【9月第3週:AKB49 第52話 サヨナラの気持ち】
http://www.tsphinx.net/manken/wek1/wek10527.html#706
【漫研】
http://www.tsphinx.net/manken/

この週、『めだかボックス』キャラクター人気投票で球磨川くんが絶対のぶっちぎりで一位でした!!
第二位 黒神めだか(主人公)992票!第一位 球磨川禊 3854票!!いや~、僕もこれまで数多の連載の人気投票見てきましたけど、ここまでの、っ超ぶっちぎりは記憶にありませんね。文字通り桁が違う…!いや、一位が1000票代後半で、二位が900票代くらいの大差はあるんですけど、トリプルスコア超えてますからねえ…。少なくとも『めだかボックス』の読者の中では、相当な人気と考える事ができると思います。
『めだかボックス』は……支持率98パーセント、完全無欠の生徒会長・黒髪めだかちゃんが「何時何時どんな相談でも受ける!」という公約の完遂に奮闘する話…かな?完璧であるが故に色々至らない所があるめだかちゃんに対して、幼なじみの善吉くんや、その他学園の仲間たちが影に日向にめだかちゃんをサポートします。
しかし、球磨川くんの魅力ってどこにあるんでしょうねえ?(´・ω・`)(←)…いや、球磨川くんって物語のフェーズごとにキャラが多少…いや、かなり変わっている所があって「どの球磨川くん」がウケてるのか?とか考えたりもするんですよね。いや、どの球磨川くんも相応に愛されているからこの得票数なんでしょうけど。
ぶっちゃけて、言うと、僕は球磨川くんの好きな面と、嫌いな面の差がけっこう激しい所があります。実は僕は『』(カッコ)付けをやめて本音を吐露した球磨川くんはあまり好きじゃない。逆に今の「必敗」の人生を愉しみながら、その実かなり美味しい所を持って行ってしまう球磨川くんは相当好きです。
▼今週の一番『めだかボックス』そっか。球磨川くんってカッコつけてたのかw
(↑)球磨川くんがカッコを外した時の記事で、今、読み返してみても、カッコを外す事が“予定されていた”のがショックで「…いや?カッコをつけていた球磨川くんもまた球磨川くんなんだよ?僕はそう思うな!(((`・ω・´))フルフル!」と必死な様子が見て取れます(汗)それくらい、何か、嫌だったのですよw
しかし、最近、西尾維新先生の新刊『少女不十分』を読んだのですが、ここで語られた…おそらく西尾作品に通底するテーマを、球磨川くんは「少年マンガ(ジャンプマンガ)的にちょっと形を変えて」シャウトしている事が分かります。(『少女不十分』については、また別に記事を書こうと思っています)故に、球磨川くんは、西尾作品の“代弁者”であり、ひいては『めだかボックス』の…少なくとも代表的体現者ではあるのでしょう。
また、『めだかボックス』の中で球磨川くんは共感しやすいキャラだったと言えるのでしょう。僕が嫌がっている、あの本音の吐露がけっこう効いているのでしょうね。
何だかんだ言って『めだかボックス』は“人気様”の心情を僕なりに慮るとすれば、けっこう感情移入しずらい“偏りのある者”たちで溢れかえっていると思います。そこが西尾作品の魅力なんでしょうけど、そこを“人気様”が感知してくるかどうかは分からないワケで…。
本当はそこらへん、善吉が調整するべきものだようにも思うのですけど、彼は……いや、ちょっと置いておきますか。彼についてはまた改めて語る事もありそうですwそんな展開になってますよねw
まあ、そんな中で出た球磨川くんの本音は、多くの人の共感と安心を与えるものだったのは確かでしょう。その上で、次に彼に付加された「必敗しながらサクセスする」物語は「いや、もうそれほとんど勝ちやん?わざと負けてない?」というか、ギャグというかコミックにまとめられたものではあるけれど、共感したキャラクターの在り様として痛快だったのだと思います。
…というか、球磨川くん、受賞で涙流しているけど…これが彼が一番欲しかったものかもしれないなあ。
ちなみに、今、僕が作中で一番好きなのは安心院さんです。(`・ω・´)ちなみに、彼女がなにか“変な本音”を吐露する事があったら、僕はまた嫌な顔をするんだろうなあ~って思います。(`・ω・´)
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この週、『めだかボックス』キャラクター人気投票で球磨川くんが絶対のぶっちぎりで一位でした!!
第二位 黒神めだか(主人公)992票!第一位 球磨川禊 3854票!!いや~、僕もこれまで数多の連載の人気投票見てきましたけど、ここまでの、っ超ぶっちぎりは記憶にありませんね。文字通り桁が違う…!いや、一位が1000票代後半で、二位が900票代くらいの大差はあるんですけど、トリプルスコア超えてますからねえ…。少なくとも『めだかボックス』の読者の中では、相当な人気と考える事ができると思います。
『めだかボックス』は……支持率98パーセント、完全無欠の生徒会長・黒髪めだかちゃんが「何時何時どんな相談でも受ける!」という公約の完遂に奮闘する話…かな?完璧であるが故に色々至らない所があるめだかちゃんに対して、幼なじみの善吉くんや、その他学園の仲間たちが影に日向にめだかちゃんをサポートします。
しかし、球磨川くんの魅力ってどこにあるんでしょうねえ?(´・ω・`)(←)…いや、球磨川くんって物語のフェーズごとにキャラが多少…いや、かなり変わっている所があって「どの球磨川くん」がウケてるのか?とか考えたりもするんですよね。いや、どの球磨川くんも相応に愛されているからこの得票数なんでしょうけど。
ぶっちゃけて、言うと、僕は球磨川くんの好きな面と、嫌いな面の差がけっこう激しい所があります。実は僕は『』(カッコ)付けをやめて本音を吐露した球磨川くんはあまり好きじゃない。逆に今の「必敗」の人生を愉しみながら、その実かなり美味しい所を持って行ってしまう球磨川くんは相当好きです。
▼今週の一番『めだかボックス』そっか。球磨川くんってカッコつけてたのかw
この括弧をはずした言葉は球磨川くんの本音で、括弧をはずした球磨川くんは本当の球磨川くん……という事に観えるんだけど、しかし、上に述べたようにその球磨川くんは、既にマイナスの球磨川くんではないのですよね。大義を持って誰かを護り助けようとする球磨川くんで(最新号では、それ故負けそうですよね)彼が“この気持ち”を抱える事になったマイナスの球磨川くんがいるはずで、その球磨川くんも間違いなく球磨川くんで、それは括弧セリフ上にも顕れている事ではないかと思うんですよね。
もう少し突っ込んだ所を言うと、気持ち悪い男である球磨川くんは、本当の球磨川くんなんだけど、自分が気持ち悪い男と気づいた時、球磨川くん格好をつけて、その気持ち悪い男を“演じる”事にしたと。括弧をつけて。だから球磨川くんが“仮面”と言う事にしてしまったモノも、やはり本当の球磨川くんで、また、演じる事を決めた本音の球磨川くんも、本当の球磨川くんと…そんな感じ?ややこしいですかね?(汗)
(↑)球磨川くんがカッコを外した時の記事で、今、読み返してみても、カッコを外す事が“予定されていた”のがショックで「…いや?カッコをつけていた球磨川くんもまた球磨川くんなんだよ?僕はそう思うな!(((`・ω・´))フルフル!」と必死な様子が見て取れます(汗)それくらい、何か、嫌だったのですよw
![]() | 少女不十分 (講談社ノベルス) |
碧 風羽 | |
講談社 |
しかし、最近、西尾維新先生の新刊『少女不十分』を読んだのですが、ここで語られた…おそらく西尾作品に通底するテーマを、球磨川くんは「少年マンガ(ジャンプマンガ)的にちょっと形を変えて」シャウトしている事が分かります。(『少女不十分』については、また別に記事を書こうと思っています)故に、球磨川くんは、西尾作品の“代弁者”であり、ひいては『めだかボックス』の…少なくとも代表的体現者ではあるのでしょう。
また、『めだかボックス』の中で球磨川くんは共感しやすいキャラだったと言えるのでしょう。僕が嫌がっている、あの本音の吐露がけっこう効いているのでしょうね。
何だかんだ言って『めだかボックス』は“人気様”の心情を僕なりに慮るとすれば、けっこう感情移入しずらい“偏りのある者”たちで溢れかえっていると思います。そこが西尾作品の魅力なんでしょうけど、そこを“人気様”が感知してくるかどうかは分からないワケで…。
本当はそこらへん、善吉が調整するべきものだようにも思うのですけど、彼は……いや、ちょっと置いておきますか。彼についてはまた改めて語る事もありそうですwそんな展開になってますよねw
まあ、そんな中で出た球磨川くんの本音は、多くの人の共感と安心を与えるものだったのは確かでしょう。その上で、次に彼に付加された「必敗しながらサクセスする」物語は「いや、もうそれほとんど勝ちやん?わざと負けてない?」というか、ギャグというかコミックにまとめられたものではあるけれど、共感したキャラクターの在り様として痛快だったのだと思います。
…というか、球磨川くん、受賞で涙流しているけど…これが彼が一番欲しかったものかもしれないなあ。
ちなみに、今、僕が作中で一番好きなのは安心院さんです。(`・ω・´)ちなみに、彼女がなにか“変な本音”を吐露する事があったら、僕はまた嫌な顔をするんだろうなあ~って思います。(`・ω・´)
![]() | めだかボックス 11 (ジャンプコミックス) |
西尾 維新 | |
集英社 |
これは『バクマン』でサイコーとシュージンが言ってたまさに『一見普通に見えるカラーページが実は本編の伏線になってる!』というヤツでしたね! という「メタネタならバクマンに負けない!」という西尾先生の意地を見せた回……と言うのはきっと考えすぎでしょうね(笑)