コメディ作品シリーズであった“東映不思議コメディシリーズ”にバトル要素を取り込んだ『美少女仮面ポワトリン』(1990年制作)から来ているものではあります(これだけだと説明が不充分だけど割愛)。『ポワトリン』も特撮作品的にはかなりヒットした方ですが、やはり一世を風靡した『セーラームーン』のヒットには及ばない。新生した“美少女戦士もの”というジャンルはアニメと融合する事によって大成を果たしたと言えますね。

しかし、ここらへんの“美少女戦士もの”の系譜を語るのはちょっとまたの機会として(何でウエディングドレスだったのか考えてしまう『ウエディング・ピーチ』や、何でナースなのか考えてしまう『ナースエンジェルりりかSOS』も押えておきたいけど…放送かかるの何時になるかなあ…?)今回は『セーラームーン(無印)』単体についての話をしましょう。



さて実は、これが始まった時の僕の率直な感想は「…随分と、おたく向けのOVAみたいな作品がゴールデンタイムに来たなあ?」というものでした(汗)最初に聞いたのが「この番組がいいぞ!」っていうおたく側からの評判って事もあるんですが…まあ、『プロジェクトA子』や『ガルフォース』、あるいは『トップをねらえ!』の系統(『トップをねらえ!』は名作OVAに上げられる作品ですが、スタート時の様相、系統はこれらのいわゆる色モノ的な感覚が強かった)に思えたんですね。
しかし、それは間違い…とも言えないのですが(その後の発展の仕方を観ても)、ともかく一方向一元的なものの観方で、実際にはもっと沢山の老若男女を巻き込んだ込んだ「強い」シリーズと言えます(※注:老=大きいお友達、若=小さいお友達)。すご~く大雑把に言うと、魔法/変身要素で女の子を取り込み、バトル要素で男の子を取り込み、ラブコメ/ロマンス要素で高学年(以上)の女の子、美少女要素で高学年(以上)の男の子を取り込んだという……んんん、大雑把だなあw別にバトルが好きな女の子も、ラブコメが好きな男の子もいるでしょうしねwとまれ、それらを取り込んだ総合的なエンターテイメントとして、かなり革新的なジャンルとして「セーラームーン」はそのフォーマットが構築されて行きました。また特撮ヒーローファンとしても(?)ヒーローのちょっと間抜けな所というか、そういう所も取り込まれたりしていて嬉しかったりします。(ここらへんは「ポワトリン」を模しただけはある)

これと比すると、同じ頃に始まった“勇者シリーズ”なんかは(90年代を代表するアニメ・シリーズだと思いますが)復古的要素が強く、こと革新性においては“美少女戦士もの”を超えるものではなく、70~80年代を席巻したロボットものは次第に後退して、90年代以降はセーラームーンの持っている要素を何らかの形で取り込んだ作品が大きな力を持ってきます。これは特に“美少女戦士もの”あるいは“美少女もの”などに留まるものではなく、多岐の作品で分析とパロディを受けていた。その意味では“セーラームーン系”という呼び方があるかもしれません。
たとえば、この頃『ガンダム』シリーズは『ガンダム~』でしかなく、勇者シリーズは『勇者~』でしかないのに対して『セーラームーン』は様々な作品に影響を与えていたと…そういう話ですね。こうして点検し直して観ると、当たるべくして当たったんだなあ…とそう思ったりもします。



中でも強い影響を与えたのは“変身シーン”および“必殺技シーン”のバンクじゃないかと思います。これは、以前の『ミンキーモモ』(1982年制作)や『クリィミーマミ』(1983年制作)からあったもの……という話もありますが、僕はそことは一線を画すエポックがあったように思います。それは先に述べた老若男女(老=大きいお友達、若=小さいお友達)を取り込む要素に近い話なんですが……ぶっちゃけカッコ良かった!!のですね。あのセーラームーンの変身時のBGMとかカッコいい、かつ優しい曲調でバランスがすごく良い。また、変身魔女っ子から数年を経て洗練された変身(および必殺技)バンクは単純に美しかった!
はっきり言って1話に1回、変身シーンと必殺技シーンを観れば、それだけでわりと幸せな気分になれるというwそういう作りやすいフォーマットが用意できた事はかえってシナリオに自由さを与えてくれていたと思います。(これは現象的には既に大元のスーパー戦隊シリーズで起きているものです)今回、ちょっと観直したんですが全体のシリーズ構成のキレイさや、各キャラクターの個性はかなり完成度が高いですねえ…。
まあ、僕はどうしても「ヒーロー」的なもの言いをしてしまうのですが……月野うさぎは「ヒーロー」としてはかなり欠けているものがあって、それが水野亜美(マーキュリー)、火野レイ(マーズ)、木野まこと(ジュピター)、愛野美奈子(ビーナス)の4人によってそれぞれ補助されていって(だからというか、4人ともわりと決然として正義に殉じる点で共通している)、それが最後に一人一人失われて行ってうさぎだけが残った時、それでもそこには「ヒーロー」……というか“世界を救う者”が残る。…でも、それはやっぱり普通の恋する女の子なんだよ、っていうwいろいろ付加されていますけど、基本構造的には「雪の女王」ですよね。最後の舞台は北極(氷の世界)ですし。

んんん…やっぱり、系譜的な話が大勢を占めてしまった気がするなあ…(汗)う~ん……『セーラームーン』の中で好きなエピソードは、うさぎの友人で一般人のなるちゃんと敵幹部ネフライトの悲恋の話がよかったですねえ…。わりと最後の土壇場までネフライトが騙す気満々な所(心象は変わり始めているんだけど)とか好きです。(ある意味、『セーラームーン』のテーマあそこで描かれちゃったと言えるかもしれずw)ともすると最終回よりも好きだったりします。ここらへんはそれぞれのメンバーを重層的に扱う戦隊的なシナリオ・フォーマットを活かした所で、5人のセーラー戦士たちや他キャラのメイン・エピソードを盛り込んで、かなり厚みがあり、見応えを持った作品になっていると思います。亜美ちゃんや、まこちゃんの物語を追っているだけでもかなり「楽しい」ですもんねw
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