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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
2月18日(月)のつぶやき
リンショーピングでお鍋とご飯をいただく。
14年前の留学中に、何度かお世話になったNさんのご自宅に昨晩招待していただいた。
本当に久しぶりに、おそらく10年ぶりぐらいに、Nさんにお目にかかった。
バスで25分ぐらいの少し郊外に、ご自宅がある。
28歳の長男さんが22歳の美人と結婚なさったこと、その双子のお孫さんがとても可愛いことをうかがった、写真を拝見しなるほどと思った。
小生にはまだ孫がいないのでその楽しさは分からないが、何だか新しい世界が開けるような感じなのであろう。羨ましい。
日本の食材を用いた鍋をいただいた。白身魚のつみれも、白菜も、ネギも入っている。御飯はスペイン産のコシヒカリ?
全く分からない。日本のお米は本当においしいと感じる。
お変わり君ではなく、お代わり君になったのは、数年ぶりではないか。
キリンビールもいただく。
旦那さんのスウェーデン人A氏のお話しをたっぷりいただく。興味深い話が続く。
私の話に、5微笑みほど。リドショーピングとえらい違いだ。
私より大柄でDタイプだが、お食べになる量が少ない。
私は、Dタイプだが、美味しい日本食を時に遠慮しながら、そして結果的には遠慮せずいただく。
3時間もずっとご馳走になってしまった。
申し訳ありません。
10年ぶりでも、同じように接していただけてありがたいことこの上ない。
昨日のリンショーピングは、1日中、現在の日本のように寒かったが、<ほっこり>した気持ちでホテルに戻った。
宿泊客が、このホテルにはほとんどいない。気配がしない。
朝食も私ともう一人ぐらいだ。
今朝の朝食は、何とおそらく日本人であろう若い大学生ぐらいの女性一人。
社会調査の虫としては、話しかけたかったが、<話しかけてくれるなオーラ>を出しまくっていたので、遠慮した。
スウェーデン人の彼氏に会いに来たのだろうか。それとも修士課程の大学院生が一人でフィールドリサーチ?
分からん。
観光なら、ストックホルムかヨーテボリ。
何故、リンショーピング。
留学生ならホテルにいないはず。
うーん、分からん。
明日朝見かけたら、フィールドワーカーとしての本領を発揮してみよう。
最近とみに目が悪くなっているので、他のアジア人かも知れない。
2月17日(日)のつぶやき
リドショーピングからリンショーピングへ。
リンショーピング駅から近いところのホテルを予約。
幹線道路と鉄道がすぐそばを走っているので、まあ賑やかな環境。
部屋はやけに広いが、シャワーとトイレは共同。
それで、690クローナ(1クローナ14円)だから、笑ってしまう。
朝食も、野菜はトマトしかない。。。。
まあ初めてなのでしょうがない。
これならば、街中の<ユースホステル>と大差ないので、次回来るときは、絶対ユースに。
日本もかなり冷え込んでいるようであるが、ここリンショーピングも小雪舞い散る寒い昼。
1998年に1年間お世話になったアパートや何度も訪れた公園に、寒い中行ってきた。
このホテルが良いのは、リンショッピングを南北に走る<カナル運河>がすぐそばにあること。
寒かったが、結構いい写真が撮れたので、大満足。
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昨日のアルコール
3.8%の弱いビール 500cc 1本
今朝11時の血圧・脈拍
右・・・111-77-77
左・・・114-77-79
潜伏期間、3日間。イン リドショーピング。
ヨーテボリから、リドショーピングに電車で移動。
初めての場所へ。
知り合いを訪ねてきたのだが、仕事中。
知り合いの代わりに、知り合いの知り合いが迎えに来てくれた。
その方は、お孫さんをベビーカーに乗っけて、駅まで出迎えてくれた。
その方が、私の超重いトランクを引っ張り、私がそのお孫さんの乗ったベビーカーを押すことに。
不思議な経験である。
3日間は、インターネットが使えない環境にいたので、ブログの更新できず。
潜伏期間、3日間。
とてもドラマチックでドラスティックな3日間であった。
こんな経験はなかなかできないと思う。
この自治体に来たのは、介護の付いた特別住宅の介護職員へのアンケート調査と在宅一般高齢者へのアンケート調査を
お願いするため。
私の演歌調の身振り手振りの演技が、空振りに終わらなかったようで、何とか当初の目的が達成できそう。
当初の目的を超えた<仕掛け>にしていただけそうで、多いに満足。
1つのコミューン(自治体)では、アンケート調査を拒否られ、もう一つの自治体では、依頼する前に、<空中分解>になっているので、
今回のリドショーピング・コミューンにかける気持ちは、<強大>であった。
今のところ、大成功。
インターネットが使えないだけでなく、掛布団がない環境だったので、死ぬかと思ったが、何と風邪もひかず元気にしている。
寒さに強くなったか?
昨日の夜は、知り合いの友人の家でパーティ。全部で5人。
私の演歌調の英語でも何とか、10爆笑ぐらいゲットできた。
日本の学生相手の飲み会だとなかなかこうはうまくいかない。
外国のおじさん、おばさんは、よく笑ってくれる。笑いが止まらないのを見ると、こちらも大爆笑。
とっても楽しいパーティであった。
私がかかわった人々のあり得ないほどのおもてなしの気持ちと、町の雰囲気。
全てたいそう気に入った。
しばらく、<通う>ことになりそうだ。
2月13日(水)のつぶやき
ヨーテボリ2日目。
今回ヨーテボリ・コミューンでインタビュー調査できて本当に良かったと思う。
ヨーテボリは、ストックホルム同様大都市なので、行政が区レベルで分割され、それぞれが独自に運営される。
ヨーテボリはこれまで21区あったが、現在は10区に統合されていることを知った。
スウェーデンでは、高齢者ケアの様々な側面について、コミューンレベルでランキングを付け、世界中にその情報を公開している。
後悔することなく、まっしぐらだ。
このランキングに関するコミューンとしても反応をインタビューすることがメインであったが、その過程で大きな発見があった。
このランキングデータは、膨大なボリューム。
2010年までは、利用者満足度(10点満点)の平均値に関するランキングが、ある報告書に毎年掲載されていた。そのデータが、掲載されなくなったので、てっきり、得点化に関する方針を変更して別の形であらわすことになったのかと、早合点していた。
インタビューの中で、そのデータが<別の報告書>に移ったことを知る。
私はその報告書の存在を知らないので、カーリンさんに後日URLを教えてちょーだいとお願いした。
何故、別の報告書に分けて掲載することになったのか、その元締めのお姉さん(おばさん?)に、20日朝本庁にうかがうことになっているので、是非聞かなくっちゃ。
夜、トーマス氏と、豪華なお食事。
日本の料理・食材とスウェーデンのそれを見事に融合させたレストランVRAへ。
ヨーテボリで、大吟醸が飲めるとは思わなかった。
ヨーロッパで日本酒が大人気と聞いていたが、スウェーデンでも大人気。
多くのスウェーデン人が、日本のお酒と日本の地ビールを飲んでいた。
いつも2次会に行くのだが、睡眠不足がたたって、2次会は、次回に。
さて、これから美味しい朝食をいただいて、未踏の地、Lidokoping へ。
2月12日(火)のつぶやき
ホテルグランドオペラ。
改装前のグランドオペラは随分と部屋が狭かった。
狭いころに2度ほど泊まったことがあった。
その後、ヨーテボリ駅上のファーストホテルGに泊まることが増えたので、改装後のホテルオペラは初めて。
朝食のメニューも豊富だし、何よりも部屋が広い。
相変わらずベッドの仕様は、昔のまま、スリム。
広い部屋に、スリムなベッドのコントラストが、何故か笑える。
今2月12日(火)の午前10時40分過ぎ。
ヨーテボリコミューン全体の高齢者ケアを掌るセクションの職員さんにお話をうかがってきたところだ。
朝8:30に面会するというパターンはスウェーデンで多い。
皆さん早寝早起きなのだろう。
私はスロースターターなので、結構朝はシンドイが、そこは相手にあわせないと。
気になる案件があったので、ホテルに戻り、メールチェック。
うまく書類を提出できたかどうか。気にかかる。
昨日は夕食を抜いた。いつもお腹ペコちゃんなのに、珍しい話。
金欠なのもあるが、昨日は遅い昼を、ニルスエリクソンというバスターミナルにある<ニルス コーヒ ハウス>で取った。
オープンカフェで、1年ぐらい前から、ここに立ち寄るのを楽しみにしている。
大きなじゃがいもを蒸かしたものに、カレー風味のスースがかかっている。これをブラックコーヒーといただくのが、結構楽しい。
美味しい。
お腹がこれでもかというぐらい一杯になる。
これを午後2時ぐらいに食したので、夕方もお腹一杯。ビールも飲まなかったから、珍しい1日となった。
これから、次回に訪問する介護の付いた特別住宅の下見をする。雪は降っていないが、耳が悲鳴を上げるほど寒い。
ミミあてを持っていないので、まずこれを買わないと。日吉ミミ、元気かなあ?
夕方からは、友人の機関車トーマス氏と飲み会。
テンションがいつも高く、面白いスウェーデン人。珍しいタイプである。
2月11日(月)のつぶやき
コペンハーゲン到着。1日目。
初めて、ルフトハンザ航空を使ったが、顧客としての満足度120%。
機内で美味しいドイツビールを2回飲めたし、モニターの映画のチョイスも良かった。
ミュンヘンまで11時間の旅は苦痛でなかった。
と、言いたいところであるが、
やはり寄る年波には勝てない。
5時間ぐらい経ったところから、気分がすこぶる悪し。
濃い味の料理をビールとワインで食したのがいけなかったのか、体調悪し。
いつもなら、帰りのフライトの後半で感じる不快感が、行きで出てしまった。
蓄積疲労なのだろう。
致し方ない。
2時間の乗り継ぎ時間を経て、ペンシル型のジェット機(定員80名?)に7段のタラップを使って乗り込む。
ここでも、ビールをいただく。
さすがにビールは飽きていたのだが、習慣でビアと言ってしまった。
100分のフライトで、カストロップ空港に到着。
ホテルアブサロンに着いたのが、22:00を過ぎていた。
バスタヴ付の部屋で、ラッキー。
広い部屋で、ラッキー。
初日は、事故も怪我もなく、順調。
2月10日(日)のつぶやき
少しだけスッキリして、スウェーデンへ。
昨日は夜10時までかかって、<世界の介護保障 改訂版>の原稿を仕上げ、国分寺前のポストに投函。
この投函することで、一仕事終わったという達成感が。
スウェーデンは、制度の変更も多く、データも常に更新されるので、書き直す部分も多かった。
ただ、同じ報告書に同じ種類のデータが乗っているとは限らない。
前回はあの種類の報告書に載っていたかと思うと、今回は別の種類の報告書に、ということがたびたびある。
また、必ず同じ報告書に、同じフォーマットでデータが掲載されるものもある。
<宝探し>の気分である。
スウェーデン出張から帰ってきた日の午後いつの立ち寄るお気に入りのラーメン屋がある。
野菜たっぷりの唐辛子がちょうどいい具合に入ったピリ辛味噌ラーメン。これが大好物。
夜11時前だというのに、ビールと餃子。
本当に満腹。
そんな時間の客はいないかと思いきや、2人の客が。二人ともにんにくラーメンだけ注文していた。
私はまだ注文したことがない。
疲れがどっと出たし、寒さで喉をやられては困るので、そして自分へのご褒美として、<タクシーでアパートまで>。
スウェーデン出張の準備もいろいろあったが、それも整えた。
トランクは、すでに成田空港にある。
ショルダーバックを持参し、機内に持ち込むのだが、パンパンで破れそう。しかも重い。
後ろにひっくり帰りそう。
ヨーテボリでは、もっとも有名な日本人<ハンソン友子>さんにお目にかかれることが昨日決まった。イーです・ハンソンさんではない。有益なディスカッションができそうだ。
ヨーテボリでいつもあっている<トーマス氏>と、食事もする。
いつも優しくテンションが高いスウェーデン人で、付き合いがとても良い。
私の都合に合わせてくれるスウェーデン人は珍しい。博士課程で<茶の湯>を研究している。
未踏の地、リドショーピングも楽しみだ。
2日半、どのようなリサーチになるのか分からない分、ワクワク。
久しぶりに、留学していたリンショーピングで3日間過ごす。
週末にかかるので、コミューン調査はできないが、大切な人物に会い、あるプロジェクトの参加を呼び掛けるのがミッション。
かつて2回訪問したことがある<ストールプリッカンの変容ぶり>もこの目で確認したい。
<スベラーズ>を持参して、転倒しないように、頑張りたい。
例年より寒いようなので、気を付けなければ。
2月9日(土)のつぶやき
毎日新聞の短い書評欄に、共翻訳『スウェーデン:高齢者福祉改革の原点』が掲載される。 goo.gl/F8Jur
「毎日新聞の短い書評欄に、共訳『スウェーデン:高齢者福祉改革の原点』が掲載される。」 goo.gl/F8Jur
毎日新聞の短い書評欄に、共訳『スウェーデン:高齢者福祉改革の原点』が掲載される。
このブログで毎日新聞に短い書評が掲載される予定について記事を以前書いたが、その予定日には、全く掲載されず、
ぬか喜びに終わった。
幻の短評だったかと、しょげ返っていた。
昨日は教授会があったので、朝上京した。すると新評論様から大きめの郵便物が届いているではないか。
中を開けると、毎日新聞。
その書評欄の右端に、我々3人で取り組んだ<スウェーデン:高齢者福祉改革の原点>の書評が掲載されているではないか!
中曽根康弘氏の著作の短評の上に、どっかと乗っている。
久しぶりの書評である。
内容がコンパクトに紹介されており、ありがたい短評となっている。
私の名前だけ載っているので、メインで粉骨砕身全力投球で取り組んだお二人には申し訳ない気持ちだ。
渡辺博明氏(大阪府立大学教員)と兼松麻紀子(スウェーデン中央統計局)の名前をここに記して感謝したい。
短い書評であるが、最後に注文がついている。注文書ではない。
な
ん
と、
今から60年前の、プロレタリア作家イーヴァル・ロー=ヨハンソンの告発の書に、現在のスウェーデンにおける認知症ケアの解説がのっていないという、
とんでもない<注文>だった。
渡辺氏の<まえがき>は秀逸であるし、私の<あとがき>もそれなりに頑張って書いた。否、全力投球で執筆した。
まえがきもあとがきも、現在のスウェーデンの認知症ケアについては言及されていない。
そりゃそーだ。
1949年と1952年に、イーヴァル・ロー=ヨハンソンが書いた著作には、認知症の話は出てこない。
当時は、dementia demens という概念もなかった。
原著で触れられていないことを、いくら現代の大きな社会問題だからと言って解説文に書くことが果たして本当に妥当だろうか。
まえがきもあとがきも、原著を読むにあたって、プラスになる解説を書いている(つもり)。
それぞれ15ページほど。
私も時々<あさって君>になるが、この短評をお書きになった方は、<しあさって君>か<しあさってさん>であると言わざるを得ない。
見当違いの注文をつけられたという思いが強い。
短評に取り上げていただいたことには感謝するが、いささか微妙に複雑な気持ちになっている。
そもそも、現在のスウェーデンの認知症ケアは、それ自体で1冊の本にしなければならない大きなテーマである。
バルブロー・ベック・フリース先生が、モターラ・コミューンで初めてグループホーム<ヴァルツアゴーデン>をスタートさせて以来の認知症ケアの発展の歴史と現状を描かなければならない。
スウェーデンのグループホームが、世界で最初と言われているが、その真偽も含めて論じる必要があろう。
いよいよ、明日からスウェーデン出張。
滑り予防のための、ピン付<スベラーズ>(アメリカ製>もトランクに入れたので、準備万端。
極寒のスウェーデンに行くのに、何故か昨日散髪。あさって君の本領発揮!
最近食べていない餃子と味噌ラーメンを食し、ビールを2杯飲んで、明日の2回のフライトに備えることにしよう。
初めて、ルフトハンザ航空を利用するが、どんな飛行機なんだろう。
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昨日のアルコール
350cc の発泡酒 1本
今朝の血圧と脈拍
右・・・
左・・・
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