今何処(今の話の何処が面白いのかというと…)
マンガ、アニメ、特撮の感想ブログです。




http://www.websphinx.net/manken/hyen/hyen0265.html

「鉄腕バーディーDECODE」はあと、松本憲生さんが作画監督している第12話は是非おさえたいところなんですけどね。(リュンカが発現するシーンとかよかったです)そういう時間があるといいなあ…(汗)



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http://www.websphinx.net/manken/come/dens/dens0089.html#515

わりと茫漠と最終回を観ていたんですがチャットをしていて、以前から書きたいと思っていた「ウソに乗る話」に繋げられる物語だと気付いたら、ガチッと思考が集束しました。
逆に「コードギアス」はスザクにかこつけて話そうと思っていた「王覇の話」を逃してしまった感がありますけどね(汗)これも、また機会があればしてみたいと思いますw…というか勝手な印象なんですけど、この世界も大河内先生あたりは観ていたとは思うんですけどねえ~?(←あ、言い訳だ)




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http://www.websphinx.net/manken/come/dens/dens0088.html#514

今期のTVアニメで最も良かったアニメを選べと言われるとやはり「コードギアス」や「マクロスF」という事になってきます。
しかし、普通のアニメとしての作りの確かさというか、コメディ色強めのラブコメを、コメディ色強めの当り前のラブコメとして造る、“普通の仕事の凄み”のようなものはこの作品が一番かもしれない…などと思い始めていたりwまあ脚本陣は普通の仕事レベルじゃないんですけどね。浦沢派・大和屋組の面子はw
料理バトルマンガなんかで最初は才気走った奇抜な料理で戦うんだけど、その連勝の果てに辿り着いた境地が「当り前の料理を何十年も変わらぬ美味しさで提供し続ける事の方が凄い!」という話になる感覚ですw(←おまww「とらぶる」にそこまで言うか?ww)

あと、ここで僕はキャラクターの分類に使っている「キーパー」という言葉の説明をしているのですが、ちょっと改めて「シャフト」と「キーパー」の説明ができればと思っています。


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以前、僕が「ハリマオ」に興味を示している記事を読んだロヒキアさんが僕に打診「『マライの虎』のDVD見つけたんだけど買っとく?」と言われ「…よろしく。お願いします」と購入してもらった「マライの虎」ですが……すみません、ロヒキアさん。ようやく観ました。ちょっと解説文を引用してみます。

テレビ創世記に連続テレビ映画として放送され、一世風靡した「怪傑ハリマオ」のルーツとも言える作品だが、テレビ版のカッコイイヒーローと違っい、マレーシアに住んでいた日本人の床屋の息子が、太平洋戦争の開始により、迫害された家族の復讐に燃え、盗賊となって、暴れ回るが、やがて、日本軍の手先となり、その命令に従って活躍するようになる。マレー人と日本人が協力して、マレー半島の平和を維持するために、連合軍を相手として戦おうと呼びかける戦意高揚映画である。ハリマオとはマレー語で虎を意味する。後に個性的な悪役として活躍する上田吉二も出演している。

…まあ、1943年制作で、いかにも太平洋戦争のまっただ中(既にミッドウェー海戦は終わっていますね)の作品という面はあります。マレーシアに住む日本人・谷豊は、共産華僑に妹の静子を殺され、当時マレー半島を治めていた英国警察に法の裁きを求めるのですが、逆にその共産華僑を操っていたのが日本人を排斥したい英国警察だったと知り、絶望し、警察署長を殺して逃走します。そして「復讐」を誓うという物語なんですが…。
この物語では“小さな復讐“と“大きな復讐”とも言うべき、二つの“復讐”が描かれています。“小さな復讐”は、逃走した谷豊は現地のマレー人と徒党を組んで盗賊となり、支配層の資産を強奪して、貧しい人々にその分け前を配って歩きます。つまり義賊ですね。…そして彼は現地の人々から「ハリマオ(虎)」と崇められるようになるんですが、その行き方は谷豊の母親によって否定されてしまいます。英国の政策(ABCD包囲網)に従い、現地の日本人がマレー半島から引き上げる時、犯罪者である谷豊は影から妹のミチエにお金を渡すんですね。しかし、母親はそのお金を返してこい、豊はもう子供だとは思っていないと言う。



ミチエ「おかあさんは悪い子だと言うかもしれないけど、お兄さんは盗ったもの一つも自分のものにはしないというじゃないの」

母「盗ったものを一つも自分のものにしない豊がなんで三度のご飯を頂いているというの?このお金だってまともなお金じゃないでしょう。豊のしている事は悪い事なんだよ」


そう言って母は日本へ帰って行く。じゃあ、どうすればいいんだ!と悩む谷豊は、旧知の男・安田さんが特務機関の人間である事を知る事によって、もう一つの“大きな復讐”へと導かれて行くわけです。(…という流れだと思うんですけど…編集の具合なのか微妙にシナリオが繋がっていない所があるように思います)
まあ、タネを明かすと盗賊に身を落して稼ぎを配って歩いていても結局は自己満足で世の中は変わりはしない。それならば妹を死に追いやったこの地の成り立ちそのものへの復讐…英国列強の支配を打ち払い、マレーの人々に独立自尊の道を歩ませる事こそが、本当の“復讐”なのではないかと思い至り、日本軍への協力を決意するんですね。



…と、ここまでの文章を読んだところで「いかにも戦中の映画だなあ~w」と苦笑いしてしまう人も多いんじゃないかと思います。実は僕もそう思いました。でも、事件を手引きした警察署長を殺しその時点で復讐を果たしながらも、犯罪者として追われる事になった谷豊が、もう二度と家族と平和に暮らす日常に戻れない自分に悩みながらも、それがマレーの解放の礎となる自分の道であったという決意に変わって行くドラマツルギーは決して悪くはないものだと思うんですね。

前の項で僕は「人を殺したら駄目だ教」とか書いたりして、かなり人格疑われるんだろうなあ…などと思いつつも、また似たような事を書いてしまうんですが(汗)意味のある復讐はある!と僕は思うんですね。だから最初の“小さな復讐”では満たされる事がなかった谷豊の物語に感じ入ってしまったんですが…人格破綻者と思わば思えw(私刑は法律で取り締まるべきですけどね。そういう法治主義とは別の話なんです)その是非は観る人によって違うでしょうけど「マライ」の虎は確かにその答えの一つを見せている。谷豊ことハリマオは最後、英軍のダム爆破による日本軍のシンガポール侵攻の遅延作戦を阻止して死んで行きます。でも彼は確かにマレー半島を解放に寄与し、“大きな復讐”果たしたと言えると思います。

「それは日本軍の侵略という別の一面がある!」と指摘する人もいるでしょうけどね。でも、それは別の映画でやればいい事だと思います。同時に「マライの虎」は実話がモデルという事もあり、当時の日本の政治外交経緯と連動し過ぎで、単純に「フィクションですから!」という言い方をするのはちょっと難しい作品ですね。外国人や華僑の扱いなどにプロパガンダが含まれる事は鑑賞にあたって配慮する必要はありそうです。
あとヒトラーの映像とか(当時、観客はどんな感じで観ていたんだろう?)多分、現地ロケもあるはずで当時の東南アジアの町並みや風俗なんかが観れるのもなかなか「楽しかった」です。


…で、そんな「マライの虎」をベースにして戦後に制作されてた痛快スパイアクション「快傑ハリマオ」のDVDを見つけたので買ってきましたw…1枚500円なんですねえ…安い!!とりあえず「ソロ河の逆襲編」全4巻をそろえましたが、他のシリーズも見つけ次第順次揃えて行きたいと思います。


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http://www.websphinx.net/manken/come/wek1/wek1.html

少年マガジンで連載中の「コードブレイカー」(作・上条明峰)がかなりいいですね。これまでも「仕事人」ものというか、悪い奴を非合法的に抹殺するという物語はあったわけですが、それを為す主人公・大神零を糾弾し行いを改めるように説得を続ける少女・桜小路桜の存在が大きいですね。

指令や報酬によって悪人を退治する物語において、ゲスト的にその行為を糾弾するようなキャラ(こういうのって大抵女性キャラなんですが)が出てくる事はあったんですが。常時張り付いてその問題を投げかけ続けるヒロインがいる構造の作品というのはちょっと脳内検索から出てこないですね…。
「必殺シリーズ」では妻子に自分の稼ぎの理由を隠して“殺し”を続けているキャラは出てくるんですが、まあそれも最終回あたりに正体がばれるという展開があっても常に「何故、殺すのか?悪人は殺していいのか?」という問いかけを主人公におっかぶせてくる事はありません。
(再度、脳内検索)…やはり出てきませんね。全く無いという事も無いとは思うんですが、なかなか珍しい構造の作品でもあると思います。

なんで珍しいのか?というとこの話は(人死に込みの)バトル世界において「問うてはダメな領域」というか、物語の意義を果たすために意図的にスルーしている領域に踏み込んでおり、この葛藤を常駐させてバトルをこなして行くのは、常に作劇においてとても厳しい選択を迫られる構造だからなんですね。もし、作品を描くテーマが「悪い奴をぶっ殺して読者にスッキリしてもらう」というものだったら、こんなシンドイ構造を抱えるのは避けるべきだと思います。

…そう。フィクションの物語において主人公側が行う殺人は原則「不問」なんですね。たとえば「北斗の拳」においてケンシロウに、リンが「ケン…あんなに残酷に殺さなくても…ケンは本当は殺戮を楽しんでいるの?」とか、そういう真っ当な疑問を聞いたらダメなんです。ケンシロウも「そんな事言われても…(汗)」と思わず口ごもってしまう事でしょう(`・ω・´)それは「北斗の拳」という作品が悪い奴~読者がイメージする憎ったらしいアイツ!~を徹底的に残酷に叩きつぶしたい!!というカタルシスを代行している作品だからなんですね。他に僕がよくする話で「ドラゴンボール」のベジータとか、元々は悪人で後に主人公の味方になったキャラなんかは、かなり人間を虐殺していたり何かするんですけど、そういった過去は主人公の味方になった時点で不問なんですよね。まあベジータは悟空とつるんだとしても法で裁かれるくらいなら地球を壊すでしょうけど(そこらへん、実は「DB」も「ウルトラスーパーデラックスマン」みたいな世界なのかもしれない)…ブルマとかに「旦那が大量虐殺者な件をどう思ってますか?」とか聞いたらダメなんです。
まあ「DB」は生き返りの設定があって話が「生き返ればいいのか!?」とかややこしくなるんですが、言ってしまえば、バトル世界においてモブの命なんてものは、たとえば、そのバトル・キャラクターの「強さ」やあるいは「恐さ」を表すための演出道具に過ぎないわけです。(だから味方になった時、多くは不問となる)

この問題…僕は「フィクションとはそういうモノであり、また、その為にあるんだろ?」って思っていて必ずしも問題という言い方に沿いませんが、子供の影響とか、命の尊さとかそういう議論は長くなるので、ここでは省略して別の機会としたいです。…まあ、少しだけ述べると、「物語」の世界なのですから、そこで現実の尺度の話をしても「楽しくない」ので、敢えてスルーするのは「物語」として正しいと僕は思っています。ただ受け手(観客)はそれでも尚“作り話”とは言え「そこに生命がある事」を感じ取れないようでは、より「物語」を楽しむ事は難しいのでしょうね。そしてそれをイメージしつつも「だからダメ」なのではなく、憎い奴を叩きつぶしたり、何かを破壊する事にも、快感やカタルシスがある事をキッチリ感じ取って、自分の中にあるその両方の心と向き合えてこそ「物語」がそこにあった、そういう“作り話”をした意味が出てくるのだと思います。

…で、本来、つまらなくなる(興が削がれる)からこそ、スルーしていたツッコみを「むしろそこを楽しむんだ!」と言ってきたのが「コードブレイカー」という事になりますw
先に行っておきますがこの物語は様々な矛盾に充ちています。…大神も多分、次第にブレてくると思いますが、上記したツッコミを一身に背負っている桜小路桜は、現時点でもかなりツッコミ放題の矛盾したキャラクターと言えると思います。…ま、桜ちゃんは、いい具合にバ…思考能力が残念な娘なんだよ?と言ってしまえば大抵いいような気もしますけどねw
しかし、読んでいて思うんですが桜が抱える矛盾というのは人の心が抱える矛盾と直結しているんですね。上条先生は必ずしもマンガの上手い人だとは思ってないですし(←あ。)、何か賢しらに「正論っぽい話」であげつらうのは簡単だと思うんですよ。でも、それは多分色々な「面白さ」や、「愉しさ」を逃していると思います。

いや、今、必ずしもマンガが上手い人だと思わないと言いましたが(汗)そうは言っても上条先生の表現がどうにも拙かったら、僕もこういう言い方はしません。でも、やっぱり桜ちゃんのキャラ表現とかね。いいいんですよ。「人殺しはいけない!」と散々いっておきながら…

「大神のやったことは悪だが…それが被害者の無念を癒した事は確か…」

って言うんですね。ああ、この娘は「人を殺したら駄目だ教」の信者ではないんだなあ…と思って。(ルイさんは宗派はそうかもしれないけど狂信者ではないという言い方をしましたが)立ち止まって考えられる。「簡単な答え」に飛びつかない。
そういえば以前も、刻に胸を揉まれて激怒するですが、刻から「どーして、ねーちゃんはよくてオレはダメなの?キョーダイだから好きなモノ一緒なの仕方ないのにサ…」とか言われて「…?そうだなキョーダイだからしかたがない…か?」とか考えているw


やはりいい具合にバカです(=´ω`=)


話がずれてしまいましたが、桜は「大神のやったことは悪だが…それが被害者の無念を癒した事は確か…」と考えつつも「どんな理由があってもやっぱり殺しちゃダメなんだ。こんなの理屈じゃないんだよ…!!」と心の性に従っている。…じゃあどうするのか?その答えを出し切れない“ゆらぎ”が大神やその他のコードブレイカーたちとの接し方に繋がっている。
連載開始された時点で、今回の展開はそのうちあるとは思っていましたが12話という早い段階でこの領域に踏み込み、多くのバトルマンガがスルーする葛藤を、決して悪くない感じに通り抜けた「コードブレイカー」はこの時点でなかなかの良作連載と言えると思います。…連載が長期化すると内容が変質する事もあるんじゃないかな~~~~?などとドキドキしつつ、ちょっと見守って行きたいですね。

※1上記でバトル世界で「聞いたらダメな話」、「原則スルーの話」をしましたが、そこらへんに踏み込んだ話として「るろうに剣心」の「人誅編」が上げられますね。…僕は必ずしも、あそこの評価は高くないのですが(←あ。)1エピに過ぎないけど、かなり厳しい選択をしていたのは分かるかと思います。
※2もう一つ、「仕事人」系ではないですけど「人殺し」と向き合う話で、おそらくは、この「コードブレイカー」の桜小路桜よりも、過酷な向き合い方をする「特攻天女」という作品を思い出しました。(こう書くと誤解されそうですが過酷さで作品の価値は決まりません)

【ヤンデレ・天野瑞希】http://www.websphinx.net/manken/come/wek1/wek10330.html#492

ここで対象の天野瑞希という「人殺し」の話を書いていますね。物語の後半ではあるんですが主人公である祥が、このサイコパスをどうにか人の心の痛みが分かる人間にしようと苦悩するんですが、遂にそうなる事無く物語が終わっています。…はっきり言って名作です。機会があれば是非読んでみて下さい。

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http://www.websphinx.net/manken/hyen/hyen0261.html

「ソウルイーター」の魔剣士クロナのチェックをしました。本当は黒血のラグナロクのギミックとか、第21話のアクションとかも入れたかったんですけどねえ~。ちょっとキリがなさげなので切りました。


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【言葉はツール】http://blog.goo.ne.jp/ldtsugane/e/338f2a8d55210bab964216e766e26e9f

僕は時々、言葉の意義を精査する議論において「言葉が死ぬ」という話をします。それはどういう意味かというと、自分が何か説明する際に持ち駒として使っている「言葉」の自分自身の整合性において、ある事象を指す「言葉」の意味が拡散して、情報交換や議論を組み上げるツールとしての利便性が大きく低下し、そのまま使って行くと次第に話の歪み(不自然さ)が拡大して行く、あるいはその意義自体が無効化されてしまう状態になる事を指します。(←…もっと簡潔にならない?)

これは、ちょっと詭弁のテクニック的なものの中に近いものがあって……それを僕は「言葉を殺す」なんて言い方をしたりします。
たとえば、任意の人に対して「怒りっぽい」人かどうか?というような議論があるとして…ここで「怒りっぽいとは何か?」という定義付けを図る議論を始める事になったとしますよね。…実際はそもそも「怒りっぽい」とは曖昧な印象を表わす「言葉」であって、そのまま印象をダベるのが、まあ普通なのですが、そこを急にハッキリさせようとか考え出したりしてw「そもそも怒りっぽいとは何だ?」とか言い出して、それに誰も反論がないような線引きを目指したりすると、その線引きが極端に走り勝ちになったりする事があります。
人間なら全く怒った事がない人というのは、まあ、そうはいないでしょうし、逆に24時間ひっきりなしに怒っているって人も、まあ、いないでしょう。……そうすると「実は誰もがみんな怒りっぽいんだ!」とか、「起き活動する時間の半分以上を怒って過ごしていなければ怒りっぽいとは言えないんじゃないか?」とか、定義づけの議論の誘導の仕方一つで、この議論の結論を操作される場合があるんですね。大雑把に言ってしまうと変な話になる!w(ここらへん、そういう議論の流れを体験した人なら分かりやすいと思うんですが)

……え?それは子供だましの屁理屈ですか?wいや、そうなんですけど…(汗)今は“たとえ話”として瑕疵の分かりやすいものを用意しているって事もありますし、こんなシンプルな形ではなく、もう少しいくつかの“言葉遊び”のテクニックを複合すれば、けっこうその変な話がスルッと通ってしまったりするんですよねwあんまり議論する事に慣れていない人は、思ってもみなかった部分の定義そのものをズラされると、そこでもう混乱してしまいますしね。
「怒りっぽい」なんて言葉は曖昧でもあるけど、まだ全然一般的イメージから共通項を測りやすい「言葉」です。しかし、一般社会ならともかく「物語愉楽」の世界ではもっと曖昧で、未定義な言葉が飛び交います。最近だと「萌え」なんて最たるものでしょう(←最近か?)

※しかし、そう言い出すと今度は「じゃあ、もっと言葉をなべて厳密に定義付けしていこう」と言い出す人もいますが、それはそれで大事なんですが、何事もバランスというものがあって。「言葉はツール」の項で述べているように「言葉」の曖昧であるが故に保持されていた利便性を消してしまったり、あるいは定義付けした結果、一般的イメージではこの「言葉」の範疇に入るものを弾いてしまい乖離が起って、かえって伝達効率を落としてしまったりするんですね。こういうのは中庸にして正解無く、結局のところ「言葉は何のためのツールであるか?」という本道に立返って考えて行くしかないですね。

…で、定義を誘導なんてネガティブな「言葉」を使いましたが、自分の信じる定義付けを主張するのは当然で、基本的にはその行為には問題ありません。しかし、それを意識的にしろ、無意識的にしろ、自分の出したい結論のために定義づけを弄び、極端な規定を定めたりすると、たとえば「実は誰もがみんな怒りっぽいんだ!」とか言い出すと、「怒りっぽいという言葉が死んで」その上に次の議論を組んで行けなくなるんですね。…怒りっぽいの上にどういう議論を組むかは知らんですが(汗)(う~ん、上手い例えじゃなかったなあ…でもそれしか思いつかなかった…orz)
いや、別に上に組んでもいいんですけどね。でも、世にある極端な原理主義とかカルト思想は、ある議論に強い人間が議論に勝たんが為に「言葉」を弄び(勝つとリーダーになれますしねえw)、反論の難しさに重きをおいた極端な誘導をし、その歪みを省みることなく次の弄びを積んだ結果、そこにはまり込んでしまう…という面もあると思うんですよ。

まあ、ここらへんもバランスとして…wそういう風に「怒りっぽい」という「言葉」を用意する意義自体を失するところまで話が行ってしまいそうな時に…

それは「言葉を殺してる」んじゃない?

…と指摘する事になります。共通項として(「言葉を殺す」という)その「言葉」が無ければ「定義付けを極端に振る事によって、その言葉の意味をズラしてしまって、次の議論に使えなくしてしまっているのでは?」かな?これは局面によって適宜に変わって行きますね。まあ、変に反論の難しい「言葉」とかに飛びついたりしないで、次の議論、先のある議論を見据えて「言葉」を組みたいですね…とそういう話でしょうか。

さて本題の「言葉が死ぬ」ですがw(←まだ本題じゃなかったのかい!)……まあ、大体、これまでに上げた「言葉を殺す」話と同じようなものなんですが……未定義的な「言葉」や、あるいは調整中の理論に銘打たれた「言葉」……まあ造語とかですね。それらをツールとして定義付けるバランス感覚の話になりますね。
たとえばツンデレという言葉があるとして、この定義を「ツンとデレがあるキャラ」と定めると(ツンって何?デレって何?という議論は置いておくとして)、実はツンという行動が為されたという判定が下せない~完全にツンが無い~キャラ、デレという行動が為されたという判定が下せない~完全にデレが無い~キャラは極小のはずで、大半のキャラがこれに当てはまってしまいます。……そうするとツンデレという「言葉が死ぬ」と言います。…意味、分かりますかね?ツンデレという「言葉」を機能的に扱うためには、もう少し範囲を狭めた規定が必要になってくるはずなんですね。

【Wikipedia:セカイ系】http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%82%A4%E7%B3%BB

ウィキペディアの中で「セカイ系」という「言葉」が狭義のものと広義のものとの分類がされていて、今の話題として興味深いです。広義のセカイ系の方は、僕がいうところの「言葉が死ぬ」話に入っていますね。極端な言い方をすると何でもかんでもセカイ系と言ってしまうとセカイ系という「言葉」を用意した意味が薄れてしまって、その中での分類を余儀なくされたり、あるいは「それは昔からあったモチーフ」という片付き方をしてしまう。まあ、それを「死ぬ」とか言わず「役目を終える」という言い方になる場合もあるワケですけどね。無論「いや、最初からこの「言葉」はこれだけの範囲をカバーする意図により用意されたんだよ?」という話なら、それに沿って議論する事になりますけどね。でも、その話が“後付け”だった場合、大抵その議論は歪むというか、辻褄合わせの確認のような議論になります。で、結果、その場をやり過ごしただけのような「言葉」が残る。その上に次の議論を乗せるのは危ういんですよね。

そういう感じに「言葉が死ぬ」という状態を理解していないと無意識の内に「言葉」を「死なせて」しまったり、あるいは「殺して」しまったりするんですね。なんでかって言うと、人は自分が取り組んでいる「言葉」(それに付随する理論)が、包括的ないし汎用的な「広い言葉」である事を望み勝ちだからです。「世界を割る言葉」(←造語)を求めているとも言えるかもしれない。
先の「言葉を殺す」話は、反論の難しい話に飛びつく人は→結果「言葉を殺す」という話だったのですけど、「言葉が死ぬ」話は、自分の持ち物~「言葉」~がより多くの事象をカバーするものである話に飛びつく人は→結果「言葉が死ぬ」(いや、これも「言葉を殺す」でいいんですけどね)という話になります。あくまで“気をつけないと”って事で必然的な話ではないですが。

…う~ん、あまり「言葉を死なせる」と、どう困るかは上手く説明できてない気もしますが…長くなったので、また別の機会としましょう。まあ、前半は言葉遊びのテクニックの話だし、「言葉使い」には今更の話としても、少しは役に立ってくれるといいなあ…。(たとえ話が悪いから駄目か…遠い目)「言葉」は自分の意志を伝達するための大事な道具ですからねえ。その一つが使い物にならなくなるとしたら、すごい損失です。普段からメンテナンスを心がけて…しかし、メンテナンスに凝り過ぎて(たとえば、反論の難しい話に飛びついたりして)「言葉を死なせる」事の無いように心がけたいなと、そう思います。


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http://www.websphinx.net/manken/come/wek1/wek10375.html


冒頭で「惑星のさみだれ」についての意見交換をしていたりしますが、これについてはちょっと「言葉」のツールとしての恐さを感じていたりします。
…というのは、ここで僕は主人公・夕日の心象を(僕なりに)読むためのツールとして「葉隠」という思想を持ちだしたんだけど、かなり主張の印象としてLDの意見「『さみだれ』=『葉隠』」みたいな印象を持たれてしまっている。これは、他の友人と話していてもそうで、その度に僕は「いや、「葉隠」は夕日を測るためにはデカい物差しだとも思っているんだけどね」と解説をつける事になる。

……と、いいつつ今度は「葉隠」自体で僕が言いたかった事があるもんだから、そこをベラベラ喋ってしまい、議論をあらぬ方向へ持っていってしまっている面もあるんだけど(汗)

要するに僕は、一連の夕日(と、さみだれ)の行動を肯定的にとらえるたい直感を受けたんだけど、それを支持するような……これはこれで誤解を受けそうだけど、そう前振りして言ってしまうと、「破滅する事」を肯定的に語った思想や哲学なんて、そうはないんですよね。…そりゃ、何か適当なものを適当に引用して適当に解釈すれば他の何かが出てくるかもしれないけど、僕の脳内検索ではモロに「破滅」を肯定しているのってこれ(「葉隠」)くらいだったんというのがあります。…で、実際に、夕日は「御意」とか家臣とかそういう関係と心象面での一致がないワケでもなかったんですね。
しかし、ま、この「言葉」はちょっとインパクトが大きくて「惑星のさみだれ」を読むのには、ゆがみやすい「言葉」だったなあと思っています。この場合のゆがみってのは自分の直感(感想)を忠実になぞってくれない「言葉」って意味ですけどね。

…と、こう書くと、あ、LDさん「惑星のさみだれ」から葉隠説を引っ込めたそうだ?とか印象を持たれてしまいそうなんですが(汗)全然、そんなつもりもないんですよね(汗)そこらへんやっぱり、「言葉」は難しいwただ「葉隠」を体現しているのが「惑星のさみだれ」だという観点ではないですよ?というのを念を押す場にしていますね。この紙面を。(自分がブレを認識して繰り返し述べれば補正できる話でもありますね)

とは言え話が脱線してしまうのもまた「愉し」からずやwこれをきっかけにして「葉隠」の話、それに付随する「死狂い」の話なんかをオフ会などで色々したのですが、そこらへん、また機会を見て述べていこうかと思っています。


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(`・ω・´)>「女犯坊」!!見つけたので保護しますた!!…いや、出版た時に買っとけって感じですが(汗)orz いや、こう…いろいろ逸してしまうと、後から探してもなかなか無いものなんですよねえ…。それから、佐藤まさあき先生の「ダビデの星」も最近、サニー出版から復刻されまして、何とか全巻、保護しますた!(`・ω・´)>この作品、何度も復刻されて順次出版という事になるのですが……その度に途中で出版が止まり完結まで至らないという札付きの悪書です。ここらへん備品さんが何度も悔しい思いをしていますね…。その意味ではサニー出版よくやった!と言いたいです。

まあ、どちらの作品も不道徳・非倫理にしてエログロ満載のマンガでして…僕は悪書と読んでリスペクトしています。……と紹介しようと思っていたんですが…「女犯坊」の竜水和尚、けっこうまともな事も言っているなあ?(←あ、頭壊れてるな?)昔、読んだ時はその毒々しさに頭クラクラしたものですが…w 「ダビデの星」の神納達也さんは途中ちょっといい人になってしまったのでは?という疑惑がないではなかったですが、最後まで極悪人でVサインで逃亡完了していましたね。…安心しました!w



ちょっと多少、意図的に内容を隠しましたが(まあ、別の機会には内容を紹介する事もあるでしょうけど)興味がある人は読んでみて下さい。清く正しい人たちは、こういうものは大嫌いで、ともすれば排除しにかかったりするんですけどね…。でも、僕はこれもまた「娯楽」の一つの形として保護し、語り継いで行きたいと思っています。


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「海のトリトン」コンプリート。1972年制作。子供の頃、僕が住んでいた地方では夏休みなんかにやったらめったら再放送されていましたw非常に思い出深い作品です。中でもマーカス暗殺隊が大好きでその思いは「私の愛した悪役たち」に思いっきし書き綴らせてもらったんですが、http://www.websphinx.net/manken/labo/badd/bad07.html#MAKAS 今回、もう少し他のキャラにも触れておきたいです。


ポリペイモスです!大好きなんです!声は加藤精三様です!シビれます!…こう、人間の形をしていないのがいいいいんですよ。話が通じないというか、思考や心そのものが、人間とは分かり合えない感覚っていうんでしょうかね。ともかくアニメ悪役史の中でも屈指のデザインだと思います。いや、今でこそ、カッコいい!とかシビれる!とか言っているのですけど放送当時は怖くて怖くてしょうがなかったですね。「トリトン」は戦闘によって流れた血が、しばらく海中を漂うんですねえ。なかなか猟奇的な描写なんですが、その中でのポリペイモスの非人間的な眼光と牙はかなり迫力がありました。で、そのポリペイモスをあっさり抹殺して見せたマーカスの衝撃といったら…!!って、やっぱり「私の愛した悪役たち」の文面と同じになってしまうなあ…(汗)


それから、もう一人。悲劇のヒロイン、ヘプタポーダです!陽の光ある海に憧れたためにポセイドンの怒りに触れ、海グモの牢獄に囚われていたポセイドン一族の女。手塚先生の原作にも登場するキャラクターでトリトンを憎みきれずに自ら命を絶ってしまうのですが、アニメでは一瞬だけトリトンと共闘して死んで行きます。
富野喜幸監督の悲劇ヒロインの系譜……アキ→ララァ→キッチ・キッチンに連なる(…コロスを入れるべきかどうか迷う)、最初の一人目に当ると思います。無数のサンマ(サンマ…なのか?)を刀として扱い、自由自在に誘導する戦い方は、エルメスのララァの駆るビットを想起させます。…両者ともに抱かれたら即死のアイアン・メイデンというやつですねw
トリトンって、本当に最後まで一人で戦い続けるものだから、ほんの一瞬だけでもヘプタポーダが一緒に闘ってくれたのは、すごく救われた気分になったものです。でも、そのまま、もっとこう…タイガー・ジョーとは行かないまでも、ライダーマンくらいの位置…要するにポセイドンの魔宮の手前くらいまではつき合って欲しかったんですけどねえ…。カッコ良かったサンマ軍団は(サンマ…なのか?)次の回には姿を消しちゃうし…、ヘルメットは取っちゃうし…。ああん、もう無理矢理退場させられているよ!(涙)残念です。



「おねがい!ツインズ」コンプリート。2003年制作。「おねがい!ティーチャー」の後番組なんですが、最初録り逃してしまって「ああん!もう!」とか言って、そのままチェックを諦めた作品なんですが…(´・ω・`)改めて観てみるとなかなか…いや、かなり面白かったです。主人公のマイクはけっこう大人な(正確には早熟な)キャラとして扱われていて、また、三人の心象が互いの関係を崩し難い構造を組んでいて、いろいろ上手い…というか興味深かったですね。…ずっと続ける事もできるし、ある日突然終わる事も可能な構造をしているんですよねえ…(感)また、その結論の在り方を「フタコイ・オルタナティブ」と比べてみても面白そうです。…しかし、1話に何分かは必ず(当時のボカシのない)入浴シーンがあるな?しかも体型がけっこう幼い……マイクに聞かれる心配のない秘密の会話の場所…という理由付けはナイスだけど……これ持っているとタイーホされたりする日が来るのだろうか…?

「エルフェンリート」もコンプリート。2004年制作。ルイさんがススメている作品なので、これから観ます。
今週はAT-Xで「おいら宇宙の探鉱夫」がやっていたので録りました。妙に完成度が高かったOVAです。でも2話しかない。…この頃、いろいろ良い感じのOVAが、しばしば出ていたんですが…なんか、もうちょっと続けて欲しいのに2、3話で打ち切り…というパターンが多かった記憶があります。
あと同じくAT-Xで「ヴァンドレッド」が始りますね。…2ndまで一気に放送してくれるかな?それからスーパードラマTVで「サンダーバード」と「プロテクター電光石火」が始ります。…すみません。「サンダーバード」まだ録ってませんでした(汗)録ります。「プロテクター」はまだ観たことがないので今から楽しみです。


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