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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
山本議員、夏の参院選に立候補!
山本と言っても、太一氏ではなく、孝史氏の方である。
ちょうど1年前に、自らがん患者であることを告白した民主党の『山本孝史』参議院議員のことである。現在57歳。
告白の1か月後に成立したがん対策基本法の立役者の一人である。彼はこれまで大阪選挙区選出であったが、夏は比例区から立候補する予定で、党執行部も公認の見通しとのこと。がん患者を治療する医師が地域的に偏在している問題や年金改革問題も含めて、日本の社会保障制度を揺るぎないシステムとするために腐心される覚悟とのこと。素晴らしい意気込みだ。
山本孝史氏が日本交通遺児育英会総務課長の頃、東京都老人総合研究所で行われた副田義也先生の研究会で、知り合いになった。今から25年前の話。彼が通っていたアメリカの大学院で当時教科書として使われていた Linda George ‘Role Transitions in Later Life’の概要をその研究会で紹介していた。
すでに執筆していた修士論文のテーマと重なるトピックスが多かったので、その場で、共同翻訳の話を持ちかけ、出版社の選定と交渉はこちらがすることで合意を得た。
数年後、出版されたのが、『老後-その時あなたは-』(思索社)であった。内容は、当時の最先端の研究成果を盛り込んだ老年社会学入門書であったので、私は、「入門 老年社会学」か「老年社会学ことはじめ」を提案したのだが、即効で却下された。社の編集会議で議論した末、『老後-その時あなたは-』という一般的なタイトルに決まってしまった。今思うと、自称評論家がハワウツー本を書いた時に名づけるようなタイトルで、あまりにもインパクトが弱い。出版社の意向であるからどうしようもなかったなあ。
その本のことを、山本氏はご自身のホーページで紹介しておられる。とてもありがたい話だ。
Linda Georgeはデューク大学の発達加齢センターの教授で、あの翻訳をした教科書執筆後も30年以上にわたり老年社会学の研究を精力的に進めてきているので、彼女の近著を、今度こそ「入門 老年社会学」と言うタイトルで再度、山本孝史氏とタッグを組んで翻訳出版してみたいものである。
ちょうど1年前に、自らがん患者であることを告白した民主党の『山本孝史』参議院議員のことである。現在57歳。
告白の1か月後に成立したがん対策基本法の立役者の一人である。彼はこれまで大阪選挙区選出であったが、夏は比例区から立候補する予定で、党執行部も公認の見通しとのこと。がん患者を治療する医師が地域的に偏在している問題や年金改革問題も含めて、日本の社会保障制度を揺るぎないシステムとするために腐心される覚悟とのこと。素晴らしい意気込みだ。
山本孝史氏が日本交通遺児育英会総務課長の頃、東京都老人総合研究所で行われた副田義也先生の研究会で、知り合いになった。今から25年前の話。彼が通っていたアメリカの大学院で当時教科書として使われていた Linda George ‘Role Transitions in Later Life’の概要をその研究会で紹介していた。
すでに執筆していた修士論文のテーマと重なるトピックスが多かったので、その場で、共同翻訳の話を持ちかけ、出版社の選定と交渉はこちらがすることで合意を得た。
数年後、出版されたのが、『老後-その時あなたは-』(思索社)であった。内容は、当時の最先端の研究成果を盛り込んだ老年社会学入門書であったので、私は、「入門 老年社会学」か「老年社会学ことはじめ」を提案したのだが、即効で却下された。社の編集会議で議論した末、『老後-その時あなたは-』という一般的なタイトルに決まってしまった。今思うと、自称評論家がハワウツー本を書いた時に名づけるようなタイトルで、あまりにもインパクトが弱い。出版社の意向であるからどうしようもなかったなあ。
その本のことを、山本氏はご自身のホーページで紹介しておられる。とてもありがたい話だ。
Linda Georgeはデューク大学の発達加齢センターの教授で、あの翻訳をした教科書執筆後も30年以上にわたり老年社会学の研究を精力的に進めてきているので、彼女の近著を、今度こそ「入門 老年社会学」と言うタイトルで再度、山本孝史氏とタッグを組んで翻訳出版してみたいものである。
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