らんらんしましょ~心が楽になるために。

スピリチュアルセラピスト。チャネリング、タロット占い教室をしています。人の心に触れるたびに生きている意味を感じます。

「もうこれ以上愛せない・・」。

2007-11-24 23:07:16 | ヒプノセラピー

ふるらんのところは男性のお客様も来られます
そしてその愛の深さを感じることがとても多いのです。

女性と違う愛のカタチ・・・

彼はふるらんに
「好きな人がいます。しかし今世で他の人と一緒になってしまいました。僕が躊躇しているから・・答えがこうなったと思っています。もしかして僕は同じ事をくりかえしているのかと思って友達の紹介でここに来ました」と言われました。

そして・・ヒプノスタート。

彼は彼女でした。
そして海の近くで働いている女性でした。
時々遠くから来ている船員さんと会ううちに愛が芽生えました。
しかし船員さんですから、自分の町に帰らなければなりません。
「愛してるから・・待ってるから」と彼女は彼に言いました。
彼は
「必ず迎えに来るよ」といって船に乗って帰りました。
それから数年・・・彼女は彼を待ち続けました。
しかし、まったく会えず・・・
彼女は彼から聞いていた町に行くことにしました。
周りの人は彼女を止めました。
「単なる港の女との遊びだから」という言葉で。
彼女は信じたのです。
「きっと彼が病気で・・それともこれない理由ができて」と。
そして
「彼以上愛する人なんて一生現れない」と思って。
それから彼女は何日もかけて彼の町に行くことにしました。
数十日かけてやっとたどり着き、彼を探しました。
でも、見つからず。
その存在さえ無く。
「きっと引っ越したに違いない」と思い、彼の言葉から出ていた町の名前に沿って彼女は彼を探し始めました。
そしてある町で彼がいることが判り・・彼を見つけると・・奥さんと子供が居ました。
「きっと仕方なく彼女と結婚したんだわ。親が決めたにちがいない」と彼女は思いました。
そして彼の前へ・・・
彼は
「誰?」と一言。
自分の思いを彼に伝えました。
「愛している」と。
彼は困った顔をして
「約束?知らない」といい、彼女を突き飛ばしました。

彼女は気を失い・・・気がつくとある家の中のベッドに居ました。
暖かい家族の笑顔に彼女は心が溶けました。そして自分の話をしました。するとそこのおじいさんが
「悪い夢はもうおわったんだよ」と。
一晩彼女は泣き明かしました。
(このときふるらんの前にいる彼は声にならない声で泣いています。思いっきり泣いて・・泣いて・・)
そして
「これ以上彼を愛するなんて・・・・私にはできない・・」と言いました。
そして続けて
「あきらめることもできない」と。

この家でしばらく心の療養をすることになりました。
親切なおじいさんとその息子と妹。
息子は彼女のことが好きなようです
しかし・・彼女には「彼を愛することしかできない」。

彼女はこの家を出て自分の国に戻ることにしました。
そしてその日の朝、息子が彼女に
「行かないで欲しい」と言ったのでした。
その本当の気持ちがわかったとき・・・彼女は急に体に痛みを覚え・・倒れたのでした。
気がつくとベッドの上。
「私は・・胸が痛い・・」と言いました。
どうやら肺の病気でした。
そして数ヶ月の養生のあと、彼女はこの世を去りました。
そのときの彼女の言葉が
「やっぱり(だました方の)彼が好き。今度は彼と結婚したい」と。

愛ってだまされても好きは好きなんでしょうね・・・
ふるらん、複雑・・・

この後セッションは続きます・・・・
そしてこの後、とても凄いことが起きています。
(ナイショでごめんね)

彼が目を覚ましました。
そして彼が好きな女性とよく海に行っていたことや、自分が子供のときから肺に穴がが開きやすい体質だとかを教えてくれました。
そして・・
「僕はだました彼(好きな女性)を今でも勘違いしてすきなのでしょうね。自分が馬鹿だと今わかりました」と気がついてくれました。
「好きなのは判るけど、前も今も・・相手の幸せを願っての自分の幸せってあることを学んで欲しい、と思いますよ」と話すと
「はい、好きは好きでも本当に大切なことを忘れていましたね。愛を貫く相手を間違えてはいけないんですね」と彼は苦笑いしました。
「先生、思い出しましたよ」
「え?何を?」
「前世で私の看病をしてくれた家の女性が今の母親です。そして私のことを好きだと思ってくれた男性が・・」
「誰ですか?」
「○歳年上で、会社の先輩の女性です」
「へぇ・・・・」
「それで・・他の人から先輩の気持ちを聞いています。正直自分の心の中には愛を感じませんでしたが、今、いろんなことがきちんと見える自分になったと思います」といってふるらんに会社での出来事、そして社外での会話、人に対する思いやり・・を話してくれました。
そのすべてがふるらんから「愛のある人」にきちんと見えるのでした
「本当の愛、ちゃんと受け止めて、ちゃんと感じてみたらいいと思うわ」というと彼の目から涙があふれていました。

しばらくして彼からの連絡が来ました。
「先日彼女(先輩)にお付き合いを申し込みました。めちゃめちゃ泣かれました。自分も釣られて泣いてしまいました。なぜかこの涙は暖かかったでした。本物の愛、これ以上愛することができないぐらい愛してみたいと思います」。

彼がふるらんに
「僕、テレサテンの“別れの予感”を聞くと激泣きするんですけど、理由がわかりました」と言っていました。
ちなみにふるらんも激泣きします