セレンディピティ日記

読んでいる本、見たドラマなどからちょっと脱線して思いついたことを記録します。

近ごろこんなことを考えた

2014-11-03 18:33:48 | 社会経済

さて久しぶりに書こう。アトピーは相変わらずだし、自炊はいつ終わるともなく続いている。だから気分に余裕がなく書き込む意欲もなかなかわかない。映画は週に2回ぐらい観ているがアトピーで夜中に目がさめるため映画の途中でウトウトすると途中経過がわからないことが多いので映画の感想は書きづらい。

名古屋市のことももう昔のことなので他人事みたいだ。現役職員とマージャンで会っても、聞こえる話題は異動できなくて休職している知人、逆にノイローゼ気味で頻繁に異動になるが異動先でもうまくいかない知人のことばかり。今は違う職場にいてそれぞれ役職者になっていると共通する話題は共通する知人の病気の話題になりがち。こんなに鬱病が増えたのかと思ってみても、昔にも何人もそうした人がいたことを思いだす。若いころはそうした人は年の離れた年配の人だし、自分も役職者でないのであまり気にならなかっただけかもしれない。ところが退職してみると昔は元気だった後輩の人たちがそうなっているので鬱病が増えたと感じるのかもしれない。

アトピーのことの報告。アトピーの本に「アトピーは体内の毒を排出する体の緊急措置だからステロイド剤で排出口を塞いではいけない」と書いてあったのはすでに書いた通りだ。毒の実態はなんだろう?掻き傷からの体液や剥がれる皮脂にそれが含まれるとしたらどんな物質か特定できるのかな?とも思ったがそこはあまり突っ込まない。特定できてなくてもそれはまだ特定できないだけと思い。特定できるまで待ってはいられないので、仮設を一旦信じて突き進むことにした。とはいえあの本には、その他に生活にチェック項目が多数のっているがそれは面倒だから無視した。だからステロイドを塗らないだけがあの本から実行したことの全てだ。もっとも以前から通っている漢方医の処方する漢方薬と保湿剤は使っている。あの本では「保湿剤も体がそれになれたみずからの保湿する力が弱くなるからできれば避けたほうがよい」のようなこと書いてあったが、もともと乾燥しやすい肌なので使うことにした。

 

だからステロイド剤を使わないこと以外は昔のままだが一向に症状が改善しない。正確に言うと症状に波があるので軽くなったり悪くなったりだ。昔はステロイド剤を使うとしばらく休戦みたいに症状がなくなる時があったが、今はそれもない。ではなぜ脱ステロイド剤方法を続けかというと、ひとつは「ステロイド剤を抜くには使った期間の倍の時間がかかる」と書いてあったこと。もう一つのわけは漢方では良くなる直前には一旦症状が重くなる陽転現象があるとのことだ。だから今ステロイド剤を使ったらこれまでの苦労が水となると思えるからだ。でも一番の理由は、対処療法は決して治療ではないという、オーストリア学派的あるいは陽明学的な性向からだろう。

 

つぎは自炊つまり蔵書のPDF化について書こう。最近メモリー容量について2つも壁にぶちあった。ひとつは読むツールとしてのiPadの容量がいっぱいになってきたこと。正確にはずっと前から限界に達したのだが、その時はパソコンの中にすでにPDF化してある本の半分以下しかiPadに移さないことでしのいだ。すでに読んだ本や全く興味を失った本までiPadで持ち歩く必要はないからね。じつはこの解決策は偶然におとずれた。突然にiPad内のPDFが全て消えたのだ。原因は不明。このため再度iPadに移すときに「ああ、全ての本を持ち歩く必要はないのだ」と気づいたのだ。人は怪我の功名というかもしれないが、僕はこうしたことを「天使が教えてくれた」と呼んでいる。よくあることだもの。ところが、最近になって再びiPadがいっぱいになってきた。購入した本や雑誌は全てPDF化してiPadに移しているから早晩こうなる。しかも最近PDFにしたものはまだ読んでいなかったり興味を失っていないものばかりだからどうしてもiPadに入れておきたい。僕のiPadは128GBでそれ以上の大容量のものはないから機種変更もできない。頭を抱えているとソフトバンクからiPhoneの機種変更を勧めるチラシが届いた。それをみると期間中に旧式のiPhoneを下取りに出せばほぼ無料でiPhone6に機種変更できるとかいてある。今のiPhoneに不自由はないと思いながらチラシをさらにみるとなんとiPhone6Plusには128GMがあるではないか。iPhonr6Plusといえば普通のiPhoneよりも大きな画面だ。そこでひらめいた。iPhone6Plusに小説類と図鑑類を移すことによってiPadとPDFを分け合えばこの問題は解決する。と言うわけで今はiPhone6Plusで小説を読んでいる。もちろん字は小さい。でも老眼ではまだない僕にはなんとか読める。視界に入る文の範囲が広いせいか読む速度も速くなった気がする。

 

さてもう一つはパソコンの容量の問題だ。最近自炊していても「容量不足のため全部保存できませんでした」という表示が大きな本では出るようになった。パソコンの「コンピューター」「ハードディスクドライブ」みるとローカルディスク(C:)が空き領域がほとんどなくなっていた。それでどう対処すべきか?よくみるとローカルディスク(D:)がほとんど使われていない。ではデスクトップのPDF用のファイルをローカルディスク(D:)に異動させたらと考えたが、デスクトップのファイルをローカルディスク(D:)に持っていってもコピーができるだけ。もとのデスクトップのものは変わらず存在して、ローカルディスク(C:)の空き領域は変わらない。つまりローカルディスク(D:)は外付けハードディスクと同じでコピーができるだけ。それでもコピー元のデスクトップのファイルを消せば空き領域は増えるかもしれないが、それでiTunesと連動できるかははなはだ疑問だ。じつは解決策はある。ローカルディスク(C:)と(D:)のメモリーの配分割合を変えればよい。つまりいまそれぞれ455GBずつあるのを例えば655GBと255GBに変えればよい。ところがこれは難しそうなのでやめた。次に良い解決策は容量大きなパソコンとの買い換えだが金がない。そこで考えたのは読んでしまって読み返すことのなさそうな本と雑誌のバックナンバーのPDFを外付ハードディスクにコピーしてからデスクトップのファイルから抹消することだ。この分は外付ハードディスクだけになりバックアップがないことになるので不安があるが当面はこれで行くことにした。どうしても不安ならローカルディスク(D:)にさらにコピーすれば良い。

 

さて世間の話題も書いておこう。いま世界の危機的大問題で先行きがわからないものが2つある。エボラ出血熱とイスラム国だ。エボラ出血熱はともかくイスラム国は遠い地域のことだしあちらの戦闘に参加していない日本は報復を受けることもないのであまり興味はないと思われるかもしれないが。でも異教徒は奴隷にしてもよいだなんて堂々と宣言するなんて人類の普遍的価値観の否定で許されない。 でもこのイスラム国の動きは新しいインターナショナリズムだね。なぜなら参加者の国籍は問われなくてイスラム原理主義と言うイデオロギーに基づいている。共産主義のコミュニスト・インターナショナル(コミンテルン)が世界中に支部ができたように。もちろんイスラム国という国家らしきものも形成されつつある。コミンテルンもソビエト連邦があり「ソ連は労働者の祖国」というスローガンもあった。だからイスラム国はイスラム教徒の祖国だと思うイスラム教徒もいるかもしれない。でもやがて共産主義とおなじように逆転して民族主義的イスラム原理主義に変質してくるかも。一国社会主義論と世界革命の関係と似ている。

 

おっととりとめのない話をしてしまった。警告すべきは、エボラ出血熱を利用した自爆テロだ。つまり殉教志願のイスラム教徒のうち、ヨーロッパ的風貌を持つ者を、エボラ出血熱の流行国に行かせてわざと患者に接触させ、発病する前に第三国を経由して足跡をくらましアメリカに入国させる。そして発病し始めたら人手の多い場所に行って不特定多数と接触させる。もちろん感染してない可能性もあるから十数人を同時に様々な経路でアメリカに潜入させる。そのうち数人でも発病したらアメリカはパニックになる。アメリカに数百名の感染者が出たらアメリカと人の行き来の多い日本もパニックとなる。もっともアメリカの安全保障担当者はそのくらいのことを見越して対策を立てていると思う。だが日本の役人はその場にならないと動かないから危険だ。


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