2月6日の名古屋市長選挙に共産党や名古屋市職労などが加入する革新市政の会は元参議院議員の八田ひろ子氏を擁立するという。民主党が擁立した石田芳弘衆議院員とは政策面で合意できれば八田氏の出馬は取り下げて石田氏を推薦するつもりがあったが協議したが歩み寄りできなかったそうである。
社民党は市長選に石田氏、知事選に御園氏を推薦することにして、すでに両氏と政策合意ができているという。地方自治体レベルの政策で共産党と社民党でさほど違いがあると思えないので、政策以前の問題で民主党および石田氏は共産党と組みたくなかったのだと思う。たぶん名古屋市役所内部の市職労と自治労名古屋との組合の対立も大きく関係しているのだと思う。
ただね、当選するのは河村たかし現市長だろうということは脇に置いて言うと、石田氏への票は共産党がつくのと別陣営になるのとでは市職員の票が大きく違うと思う。これは共産党が大きな勢力があるという意味ではない。
たしかに市職員の間での河村氏への反感は大きいかもしれないがそれがそのまま石田氏への支持へは向かわないと思う。石田氏は自治体の議員内閣制なるものを主張しているね。これは市議会議員が市役所幹部になること。そうなると上級役職者のポストが減る上に、わけのわからない議員幹部に説明して判を押させるわずらわしい仕事が増えることになる。だから石田氏の市職員の支持はそれほど高くないと思う(現役でないので想像だが)。
市役所内の反河村票はわりと石田氏ではなく八田氏に流れる可能性がある。え?それでは河村市長が続投ではないかって。でもさあ河村市長と市の職員の問題は大部はまあ過ぎ去った問題だが、石田氏が当選すると新たな問題がこれから起こると思うと、棄権するか八田氏にいれて反河村の意思を表明した方がよいと思う人も多くいると思う。
市職員の票は、棄権、石田氏、八田氏、河村氏、杉山氏に分かれると思うが、どの人もそれほど差があるとは思えない。河村氏の支持者も多数派ではなくても存在する。
共産党は執拗に反河村キャンペーンをやっているが、それは議員定数削減が共産党の死活問題になってきているから。でもそんな時流に鈍感ではますます衰退するだけだ。70年代では共産党と公明党は激しく争うライバル関係だった。でももうその昔に勝敗は決まった。今回公明党は知事選では河村氏の盟友の大村氏を支持し、市長選は自主投票として、事実上河村支持の構えを取った。それは幅広い階層の支持者の意向や思惑に敏感に反応しているから。共産党はそこが欠けているから衰亡するだけだ。
社民党は市長選に石田氏、知事選に御園氏を推薦することにして、すでに両氏と政策合意ができているという。地方自治体レベルの政策で共産党と社民党でさほど違いがあると思えないので、政策以前の問題で民主党および石田氏は共産党と組みたくなかったのだと思う。たぶん名古屋市役所内部の市職労と自治労名古屋との組合の対立も大きく関係しているのだと思う。
ただね、当選するのは河村たかし現市長だろうということは脇に置いて言うと、石田氏への票は共産党がつくのと別陣営になるのとでは市職員の票が大きく違うと思う。これは共産党が大きな勢力があるという意味ではない。
たしかに市職員の間での河村氏への反感は大きいかもしれないがそれがそのまま石田氏への支持へは向かわないと思う。石田氏は自治体の議員内閣制なるものを主張しているね。これは市議会議員が市役所幹部になること。そうなると上級役職者のポストが減る上に、わけのわからない議員幹部に説明して判を押させるわずらわしい仕事が増えることになる。だから石田氏の市職員の支持はそれほど高くないと思う(現役でないので想像だが)。
市役所内の反河村票はわりと石田氏ではなく八田氏に流れる可能性がある。え?それでは河村市長が続投ではないかって。でもさあ河村市長と市の職員の問題は大部はまあ過ぎ去った問題だが、石田氏が当選すると新たな問題がこれから起こると思うと、棄権するか八田氏にいれて反河村の意思を表明した方がよいと思う人も多くいると思う。
市職員の票は、棄権、石田氏、八田氏、河村氏、杉山氏に分かれると思うが、どの人もそれほど差があるとは思えない。河村氏の支持者も多数派ではなくても存在する。
共産党は執拗に反河村キャンペーンをやっているが、それは議員定数削減が共産党の死活問題になってきているから。でもそんな時流に鈍感ではますます衰退するだけだ。70年代では共産党と公明党は激しく争うライバル関係だった。でももうその昔に勝敗は決まった。今回公明党は知事選では河村氏の盟友の大村氏を支持し、市長選は自主投票として、事実上河村支持の構えを取った。それは幅広い階層の支持者の意向や思惑に敏感に反応しているから。共産党はそこが欠けているから衰亡するだけだ。