大学の講義を受けています。
先生が来て・・細身で小さめの人（←でも１７０センチはあるかな？）
それで・・・先生が羊か犬を連れています。
変な先生だなぁ～～と思いました。それから講義が始まりましたが・・
わけが判らず、チンプンカンプン？？？
先生の説明が判らない
そして教室がざわつき始め・・・
判らないからどんどん教室を出てきました。
つまり「ボイコット」。
ふるらん思いました。
先生にわからないからもう少し判りやすいように、といえばいいのに、いわないで抗議しても先生には感情しか伝わらないんじゃないのかな？と思って。
先生に言おうよ～とみんなに話すけど、みんなは
「言ってもわからないよ」と切り捨てるし。
ふるらんと数人が話をして・・最初にふるらんが先生のところへ行きました。
するともう教室には誰もいなくて・・
先生が羊か犬に話しかけています。
「お前だけだな・・俺をわかってくれるのは」と。
う～～～～～～～～
先生・・それは何か違う・・
言われて・・治して・・そして楽しい人生や講義にしたらいいのに。
先生の能力をみんなに与えて未来を作る若者を育てるのが先生なのに・・・
言われるのは嫌だろうけど・・それを越えて治したら・・もっと良くなるのに・・・
そして先生に言いました。
すると先生はいじけました。
先生・・違うよ・・・いじけるためにいってるんじゃなくて・・それを治したらもっとよくなるし、楽になるし。
今のままの自分ならいままでの自分と同じことで悩まないとならないし。
それを・・来世にも持っていくの？？？
嫌でしょ？
今世で全部清算したいだろうし、それに先生だって愛に溢れた人と出会い、幸せだった、楽しかった、そして生徒さんたちに
「素晴らしい先生だった」と言われたいでしょ？
いつまでも「自分」に振り回されたり、周りに振り回されていたら・・運命の人になんて会えなくて、一生つまらない時間をつぶすことになってしまうのに・・・
先生をどう説得し、未来を明るくもっていくか・・・を考えながら話ました。
数人の生徒が戻ってきました。
そして少しずつ・・人数が増えました。
「ほら、先生、先生がふるらんの話を聞いている姿をみただけでこんなに周りは考え方を変えてくれるんですよ。あ～先生はふるらんの話を聞いているんだ、もしかして、先生のことを誤解していたかもしれない、と生徒はおもいなおしてくれるんですよ」と。
先生は少しうなずいて
「うん・・」とこころ弱めに声を出しました。
そして
「羊さん（犬かもしれない）も大切だけど、人と笑顔で話す先生の顔が好きです。そしてそれはここの授業を受けている生徒さんみんなもそう思っています。せめて先生が持っている素晴らしい学問を先生が楽しい、嬉しい、俺の持っているものすべてお前達に聞いてもらいたい・・と笑顔で話してくれると・・・きっと生徒さんはこの先生がこんなにハマルぐらいなのだから、きっとこの先は楽しいんだ、と思うと思います。ふるらんは先生のパワーを楽しみにしています」と言いました。
気が付けば７割の生徒さんが戻ってきています。
そしてみんなが
「ふるらんちゃん、よくあの先生とお話したねぇ～」と言いました。
ふるらんは
「人は変わろうとするのにほんの少しの勇気と知恵が必要だと思うの。だからふるらんは勇気を与えられるし、自分のできることを今できる範囲でしただけだと思う。あとは・・先生の心が本当に動き出したい・・と思うのを待つだけ・・」と答えました。
講義が終わり、ふるらは教室をでるときフッと先生に目をやると目線があいました。
どことなしに・・目に力が少し・・戻ってきたような気がしました。
そばにいる羊（犬？）がゆったりと寝ています。
飼い主と心が連動すると信じているふるらんは
「これで少し落ち着いたかな・・・」と思いました。
すると・・・目が覚めました
ふるらんは・・・これからもなにかをしていきます。
そして人の役にたっていきたいと思っています。
それが使命だと思っているから。