板の間に座っていたんですよ。
壁が床の間みたいになっていて・・・
それを見て、庭を見て・・・
人の気配がするから御簾を扇子で持ち上げて・・・
女性がめっちゃ並んでる。
聞いたら・・・偉い先生が来てるから並んでるとか。
「へぇ・・偉い先生か」と思って。
みんなルーズリーフを数枚手にもって、もう片手に内容が書いてあるレジメをもっている。
「あなたも並びなさいよ、こっちのほうが幸せになれるのよ」と口々に言っている。
ふるらんの後ろから
「行って来い。見て来い」と聞こえるので、10センチぐらいの段差を降りて・・
女性の列へ。
途中から入れてもらいました。
で、周りから
「宿題は?」と聞かれ・・
「え?」と思いました。
「師○に聞かれるわよ」と。
すると
「忘れましたとか言えばいいのよ~」と。
ふるらんもそうすることにしました
そしてレジメを一部もらい・・・
読みましたよ、即効で。
読んでいたら・・・あ~ここ宗教かぁ~~と。
たぶん・・・「入信したら助かる系」みたいで
ふるらん、普通の服の上に薄絹の衣をかけているのですが、みんなに見えないらしく・・・
「すそを踏まないで・・・」と思いましたが、みんな踏むのです。
(最近のみなさんの傾向ですね。人と歩くのに距離間が無い人が多い・・・
)
すそを踏まれては・・う、と首を引っ張られ・・・なんじゃと思うのでした。
お坊さんらしき人が座っています。
かなりの年齢・・かな?
「座~~~様」と呼ばれています。
背中が丸くて小さい。そして・・・・
(普通は“できる人”にはある特徴がありますが・・ないのです)
それで・・どうしたのかな・・・と並びながら思いました。
そして何よりこの人の後ろの人が・・・危ないなぁ・・・と。
座~~~様がみんなに質問をしてはその人が立ち上がって次の人が座~~様の前に変わります。
周りの人が
「あなた、前に行ってくれる?呼ばれてるわよ」とか2・3人人を飛び越えて・・
あっというまにその座~~~様と呼ばれる人の前に座りました。
一言
「○○県はどうだった?」と聞かれ、う、どうしよう・・と思いました。
知ってることを言わないと・・・でも・・この人の後ろに大きなお寺が見える・・
まさか、この人出家した場所が・・ここのお寺?
たしかに○○県では絶大だし。
・・・から派生したのか、それとも別分野の振○宗教かな?
ふるらん答えましたよ。
「○○寺に行った時は・・・でした。とても美しい~~~で。心が~~~でした。○○寺(見えているお寺)は~~~~で・・」と答えていると座~~~様がじ~~~っと下を向いたままで指をむこうに向けたので・・お弟子さんみたいな人が
「こっちへ」とふるらんを連れて行きました。
数人並んでいます。
そして振り分けられて女性達が
「あっちよりこっちの方がいいかも」とかさっそく自分たちを振り分けています。
うつむいたり、ため息をついている子がいるのでそばに行き
「あなた、ここ、ちがうと思っているでしょ?」というと
「はい、母に言われたので」と言いました。そして
「わかりますか?」というので
「うん」と笑い、
「あれ、見えるよね?」と小さい声で向こうを指差しました。
じ~~っと見ていて彼女は
「あ・・・あなたもわかるんですね」と。
「うん。こっちは見える方。ただし‘ごっちゃ’混ぜだけどね」
「どうしよう・・」というので
「ちょっと待ってね」といってふるらんは後ろと相談しました。
そして・・・
「これわかる?」と服を指差すと
「あ~はい」と言ったのであることを教えたら彼女はじ~~~っとしてそれをはじめました。
そして・・数分後
「いただきました」と。
すると急に中庭に雨が降ってきて・・・
「今日は中止になりました。お帰りになってください」と。
よし、これで帰れる
みんな雨の中を帰っていきました。
ふるらんと彼女は雨がすぐやむことを知っていました。
そして彼女はふるらんに頭を下げて帰っていきました。
ふるらんは・・・また10センチ上の段に登って・・座りました。
座布団に立派な男性が座っています。
頭にはあるものをつけて、とても立派な着物を着ています。
全体が緑っぽくて、光る糸で刺繍しているみたいなオーラが出ています。
はかまも金糸銀糸で綺麗です。
でも良く見ると・・シンプルなんですけど、光って金糸銀糸に見えるのです。
ごっつくて・・でも綺麗・・・・
そうですね・・・まるで五月人形の「しょうき様」(漢字が出てこない・・)
めっちゃ立派な人・・・見ただけで尊敬できる。
女性なら心が奪われる・・・
なんて勇壮な、それでいてなんて繊細な微笑み・・・
包み込むようなそのまなざし・・・
ふるらん一発で恋してしまいました
あ、そうか~しょうき様ってたしか・・「魔払い」だ。
こんな足元でもいろんな「魔」がはびこって人は上を見ずに身近な人を拝もうとしているんだから・・それでしょうき様ご登場なのかな?と思いました。
でもそれより・・ふるらん乙女心全開
ハートがドッキンドッキン
ふるらんここであることを思い出しました。
かなり昔ですけど、男女みんなで雑魚寝しているとき、ある○感の強い男性が朝ガバっと起きて、すでに起きていたふるらんに
「ものすごい夢を見た」と言いました。
聞くと
「目の前にしょうき様が出てきて俺が付いているから大丈夫だ、と言ったんだよ」
「へぇ~凄いじゃない
」とふるらんがいうと
「うん、凄い気迫の人だった」と興奮しています。
「きっとあなたは成功する人だからこれからくよくよしたり、落ち込んでる場合じゃないからね~」というと
「うん、もう大丈夫だ」と笑っていました
そして周りの人に言うと・・みんな笑うんですよね。
でもね~彼めっちゃ○感のある人で・・・
いつも○なった人と会話する人だったんだけど、それが辛かったんですよね。
これから変わっていけるんだろうな~と思って。
・・ってことがありましたわ
乙女心がドキドキしながら・・ふるらんはそのしょうき様みたいな人をじ~~っと見ていました。
でも恥ずかしくなってうつむいてしまい・・・(乙女だから・・)
そのしょうき様みたいな人に
「身近なまがい物には気をつけなさい」と言われました。
ふるらん小さな声で
「はい」と。
そして
「おなごであるがゆえに間違えやすいからな」と。
あ~~~~~女の子はすぐすがるし、すぐ運命にしてしまうから・・・
と思ったら
「その顔は・・わかったな?」と。
このしょうき様、○○県の系統の人じゃない。
そしてしょうき様は中国の人だけど・・・で、この人どこの県?
でもドキドキしてるから・・頭の中グラグラ~~
・・・ってしてたら、目が覚めた
うぇ~~~~~~~~ん
もう少しそばに居たかったよぉ~~~~~~~~~~