今何処(今の話の何処が面白いのかというと…)
マンガ、アニメ、特撮の感想ブログです。




http://www.websphinx.net/manken/come/wek1/wek10387.html#562

 

ジャンプで「バクマン」、サンデーで「神のみぞ知るセカイ」が好調だと思います。

「バクマン」は編集部の内部事情をかなりオープンに語っているのが、そういう事を知りたい人間にとっては嫌が応にも興味を引きます。そういう意味で「まんが道」というよりは「編集王」の方が感覚は近い気がしますし、さらに言えば「編集王」は“編集”を主題とするが故のディフォルメが入っていると思うのですが「バクマン」はそこが主題ではないだけに、より“生”の感覚が出ている気がします。(むろん、いくらか脚色はあるでしょうけど)
また「サルまん」と比すると、こっちは原作者が“マンガを描く事”の研究者というよりは、“マンガそのもの”の研究者だった面があって、類型分類的な指南となっているのに対して「バクマン」は苦難の実体験の深さというか、その語り口はかなり“実践的”ですね。どのくらい実践的かと言うと「最終的にマンガ家になれるかどうかは運だ!」と言ってしまうくらい実践的wこれは「サルまん」にはなかったセリフだwどっちかと言うと「サルでも描ける」という逆のアプローチをしているよなあ~。

「神のみぞ知るセカイ」は、ちょっと思い出したんだけど、以前「今週の一番」で「神知る」のパイロット読切りが掲載された時に、僕は「これを連載にするのはかなり厳しいんじゃない?」と言った記憶があります(汗)…その心は「恋して神様」(読切り版のタイトル)の特徴を活かそうとすると、毎回アイデアを相当盛り込まないといけない事が予想されたからなんですよね。それを止めてゲームにしか眼が行かない男の子が、何故か周りの女の子にモテまくる…なんてストーリーだと“厳しく”はないけど、そこらにあるハーレム・ラブコメと大差がなくなってしまうわけで。……え?今の時点でもそこらのハーレム・ラブコメと大差ない?wいや、そうかもしれないけど、僕はちょっと違うと思うというか、この作品は主人公がそれら“凡百”というものの体験者であり、それらを類型的に俯瞰して観察している面が、逆手にとった面白さを出していると思うんです。
ん~~~…つまりね。萌えマンガ好きな人なら、たくさん、たくさん、萌えマンガを読んでいるはずですよね。このマンガ、主人公がその境地に踏み込んでいる事で、読者にとってちょっと違った角度の“共感”を引き出しているんですよね。まあ、そこまで引っ張られなくっても、普通に可愛い女の子を連打連打連打で出しているので楽しいはずですし、その力筆っぷりには脱帽しているんですけどw
まあ、要するに当初「連載は難しいんじゃない?」と言った僕の予想は大きく外れて、毎回、アイデアを盛り込んで(陳腐なアイデアですけどね…そこを“逆手”にとる事によって再認識、再利用されている)短く、キビキビと、順調に連載を進めているってワケですw(汗)

どちらも非常におたく好きのする連載でもありますけど、微妙に計算して敷居を低くしている面もありますね。(実際、どのくらい寄るかは分かりませんけど)また、どちらも「終わり」を目指して描かれている連載に見えます。「終わり」を目指す物語は僕は大好きなので、今、すごく次週が楽しみな連載になっています。


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長年の…もうほとんど戦友と言ってもよい録画デッキRD-X6(初代)がこの度、お役御免となりました。二代目はまだ元気です。そして、いろいろ迷ったんですが、結局、再びRDに手をだしました。…だって、便利なんだもん。すっげぇ~使いやすいよこのデッキ。そんなワケで購入したのがRD-X7です。「これ買いました」で再度紹介するかもしれません。
既にRD-X8が発売されていたんですけどね。…なんかフロントパネルを開閉しないとディスクの出し入れが出来なさそうな所が気に入らなかったので、こっちにしました。で、退役されるRD-X6のデータ引き上げをず~~~~っと、やっていて、もうヘロヘロです。ようやく終わりました。

したら、根城の「漫研」のサーバーの様子がおかしくって、よくよく確認してみると、どうやら管理会社が事業を他者に移管したようなのですよ。したら、OSだか、PHPの導入バージョンだかの違いなのか、まともに動かなくなって、データもなんかちょっと前に差し戻っているし。今の今まで、仮の復旧に体力をつかっていました。
ん~なんかねえ~、perlとか、PHPとか、JavaScriptとか、面白がって使い倒したはいいけど、もうこんがらがっちゃってて…(汗)もっとパーツ毎に分割して運用できるようなデザインを考えないとなあ~って思ったりして、ちょっと一から考えてみようかなとか。(←半年ぐらいスクリプトで遊び倒すって意味なんですけどね)
でも、なんか今日は疲れました。ヘロヘロです。明日また考えます。


予定メモ

・書評 … 「ギャンブル!」の解説にとりかかる → 「伊賀の影丸」の話タイトルは「伊賀の影丸忍法帳」でいこう。
※すっげ~遅れているけど、これ終わらなきゃ「影丸」にとりかかれない。

・「ユニット構造」の考察 → 「アイシールド21」で遊びたいんだけど単行本買ってこなくっちゃ→買ってきた。とりあえず25巻まで。
※でも「ディスガイア」のキャラでやってもいいかも。

・「並列型」キャラ構造/ヒロイン構造 → 寝かせる…というか最近は既に「並列型」アンチがかかっていないかな?おたおたしている間にもう状況は変わってしまったかも。

・私が愛した悪役たち … 風見博士の次は、メンデル博士…と思ったけど「キャシャーンSins」記念でワルガーダってのもありかも。

・「とるてあ」チャット←ルイさんがカッコいいのやっているのでパス

・「ストレンヂア」チャット←「マクロスF」の「What 'bout my star?」の話の時に演出の「結晶点」を生み出すサンプルとして話そうかと思ったけど、時期を逸しました。…まあ、寝かせとこ。


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「陸軍中野学校」シリーズが日本映画チャンネルで放送していたので、細々と録っていました。1966~1968年制作。市川雷蔵さんの晩年の作品ですね。主人公の椎名次郎は、はっきり言って市川雷蔵のドはまり役だと思います。…と言っても「忍びの者」の流れはかなり感じてしまうわけですけどね。市川雷蔵さんって実は、これと言って特徴がない美形…なんていうと強烈に非難されそうですが(汗)むかしの邦画って、片岡千恵蔵さんとか、三船敏郎さんとか、石原裕次郎さん、勝新太郎さん…そういう銀幕を席巻したスターたちは(※むう…生まれる前なんで時代認識ごっちゃか……)軒並み存在感の誇示があるというか、うわっ何かめっちゃ脂ぎってる!!wみたいなオーラを醸し出す中、雷蔵さんは至ってすっきりというか…究極のしょうゆ顔というか…(汗)
まあ、ともかく、そのたち振る舞いは無味無臭さが求められるスパイという職業に強烈にはまるものがあります。非常に渋い映画ですね。スパイ椎名次郎は報告というかレコーダーに記録するように自分の行動をナレーションして行くのですが、その内面にあるであろう葛藤などは、こちらが読み取るしかないという雰囲気には感じ入るものがあります。

第一作で、スパイとして身元を絶った自分を探して、逆に敵国の情報提供者になってしまった婚約者を、秘密裏に淡々と殺すのですが、その後、最終作「開戦前夜」で、心を寄せ合った(…ように思える)女スパイに、乗り込んだ先の敵国のスパイの本拠地で再会するんですね。銃を向け合って。
そのシーンを観た刹那、第一作のラストシーンを思い出しました。そして、あそこで恋人を淡々と殺す椎名次郎に一片の躊躇もあるはずがない…とそう頭をよぎった瞬間、果たして、果たして!スパーン!!と女スパイを撃ち殺してしまいまうんです。本当になんの躊躇もない(瞬殺しないと、実は真珠湾奇襲の情報を流そうとしている真っ最中で)wこのシーンはちょっとシビれます。
基本的に第一作以降は、スパイ・アクション的な要素が強い作品なんですが初作のこの恋人を殺すという事件がずっと作品に影を落し続けて後のシリーズも観てしまう。しかしそれは単純にネガティブな心的外傷というわけではなく、その時、スパイ椎名次郎は完成したというか、この事にある種の矜持を持って彼は任務を淡々とこなし続けているようにも思えるんですね。………ちょっと、装飾的に述べると、そこに石庭を眺めるような静寂を感じさせる(この雰囲気こそが雷蔵さんならでは)、そんな映画ですね。

最近「快傑ハリマオ」がお気に入りなんで、改めて観って「快傑ハリマオ」に繋げられないかな~?とか考えたんですが「マライの虎」の方はともかく、ある種、南国の明るさが漂うハリマオと繋げるのはなかなか難しいですね。こっちは1960年制作。アジア解放のような大義の掲げ方は共通しているんですけどね。「中野学校」の方はそうは言っても中国人や朝鮮人には嫌われていたりして(先ほどの女スパイも素性は朝鮮人)深いところでバランスをとっていますね。



スパイものの流れでジェリー・アンダーソンの「プロテクター電光石火」も観たりして。1972制作。30分番組で非常に小気味よく展開して行きますね。時間がおしてるから“ワン・どんでん”でエンド!って感じでしょうか?wCIAや、MI5の依頼も来る民間のスパイ組織プロテクターの冒険を描いています。西側の依頼は受けても、東側の依頼は受けないみたいですね……あたり前かw(人質取られて強引に請けるエピがありましたが)
う~ん、いや「陸軍中野学校」と並べるなら、1964年制作の「0011ナポレオンソロ」がいいんでしょうけどねえ…(つか、「プロテクター」は「ナポレオンソロ」の意識が強い。主役同じ人だし)素材持ってません(汗)スーパードラマTVでかかってくれないんですよねえ…。

「プリンセスナイン」、「シゴフミ」コンプリート。「シゴフミ」は半分くらい観て止めているので、残りも観ておこう。ホームドラマチャンネルで、ちばあきお先生の「キャプテン」、日テレ+で「ダーティペア」、ファミリー劇場で「ヤマト2」が始まったので拾う予定です。あと東映チャンネルで「ダイレンジャー」始まりましたね。戦隊シリーズ最高傑作と言われても僕は驚かない作品です。(←何か微妙な言い回しだ)以前、録ったんですけどねえ…画質低かったから、もうワンランク上げて録っておこうかな?


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「ポメラ」買いました。この間の身内の上映会の時にけぺるさんが持ってきていて、あ、これはいいなあと思いましてw
以前、ぼくはPIM(個人情報管理…ってかスケジュールとアドレス)にはPalmを使っていたんですが、Palm最近みなくなりましたねえ~。僕自身、段々、Palmの機能がかさんで来たのと(ソニーのクリエとか最初は喜んだんだけど結果としてよくなかった…そんなにヘビーな機能つけるならWindowsCEの方がよくね?ってなって…)それでもインターネットに繋ぐのにはどうしても手間がかかる状況が国内では改善されなかったので、やめてしまいました。
…で、しばらくウィルコムのW-ZERO3(だっけか?)を使っていましたが、これもPCとの同期がPalmみたくお手軽じゃないというのと、結局インターネットに繋げる手間がかかるのでやめました。今はドコモのiモードと自作のスクリプトで管理しています。…まあ、なんだかんだ言ってキャリアーさんの携帯インターネットサービスが一番さくっと速く軽く繋がって使えるんですね。

…つまりPDAを持ち歩くのは完全に止めて携帯だけで個人管理しているのですが、一点だけ難点があって、こうやって、文章を書き留める機能だけは、携帯ではフォローしきれずに、どうしたもんかとずっと思っていたわけなんです。僕自身があまり携帯のメールとかを使う習慣がないという事もありますが、やはり携帯の画面で文章を推敲するのはちょっと無理がある…というか疲れるw
かといってそれだけでザウルスだのWindowsCEだのは持ち歩けない…って事もないのですが、PDAのキーボードもけっこ細かくてそれだけで微妙にストレスが残る面があるんですよね~。別売りのデカいキーボードとかあるかもしれないけど…それは取り付けたりするのに一手間かかってしまう。

そこらへんのニッチな要望をこのポメラはかなり汲み取ってくれています。ノートPCだとOS立ち上げるだけで時間がかかるのですが、これは電源ボタン長押しですぐに起動しますしね。キーボードはPDAよりずっと大きくてストレスが低い。
ただ、難点を言うと値段が高い(汗)ヨドバシカメラで買いましたが21,600円だったかな?誰かが1万円切ったら買うとか言われていましたが、妥当なところです。白黒液晶でゴツいし。

しかし、まあ何か売れているみたいですけどね。ポメラ用のケースも一緒に買おうとしたんですけど、在庫切れたみたいですし、ポメラ自体も思ったより売れていて品薄になっていると店員さんが言っていました。今、この文章、出張先からポメラで書いているのですけどね。こーいう具合に移動しながらブログの文章を考えようとしている人はけっこう飛びついたんじゃないでしょうか。

…う~んw何かあからさまに商品の販促になってる(汗)まあ、とりあえず使い倒して、飽きるようなら、その内使わなくなるんでしょうねえ。


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http://www.websphinx.net/manken/come/wek1/wek10386.html#561



今回、話題にしている「魔界戦記ディスガイア2」ですが最近、最終4巻が出てきたので買ってきたりしました。…全巻買っちゃいましたね。(あ、こういう時、アフィリエイトにするといいのか…)ただ、まあ、あんまり人にオススメするつもりもないんですよね…。何というか他愛もないマンガです。ただ、ゲームで「ディスガイア」と「ディスガイア2」をクリアした人はちょっと読んでみて欲しい…という気もしています。それらを比較すると何というか“演出”というものの形が分かるような気がするんですよね。

もともとゲームはやりこみSLGが主体でキャラやストーリーは、やりこませるための導入なんで、そこの評価がどうこう…というのも的外れな面があるんですが…「ディスガイア」第一作のコアグループ、少年魔王ラハール、従者悪魔エトナ、愛天使フロンの三人は非常に完成されたキャラクターで、僕はハッキリ言って4クールアニメをこなし、さらに放送延長可能な程の完成度を持っていると思っています。(意味分からないかもしれないけど、すっげ~誉めているって事です)対して「ディスガイア2」のコアである、勇者アデルと、魔王女ロザリンドは、キャラとしては普通…なんですが。それはストーリー性を重視したキャラクターなんですね。

どういう事かというと、1作目のラハールたちは「キャラクター重視キャラクター」という属性で、彼らは彼ら自身で独立したキャラクターなので、どこか別の物語に巻き込まれてもキッチリ彼らなりの解決方法で物語を紡いでゆけるキャラなんです。「ルパン三世」とか劇場版「ドラえもん」をイメージしてもらえると良いんですが、彼らは様々な別ルールの異世界(エピソード)に乗り込み事件を解決して行く能力を持っている。
対して「2」のアデルたちは「ストーリー重視キャラクター」の属性と言え、これは「強い運命設定」を受けたキャラクターで、彼らは様々な“運命的秘密”を所持しているワケです。その秘密は明かされた時点で終わりで、別ルールの異世界(エピソード)に来ても、その運命設定に対する輝きは戻ってこないんですね。

総体的に「キャラクター重視キャラクター」は息長く観客を楽しませてくれる構造を持つのに対し、「ストーリー重視キャラクター」は短期で基本は1回こっきり…故に強く盛り上がる…という傾向を持っています。なんで「キャラクター重視キャラクター」はけっこう「ストーリー重視キャラクター」…つまり何らかの運命的設定を持ったキャラクターと関わる事で物語を展開して行くことが多いですよね。「ルパン三世」SPなんか思い起こしてもらうと分かると思いますが。

ああああ~…orz 何か話が長くなりましたが(悔)そんなワケで「魔界戦記ディスガイア2」の世界ヴェルダイムで魔王ゼノンの呪いから唯一逃れている勇者アデルと、世界に呪いをかけて人々を悪魔化させている魔王の娘ロザリンドには、いろいろと運命的秘密があるのですよね。素地は「ロミオとジュリエット」で、ほか特に斬新な設定というワケでもないのですけどねwでも組み合わせというかけっこう色々考えて面白く組んである……と思うんですね。先ほど説明した「ストーリー重視キャラ」として咲かせる華は一回こっきりでもそこを突き詰めている感がある。

でも、それはゲームだと何かほとんど演出せずにステージとステージの幕間に淡々とセリフで説明しちゃうんですよね。僕はそれが歯がゆくて仕方なかった。たとえばアデルは実の両親には捨てられていて、今の両親に預けられた…って設定があるんですが、ゲームだとそれをわりと突然しゃべり出してそれっきりなんですよね。何というか説明しただけ…という素っ気なさで。
それはねえ……見たこともない父親(魔王ゼノン)を慕って父上、父上、言っているロザリンドと対比を利かせるべきだろう…?って思うんですよね。(さらにネタバレするとここらへんの関係もいろいろ逆転するんですけどね)コミックだとそこは押さえていて、アデルのその設定が明かされる前に、伏線というかマーカーを付けている。

父王の愛情深さを嬉しげに話し「しかし、それはお主(人間)とて同じであろう?」とアデルにロザリンドは投げかけるんですね。自分は親に捨てられたのかも…と思っているアデルに。そうとは知らずにですけどね。そこで育ての母親は堪らずにロザリンドを制止しようとするのですが…。







アデルは「いや、その通りだ。オレだって家族のために戦っているんだ」と言って、育ててくれた母を背に立つんですね。読者もその設定を知る前の行動なんですけどね。僕は演出っていうのはこういうものなんじゃないかと思っていて、ただアデルが捨て子なんていう設定を聞かされても「ふ~ん?あっそお?」ってなもんなんですよ。
でもこうやって、アデルにチクッとくる出来事を積み上げて、そのリアクションで、今の家族こそが自分の家族だから…と胸を張るアデルにキュンと来たりするワケですよね。こういう細かい作業を「積み」上げてアデルというキャラを組んで行く。「演出」をつけない限り、設定なんて無味無臭の素材に過ぎないわけでね。

まあ、コミカライズのへかとん先生は「ディスガイア」のキャラをかなり自分のものとして「回している」感があって楽しかったので、是非とも用意された物語全てをリライトして欲しかったのですが、なんかリミットが来たらしく、ばたばたと巻きが入って終わってしまいました(汗)ゲーム知らないと呼吸がつかめないだろうし、オススメのマンガにはなっていないんですけどねえ………wwちょっと買ってみようか?って思う分には止めないですw


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http://www.websphinx.net/manken/come/wek1/wek10385.html#560



「アーティストアクロ」のメイド人形・ニコがよかったのですが……このキャラ、本編にあんまし関わらないというか、留守を守ってこそ映える設定のキャラになってしまっているのですが…(汗)もしかして、出陣あるのでしょうか?
そもそも、このマンガ、主人公であるアクロの設定があまりハッキリしません。…どうも謎を持ったキャラという気もするんですけどね。結果、準主人公とも言うべきスバル坊ちゃまの方の「キャラが積まれ」ている事になっている。さらに、スバルのキャラを積もうとした結果、スバルを保護し続けたニコの「キャラが積まれ」ているという…(汗)
いや、何が言いたいかというと、何かもっとこう…「回る」設定ができなかったのかな~?と思うんですよね。アクロが謎のキャラなら、もっとミステリアスな性質を“明示”~ハッキリ画で見せた方がいいし。そうでないなら、スバルを積んでいるヒマがあったら、アクロを“積む”設定を配置するべきだったのではないか?「だってぇ~、アクロにはこういう秘密(設定)があるからそれは伏せたまま物語を薦めたかったんだも~ん?」じゃなくって、そうなら、ミステリアスな事が許される性格に変えるとか。あるいはスバルで「積む」つもりだったらスバルとニコが旅するような形でやるとかね……いや、いろいろグチグチ言っていますが、なんか今ひとつ軸がハッキリしない連載なので、ふわふわとした作品に思ってしまうんですよね~。


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http://www.websphinx.net/manken/labo/badd/bad09.html#KAZAMI

一部で有名(?)な「宇宙大帝ゴッドシグマ」の風見博士ですw
「ゴッドシグマ」は最近「スーパーロボット大戦Z」に参戦していて、多分、この風見博士の行動はバッチシ再現されていると思っているんですけど(じゃないと参戦させた意味が薄い)…どうなんでしょう?
あと、実は副司令ガガーンが味のある悪役で好きなんですよねえ…いきなり味方の基地前回させて着任するあたりの無法っぷりが好きなんですw


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http://www.websphinx.net/manken/come/dens/dens0089.html#526

ちなみにOPの曲もEDの曲も好きですね。CD買おうかな…。


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「特命刑事」コンプリート。1980年制作。以前、録っていた「大激闘マッドポリス’80」の続編ですね…新メンバーを加えていますが、基本的にはタイトルを変えただけと言ってもよく、劇中ではやっぱり自分らの事をマッドポリス、マッドポリスと連呼していますw
どうも「マッドポリス」のあまりと言えばあんまりなバイオレンスっぷりに当時の視聴者も閉口したらしく(特に何の嫌疑も掛かっていないチンピラから情報を取りたいってだけで、拳銃撃ちまくって車で追い回したりするしw…「バカボン」のお巡りさん並の引き金の軽さですw)視聴率的に苦戦を強いられ、タイトルと路線の変更を余儀なくされたようです。
…でも、今、僕は路線変更って言いましたが、敢えて言いますが、これは路線変更してませんね!w“屈していない!”という言い方の方が正しいかもしれません。タイトルは変わって…あと梅宮辰夫さんが裏方っぽくなった以外は、相変わらずマッドポリスは自分たちをマッドポリスと呼び、かる~いステップで悪党に自白剤打ちまくって情報を取り出したり、おとり捜査なんて目じゃない、犯罪スレスレならぬモロ犯罪を犯して悪党を追い詰めて行きますw
ただ、変わったとするならば、ちょっとだけ冒険(アドベンチャー)性や作戦(ミッション)性を高めたところにあります。第1話は犯人が海底の何処かに沈めた金塊をとり返すために作戦を練ったり、第2話は悪の手に染まった刑務所にいる人間から証言を得るために囚人として紛れ込んで脱獄を手伝うとか(この作戦、独断で秘密裏に行ってますw)これまでの「マッドポリス」はジャパン・マフィアって言う一つの巨大組織を壊滅させる事が目的だった事もあって、徹底的に悪人をぶん殴り、拳銃で掃討しつづければ最後にはターゲットに辿り着くような展開だったのが、一ひねりも二ひねりも加わるようになった。
でも!バイオレンス性のグレードは落していないんです。相変わらず彼らはワイルド7に勝とも劣らない(ってか多分ワイルド7より狂っている)無法っぷりを発揮してくれています。バイオレンスで視聴率苦戦しているのに……なああんか、おたく的にはこういう心意気は嬉しくなっちゃうんですねw「バイオレンス!&バイオレンス!ではダメだ」と言われた、そこでこの番組の製作者たちが返した答えは「それなら、バイオレンス!&バイオレンス!&アドベンチャー!ならどうだ!?」って事なんですよwたった10話しかないのですけど、面白くって一気に観てしまいました。



中でも第6話の「黒い狼」は秀逸で、マッドポリス以上に無法な殺人軍団を超法規的に組織しようと画策する話で、その計画者である政財界のフィクサー・木島は実はマッドポリスの創設者でもありキャップ氷室(渡瀬恒彦)の恩師でもある男なんですよね。間違いなく氷室はこの木島の影響を受けてマッドポリスを指揮しているんですw結局、秘密警察の準備組織である“黒い狼”にマッドポリスを無理に従わせようとした事が災いして木島は氷室に撃ち殺されてしまうんですが、この“黒い狼”を率いた木島とマッドポリスがどう違うのかは遂に明確に示されないまま幕を引き、氷室自身は「俺達は金で雇われた狂った番犬だ!」と言い放ちます。…う~ん、長くなってしまうので、どう受け止めるかはその人にお任せしますという事で切り上げますが、暴力を追求している作品だけに、暴力の際のようなものを見極める一編になっています。

「探偵物語」もコンプリート。1979年制作。LDボックスで持っているんですけどね。今回、DVDに収録しました。この作品も色々語りたい事はあるんですけど、今回は割愛wまたの機会にします。「重甲ビーファイター」コンプリート。速やかに「ビーファイターカブト」が始まっていますね。…この流れで東映チャンネルには是非とも→「カブタック」→「ロボタック」と行って欲しいところですw


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【必殺シリーズ】



「翔べ必殺うらごろし」コンプリート。様々な超常現象から死者の怨念を聞き取り、その怨みを晴らすという、必殺シリーズの中でもかなり異色作に入る作品でしょう。現実社会の苦難というか怒りを投影する必殺シリーズの中でオカルトという路線を持ち出したせいか、視聴率で苦戦し打ちきりとなった作品ですが、その完成度自体はとても高いですね。「先生」の霊感を通さないと、明らかにならない事件…つまりここでの悪人たちは事実の隠蔽工作を既に済ませているわけで、そこを暴いて行く仕掛け+超常現象(他の人格が乗り移ったり、絵が泣き出したり)という構成はかなり楽しませてくれます。
また、この作品に登場する殺し屋“先生”(中村敦夫)と“おばさん”(市川悦子)は他の「必殺シリーズ」の殺し屋たちの中ではかなり異質な存在です。

“おばさん”は、多分、シリーズ“最恐”の殺し屋なんじゃないかと思うw仕業自体は殺すターゲットに一度声をかけておいて、背後から刺す…というだけなんですが、それが本当に怖い!wその後に大抵、殺した相手を(お前のような悪人は死んで当然的に)罵倒するのですが、その喋りも怖い!wこれは市川悦子さんにしかできない殺し屋ですねえ…。他のシリーズの殺し屋たちって、殺し自体はどこかドライというか感情を押殺している部分があるんですが、この“おばさん”は本当に殺された被害者に感情移入していて、憎しみの感情を全く隠さないのですね。その上で刺す瞬間は冷たく静かに刺すもんだから、その憎しみの深さには血が冷えるような感覚さえあります。…ほんとに怖いよ?w



“先生”は、太陽信仰の行者でその修行の恩恵というか余禄的に死者の声を聞くことができるようになった人みたいなんですが。こっちは特に憎しみの感情とかはあまり出して殺しはしません。むしろ淡々としている方。…でも普段の先生の立ち振る舞いを観ていると人格者でとても殺しに手を染める人には観えないんですよね。逆に「どんな悪人でも殺してはいけない」とか言い出す方がしっくり来るようなキャラで。それが殺しをしてるという事は、言い方は悪いですが、つまり“先生”は殺しを修行の一環か、善行であると捉えているって事になります。…というか先生は殺しをするとき必ず太陽を背にして跳ぶ画が入るのですが、これが何を意味しているのかと言うと、よく勧善懲悪ものでは「お天照様が許しても…この俺が許さねえ!」とか「お釈迦様が許しても…この俺が許さねえ!」ってセリフがあるんですが、“先生”はそうじゃなくって「お前はお天照様が許さねえ!!」って言っているんですよねw

ここらへん他の必殺シリーズは「悪を討つためには、それ以上の悪になる」というか、そういう悪に染まる感覚……故に動機は怨みに対する共感を持っていても、殺す瞬間はドライという面があると思うのです(一律、一概の話ではない)が、この作品の復讐の肯定具合というのはやはり異質ですね。(最終回、おばさんは殺されてしまうので、そこで少しバランスをとったとは思うんですが)オカルトを取り入れた事より、むしろ異色さで着目すべきはこちらのような気もします。
それと“先生”と“おばさん”の殺しの画のとりかたは、とてつもなくいい!“おばさん”の静、“先生”の動と対比も利いています。…そこから比すると“若”(和田アキ子)の撲殺は多少野暮ったく観えるのですが(汗)ひと思いに殺さない惨殺具合はこちらの方が顕われているのかもw

「ガイファード」を観直しています。…真ん中あたりを観ていなかったもんで。2クール作品を3部構成で物語を組んで行くやり方は、上手い…というかダレを全く感じさせない気持ちのいいものですね。これは、ちょっと他の2クール作品も取り入れて欲しいところかも。(ってか「グレンラガン」とかそうか)2クール2部構成なものは多いのですが、実は1クールかけて冗長にならないエピソードって相当いろいろな仕掛けが必要なはずです。特にひねってもいない話を8話前後で一旦締めて、3つ並べるって、悪くない構成に思います。
「超人ビビューン」が放送終了したのですが…最終回を録り逃してしまった…orz ファミリー劇場は、気がついたら放送時間を変えたりするのでそこが嫌いです(`・ω・´#)(他にも何作品か欠落させてしまった…orz)どっかレンタルで補完しないとなあ…。

AT-Xで超「スレイヤーズ」祭と称して「スレーヤーズ」シリーズを一挙に放送していますね。とりあえず、これで「スレイヤーズ」三部作は押さえる事ができそうです。劇場版も録ろうとしたのですが、何か上手く録れてないよ…?orz あと、カーツーンネットで「Kawaii Jenny」、AT-Xで「らき☆すた」が始まったのでこれも拾います。どっちもまともに観ていなくってあとで悔しがったんですよねえ…。「らき☆すた」は正直、CSに落ちてくるとは思っていなかったので嬉しい限りです。


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