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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
どこに募金すべきか?
悩むところである。
ふるさと納税もするつもりであるが、
今、私に何ができるか?
悩むところである。
一昨日までは、連載原稿の中身でずっと悩んでいた。
1つだけ、制度が大きく変わったらしいことは分かっているのだが、どう変わったか理解できずにいて、その論点を明示するかどうか悩んでいた。
結果としては、校正が戻るここ1週間から10日の間に、調べ上げる決心をした。
小さな決心である。
この原稿が終わったことで、急に気が楽になり、昨日からは、<どこに募金するのか?>悩んでいた
最もポピュラーなのは、新聞社やテレビ局が呼びかけている口座に募金することであろう。
毎日、新聞には、数多くの募金者の名前と募金額が書かれている。
校正係も大変だろう。
ただ、この募金は、各口座にプールされるだけで、実際には使われていない。
被災県ごとに<募金配分委員会>が設定された後、日本中の、さらには世界中の善意・篤志が配分されることになる。
今回の大震災は、広域であり、被害が甚大過ぎて、被害総額も確定できない。
結果的に、日本を含めて世界中の善意・篤志が宙に浮いてしまっている。
悩んだ結果、小生は、サンダーバードというNPOに募金することに決めた。
このNPOの代表は、小山剛氏である。
高齢者福祉の分野では、知らない人はいない全国区の有名人である。
新潟県の<こぶし園>の施設長である。
ある仕事の一環として、新潟県、岐阜県、神奈川県を訪問する予定なのだが、この募金とは関係なく、こぶし園を訪問してインタビュー調査を行う予定である。
まだ、アポは取れていないし、サンダーバードの支援活動が長期化して、小山氏には会ってもらえないかもしれない。
小山氏は、新潟中越地震の際に、被災者支援の陣頭指揮をとった経験を踏まえて、災害被災者支援のNPOを立ち上げた。
このNPOの三重県支部長さんは昔から知っている。
ということで、顔の見える組織に、直接被災地に入って被災者支援を行っている組織に、小生の小さな善意を託すことにした。