無力だな～

無力だな～、と思うことは
日々いろいろとあるけれど
こと、貧困とか自然災害とか戦争などに関しては
本当になにもできない気がしてくる。

昨日、『世界がもし100人の村だったら』を見たから
改めて思う。
これまでもこの番組を見たり、これに限らず
厳しい現実を抱えた国を見て
いろいろ思うところはあっても
じゃあ仕事も家族も置いて、すぐその国に行って
なにかできるかというと、それは現実的じゃないし
そのかわりといってはなんだけど、募金とかするのは
偽善的ということを言われたり思ったり。

もちろん、なにもしないよりもいいし
現実を知らないほうが、恐ろしいとは思うんだけど。

災害のたびに聞く話だけど
支援をしても、それが見当違いだったり
必要なところに届いていなかったり
どうしてそういうことが起こるのか。

チャリティー番組等で募金が集まっても
それがちゃんと届いているのか。

お金の支援も必要だけど
子どもを労働力としか考えていない
国や大人たちの意識を変えるにはどうしたらいいのか。

見えないこと、わからないことがいっぱい。
メディアに取り上げられたときだけ考えるんじゃなくて
日常的に考えなければいけないと、思っている。

それにしても、テレビに出ていた
15歳で２児の母になった少女の、あの強さは痛々しい。

世界は本当に広くて、手が届かない、心が届かないところがたくさん。
どこに生まれ、どこで生きていくかで
子どもの人生はこんなにも違うのか、と思うとせつないね。