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胸突き八丁。出前一丁。

いよいよ、再校が明日自宅に届く。初めての単著『スウェーデンの高齢者ケア-その光と影を追って-』の再校のことだ。印刷物は、だいたい2回の校正(初校、再校)を経て、完成品が誕生する。

小生の場合、初校の段階で、数多くの修正を行ってしまった。出版社泣かせ、印刷会社泣かせの著者である。ごめんなさい。

修正の多くは、①より正確に記述すること、②記述の重複や誤りをなくすこと。③誤植をなくすことを目的として行ったものであるが、他の著者に比べて多かったに違いない。新評論の社長様は、立派な人だ。一言も苦情をおっしゃらない。

明日日曜日に届く再校原稿を見て、修正点が正確に直されているかチェックし、索引を作成することが、最後の<二丁>でR。

索引に載せる用語の原案を先日新評論に送ったところ、多過ぎますよ!とのコメントをいただいたので、厳選しながら、索引を作成することにしたい。

最近の学術書では、索引のないものも結構多い。これは手抜きといわれてもしょうがないであろう。最近いただいた本には、結論がなかった!これも手抜きといわれてもしょうがないであろう。ずいぶん分厚い本なので、出版社から増やさないで!と言われたのかもしれないが、ならば本論を圧縮してでも、結論を書くべきである。

私の本の場合、終章が結論部分である。正確に言えば、終章では結論と今後の課題について述べている。

新評論様には、切望していた横組みにしていただき、少し大き目の版にしていただいた。持ち運びには若干不便であるかもしれないが、それよりも読み易さを重視した。
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