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病床使用率

病床使用率。

 

この物差しは、政策判断をする大きな根拠の一つだ。

しかし、この<病床使用率>が、怪しい数字の可能性が高い。

 

病床とは何か。

患者さんのベッドのことである。言うまでもない。

 

患者さんのベッドというのは、実際に医師がいて、実際に専門性の高い看護師さんがいて

<患者さんの治療ができるベッド>のことである。

 

しかし今発表されているデータには、<見込みデータ>が入っており

分母が<水増し>されている。

 

整備計画で、100床整備と決めていても、実際に

治療ができるベッドが30であったりする。

 

つまり、この作為は、<医療崩壊する可能性を低く見積

もるため>のものである。

確保を想定

 

高齢者介護の現場同様、<人材不足>が看護の世界でも生じている。

コロナ病棟であれば、なおさら人材不足。

 

ベッドとその空間を用意できても、

肝心要の<コロナ病棟・看護師>が確保できない。

 

医師と看護師が準備できなえれば、そのベッドに患者さんを入院

させることもできない。

 

公表されている病床使用率は、実態を表しておらず、

医療現場の事態は、想定よりも<激しく緊急>なのである。

 

 

 

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