サルサバンドLATIN FACTORYのブログ
EL WEBLOG DE LATIN FACTORY
廃線跡を歩く(西武鉄道安比奈線) Vol.6
八瀬大橋に完全に遮断された路盤。右側の橋梁の袂に車が見えますが、誰かが遊びに来ているわけではなく、全ての車が廃車。それを倉庫として、沢山の人が生活を営んでいます。
来た道を振り返ってみます。自然に還ろうとしている姿。改めて40年以上の歳月の長さを感じさせます。
橋の下の住居を回り込んで反対側に・・・
再び線路が現れます。
赤のペンキも鮮やかな境界票。何らかの形で保守されているのでしょう。
その先にはオフロードバイクのコースが造られていました。
度重なる自動車や重機の往来でねじ曲げられた線路、この先は破壊し尽くされているのだろうか・・・
でも、その先の軌道を見て安心、そして、また時間を忘れそうになった
感受性の強い若い頃に見たら、悶え死んでいたかもしれない(笑)
暫く進んで振り返る。とても鉄道が存在したとは思えない光景・・・
更に進むと、転轍機が朽ち果てたように転がっていました。サイトRail & Bikesのこのページによると、1994年頃には、まだ原型を保っていたようです。それが、いつの間にかに倒れ、誰かさんに黄色くペイントされ、挙げ句の果てに片方の羽がむしられてしまった。
転轍機があるということは、当然分岐器(線路が分かれるところ)があることを意味します。完全に、草に埋もれてしまった姿。
分岐器(見づらいですが矢印がレール)のちょうど付け根のところには大きな木が・・・
分岐器があるということは、この先は安比奈駅構内
駅もまた、自然に還ろうとしていた
時折顔をのぞかせる二条の軌道
左側の積み込み施設基礎や架線柱から、大体の線路配置がわかるものの、元の姿を想像するのも難しいくらい荒廃しています。
車の往来に邪魔だから撤去してしまったのでしょうか、沢山の枕木が積み上げられていました。
なぎ倒された架線柱。そしてそれを覆い隠すように草は繁ります。
自然の力はとどまるところを知らず、全ての人工物を飲み込んでゆきます。
恐らくここが駅の終端付近。残念ながら激藪で軌道に近づくことさえもままなりませんでした。やはり、廃線跡を調査するのであれば、秋から冬にかけての時期が良いことを改めて感じさせられました。
西武鉄道安比奈線は、アクセスが容易なことや印象的な風景が残っていることから、沢山の人の関心を集め、沢山の写真が発表されてきました。しかし、連続テレビ小説やオフロードバイク愛好家の影響などもあり、徐々に姿を変えつつあります。
また、もっと大きな影響が懸念されるのが西武鉄道新宿線車両基地建設計画の存在でしょう。具体的にいつになるかは見通しも立たない状況だと聞きますが、ある時期に突然再開発される事態も考えられます。休止線がまた現役の鉄道として蘇るのは嬉しいことには違いないのですが、廃線然とした休止線ならではの情景が失われることも事実です。もし、見てみたい方がいらっしゃいましたら、早めの方が良いかもしれませんョ。
Editor CABEZÓN
廃線跡を歩く(西武鉄道安比奈線) Vol.5
この森で佇んでいるときから
気になっていることがありました
遠くに見える車は何を意味するのか
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そこに着いて初めてわかりました
連続テレビ小説「つばさ」のロケ地として再開発されてしまっている
この橋は、ドラマが始まるまではあるがままの姿だったそうです。サイト☆ 六三郎のカメラ散歩 ☆ 様のこの写真は、わずか半年前、昨年の11月に撮影されたもの。それが、こんな姿に変わり果ててしまいました。
観光地として、人が集まることを予測しての整備だと思われますが、廃線愛好家としては、あるがままの姿を見たかった・・・。
撮影に使われたと言われているトロッコが放置されていました。とは言っても、しっかり鎖で固定されているので、転がそうとしてもびくともしませんでしたが・・・
銘板を見ると、ヨシイケ科研機器という保線用車両などを製造しているメーカーの製品です。積載量1tと言うことは、バンドメンバー全員が乗るかどうかギリギリですね(笑)
腰掛けにはぴったりだったので、ちょっとだけ休憩しました。
しばらく進むと、やがて立ち入り禁止の看板が現れます。しかも、ここの柵は他のところと違って少しだけ本気(笑)。当然、観光客とおぼしきカップル達は、ここで横道に逸れてゆきますが、我々はこの先危険という看板は見えなかったことにして(笑)、ぬこよろしくコソーリと入ってゆきますた。
大木が線路を押しのけて隆々と育っています。でも、観光地化されたところよりも良い雰囲気・・・
蔦の絡まった架線柱が、心なしか寂しさを感じさせます。
そして、路盤を完全に遮断するように現れる八瀬大橋。完全に路盤にかぶっているので、いくら何でも西武鉄道には断って建設したはずですよね(笑)。そして、この写真の右、橋梁の下には沢山の人が住んでいますた。もしかして、この先危険って、このことだったのか(笑)
次回は最終回、安比奈駅(終点)の様子をお伝えします。
Editor CABEZÓN
廃線跡を歩く(西武鉄道安比奈線) Vol.4
この先の森にはあの風景が待っている
森に吸い込まれてゆく一条の軌道
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ここを鉄道が走っていたのか・・・
しばし時を忘れた
沢山の列車が行き交った道
森を抜けて振り返ってみた
通り過ぎた人たち
戻ってこない時間
そして、森を抜けてもその景色は続く
次回は対照的に姿を変えつつある安比奈線の様子をお伝えします。
Editor CABEZÓN
廃線跡を歩く(西武鉄道安比奈線) Vol.3
40年以上もの永い間風雨に晒されてきた鉄橋・・・
ところが、娘が言うのですよ
「父ちゃん、さっさと渡ろうよ」
ちょっと待て(笑)
間違いなく落ちます(笑)
子どもには言い聞かせて迂回路を取り、その先にアプローチ
!
マタキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!!
藪に覆われて見通せなかったのですが、先にも鉄橋があったのです
下には水路、でも子どもには渡れないほどの幅があります
さて、どうしたものか・・・
結局鉄橋を渡ってしまいました(笑)
枕木が更新されていたのですが、意図的になのでしょうか、わざと渡りづらく間隔をおいて敷かれている、、、せがれが四苦八苦(笑)。まぁゆっくりと渡ってくれたまへ。
ふと見上げると、遠い昔に戻ったような錯覚に・・・
子どもの頃は、全てのものが高く見えました
小さな朽ち果てた鉄橋も現れます
大袋から池の辺に入ります。一応、ここも道路から敷地内に立ち入れないように柵が設置されています。が、どこの柵も同様なのですが、何故か脇が甘い(笑)。「絶対に入るな」とはとても思えないのです(笑)。
場所によっては、この写真のように架線が完全に落ちてしまっている部分もありますが、通電されているわけでもありませんので、感電の心配はありません。
昔は当たり前のように見られた風景・・・
そして・・・
何度も写真で見て
一度は訪れてみたかった
あの森が目の前に近づいていた
Editor CABEZÓN
廃線跡を歩く(西武鉄道安比奈線) Vol.2
さて、昼食も終わったところで調査の再開です。駅から出た線路が街の中を横切って進んでゆく。この様な風景は、以前であれば至る所で見られたものですが、不法投棄や治安などの問題もあったのでしょう、旧国鉄を含めて市街部の廃線跡は全て遊歩道などの再開発が行われてしまっています。
しかし、ここだけは特別です。あくまでも廃止路線では無く休止路線ですから、少しずつではありますが手入れをされている様子もうかがえます。
風雨に晒されながら信号機も耐えてきました。踏切動作反応灯という、踏切が正常動作しているかを確かめるためのモノだと思われます。
その先の踏切は、国道16号の度重なる工事により、完全に元の姿を失ってしまいました。
踏切表示灯はごらんの通り、台座を残して姿を消しています。今回の訪問時には、何故かジュースの空き缶が・・・
この通り四日前に訪れたときには何もなかったのですから、誰かがここに捨てていったのでしょうね。
さて、国道16号を渡った路線は、一路安比奈新田方面を目指します。路線名は安比奈線、土地の名前は安比奈と、ちょっとややこしくなっています。
しばらく進むと、プランターやら花壇やら、住民の方々の園芸場と化しています(笑)。また、踏切などには、しっかりと「立ち入り禁止」という看板が立てられているのですが、地元住民も含めて誰も守っちゃいない(笑)。生活道路としても、以外に便利な側面があったりするのかもしれません。
完全にさび付いた鐵路。しかし、40年もの間このままで残ってきたことも、ある意味で驚きです。というのは、鉄道の線路などには良質な鉄が使用されているために、盗難に遭う可能性が高いのです。廃止され放置された線路が、いつの間にかに消えていたという話をどこかで聞いたことがあります。
次なる踏切、完全に線路はアスファルトに埋め込まれています。
そして踏切の先には藪が発生していました。さすがにここに踏み込むのは勇気が必要、、、と考えていたら、座敷童達が脇道からさっさと線路に近づいていく(笑)。をいをい、そこ人の家じゃないのか?と自分も踏み込んでみたところ・・・
!
鉄橋
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!!
Editor CABEZÓN
廃線跡を歩く(西武鉄道安比奈線) Vol.1
四日前に雨により断念した調査、5/10は強く日が照り渡り、足下の良い出だしとなりました。座敷童二人を連れて向かうは西武鉄道新宿線の南大塚駅。実は恥ずかしい話なのですが、CABEZÓNはこの駅名から勝手に池袋駅の近くをイメージしていました(笑)。実際には本川越駅の隣、山手線の大塚駅とは全く関係がありません。
<<西武鉄道安比奈線とは>>
入間川で採取した砂利の運搬を目的として1925年(大正15年)2月15日に開業した、西武新宿線の南大塚駅から安比奈(あひな)貨物駅までの3.2kmの貨物専用路線である。1949年(昭和24年)には電化されたが、入間川での川砂利の採取が1967年(昭和42年)に禁止された為に、列車の運行自体は休止された。本路線は廃止路線ではなく、あくまでも休止路線であるので、鉄道施設の多くがそのまま残されている。しかし、その多くは休止以来放置されており、実質的な廃線であるとの見方も強い。この路線は写真集でも多く取り上げられ、また連続テレビ小説「つばさ」のオープニングのロケが行われたりと、各方面での知名度は高い。
下りホームの裏側を走るヘロヘロな線路、これが安比奈線の起点となります。あまり手を入れていないからでしょうか、線路自体がヨレヨレ(笑)。ただし、バラストなどは打ち直されているので、ここまでは車両も乗り入れることが出来そうです。
早速駅を出てその先に向かう事としましょう。
何故か部分的に軌道が撤去されていますが、すぐに続きの路盤が現れます。電化されていたとはいえ架線柱も木製、これらが風雨にさらされながら40年以上残り続けてきました。
撤去された路盤とは全く関係ないところに、何故か新しい線路が離れ小島の様に短く設置されています。列車の留置にも使えない線路を新しく設置する意味とは・・・。
実は、この安比奈線を整備して新宿線の新車両基地を設置する計画があり、過去に一度頓挫したものの、現在も進行中とのこと。そして、その計画によると、新しい路線はプラットホームに沿って川越方面に向かい、ホーム終端あたりから分岐するとか。つまり、新しい線路の位置は川越方面に移動することとなり、それはこの不明の新しい線路と一致するというのです。
ここでお昼の時間となりました(笑)
実はこの店、四日前に雨宿りを兼ねてやむを得ず入った店。ところが子どもたちからは予想外の好評を博しますた(笑)。多分、今回の子どもたちの目的の一つはこの店で食べることだったのでしょう。市場から仕入れているという刺身なども充実しています。
この店の特徴は、なんと言ってもコストパフォーマンスが良いのに結構旨いこと。子どもたちが頼んだ「冷やしたぬきうどん」¥380-也
自分はついつい定食を頼んでしまいます。「とんかつ定食」は冷や奴の小鉢まで付いて¥530-也、ライブ前じゃないのでついつい御法度品に手が伸びてしまいますた。度重なる訪問でご主人にも顔を覚えられてしまったし、何だかなぁ(笑)。
Editor CABEZÓN
廃線跡を歩く(西武鉄道安比奈線) 序章
久しぶりの廃線シリーズとなりますが、今回はいろいろと前振りがあるために、本記事は序章扱いとさせていただきます。と言うのも、今回の調査は、
大騒ぎのエピローグで飲んだくれながらka-tanと話したことがきっかけとなっているのです。しかしながら、ゴールデンウィークは後半は雨にたたられました。冷静に天気予報を分析していれば、5/6は大人しくしているべきだったのでしょうが、イベントを求める子ども達の後押しもあり、ついつい傘も持たずに強行してしまったのです。
その結果、出先で雨が本降りとなり
駐車場に小一時間抑留させられる羽目になりますた
這々の体で駅に戻った時点で、結構ずぶ濡れ、後に落ち合った伴侶に叱られたのは言うまでもありません orz...
結局この日の調査は断念。隣の本川越駅に移動して、雨の小江戸を観光して帰ったのでした。
Editor CABEZÓN
ライブのお知らせ
ライブのお知らせです。昨年、CABEZÓNが緊張の糸をプッツンして以来のご無沙汰となってきた、ライブハウスGINZでのワンマンライブとなります。今回は、世間を騒がせている新型インフルエンザで深刻な被害を受けているメキシコに、陰ながらエールを送ろうという事で、タイトルはずばり
¡ VIVA MÉXICO !
コロナビール・トルティージャチップスを沢山用意して、皆様のご来場をお待ち申し上げております。
ゴールデンウィークのために行えなかった高速徘徊20km、夕方、剥離骨折から復帰したY氏と共に始めたのですが、さすがにリハビリを兼ねてでは厳しいキョリだった様です。痛みを感じ始めたそうなので、14kmあたりで今回は終了し、途中から餌を補給しながら戻るという、いつもの毒抜きではあり得ない逆の展開。走った直後に飲むと、エラく回りますねぇ(笑)。
Editor CABEZÓN
エピローグ
無節操に不摂生を続けたあと・・・
一行は満腹なのに飲み足らなかった
もう、居酒屋には行きたくない
行き先が定まらないまま闇夜の彷徨を続ける
その姿、あたかも亡霊の如く
FLAPPER → Tさんがいない
バッティングセンター → 女性には無理
↓
↓
↓
↓
必然的にカラオケへ
実はバンドでカラオケをよく利用していた
コーラスの合わせの為に(笑)
楽しそうにオーダーするぴんちゃん
ストレス発散行進曲の始まりである
Besame Muchoをフロンテーロが歌う
ステージとやっている事が変わらないではないか(笑)
忌野清志郎さんを偲んでてぶろん
ka-tanは何故か女性の曲(笑)
モントゥナーがサザンを歌ってビクーリ
モロケルとくればマイケル・ジャクソン
CABEZÓNは大都会で沈没 orz...
女性陣が何を歌っていたのか覚えていません・・・
最後にはSEPTEMBERで大騒ぎ(笑)
良く騒いだ(笑)
一応、新宿でそのまま解散したのですが・・・
阿佐ヶ谷界隈でさらに飲み続けた人たちがいたそうです
メキシコをテーマにした店なのに
純和風ですた
Editor CABEZÓN
捜査終了
捜査は終わった・・・
あとは疲れを癒すだけである
だから不摂生に無節操
こんな時の三段腹は何にも代え難い
マルサの女はキャラクターチェンジを求められていた
次々に投げかけられる的確なアドバイス
そのアドバイスからは、お互いを気遣う愛が感じられた
Editor CABEZÓN
捜査
緊張した面持ちの捜査官達・・・
いざ突入!!!
次々にあげられる物証の数々
これは赤いという理由で押収された
最も怪しいスンデ、決定的な証拠品である
更には
多量の★△剤までも発見されるに至った
検分を続ける捜査官達
サラ吉捜査課長も現場視察に訪れた
ようやく捜査官達の緊張が解け始めたその時である
!!!
突然
怪しい男が奥の部屋から飛び出した!!!
即刻
タイ━━━━||Φ|(|゜|∀|゜|)|Φ||━━━━ホ!!!
しますた(笑)
Editor CABEZÓN
新大久保界隈を
さて、まじめな打ち合わせが終了したので、、、
まだ明るい新大久保界隈をガサ入れに行くぞ、と警察手帳を取り出したてぶろん
気が遠くなるような捜査が始まった
マルサの女と飲んだくれGメン
前回突入したこの店はスルー
「ここが怪しい」と、鋭いka-tan警部補の目が光った
Editor CABEZÓN
まじめな打ち合わせ
打ち合わせがありました。終了後には焼き肉に移行することが決まっていたのですが、重要な打ち合わせだけは★ール抜きに行わなければなりません。
だから(笑)
煩悩と戦うの図
結局誘惑には勝てず・・・
8本も空けてしまいますた。モワタ(笑)
Editor CABEZÓN
御岳山
久しぶりに御岳山を訪れました。連休なのに全く何もないままでは、さすがにまずかろうと(笑)。とはいえ、一般行楽地は人混みでごった返すのがゴールデンウィークの常、なるべく地味な物件を目指してみたわけで・・・
数年前にも武蔵御嵩神社を訪れたことがあります。まだ子どもが幼かった頃だったので、偉く苦労した記憶がありますが、今回は御嶽駅~滝本駅(ケーブルカーの始発駅)も通常徘徊をゴリ押ししてみました(笑)。最後に「これでもか」と言うほど続く階段に、せがれはかなり堪えた様子。ケーブルカーを除いて300mあまり登ったことになります。
神社近くには、商店街がひしめき合っています。手打ち蕎麦にひかれて写真の店に吸い込まれてゆきますた。
地ビールや蕎麦焼酎のそば湯割りなど、車の運転もしないのでユルユルになって過ごしました。出来れば温泉にも入りたかったのですが、気がついたらスルーしていた(笑)。子どもたちよ、今日お母ちゃんと温泉に行ってきておくれ、お父ちゃんはバンドの打ち合わせだ・・・。
Editor CABEZÓN
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