人によっては、ロースよりホルモンの方が好きだという御仁も少なくない。
著明な食肉店を覗いたら、新鮮で美味しそうな内臓肉が目にとまり、100gずつをパックして貰ったものである。
以前は、輸入品が多量にあったこともあり、かなり安価であったが、アメリカ産牛肉の輸入が止まって以来、国産品の内臓肉、とくに和牛の内臓肉は、2倍以上の高値となっている。
内臓肉を何故ホルモンと言うようになったかは判然とはしていないらしい。
動物の体内で分泌される様々なホルモンのイメージから、正規な牛肉ではなく、何となく内臓肉を食することで、元気が出る感じをホルモン分泌の必要性を引っかけて付けられたという説がある。
確かに、牛肉の味とは異なり、噛めば噛むほど味が出ると言った感覚がある。
このホルモンには、ビールが合うが、お湯割りの焼酎でも抜群に相性が良い。
内臓の様々な部位によってそれぞれの名前が付けられている。
この写真にはないが、ミノや上ミノやレバーも人気が高い。
牛の内臓などは、枝肉から外され副生物卸協同組合などで処理されている。
ホルモンの呼称は、個々の店舗のショーウインドウに飾られてから言われているような気がする。
臓器の外、頭部や四肢などの筋肉も副生物として市場に出回っている。
それだけに臓器の種類ごとに多種があり、その一つひとつに特徴のある所謂ホルモン味があって、貴重な生産品であり人気の商品である。
副生物ですか。
初めて聞く言葉でした。
それにしても美味しそうですね。
さぞかしビールや焼酎が進んだ事かと思います。
内臓系は大好物で、
自分で煮込み等の料理をするのはやっぱりビールや泡盛を美味しくいただく為です。
本当は誰かに作ってもらえると嬉しいのですが…。
さて、
去勢したタマを以前は“玉供養”と称して食べていたのだが、
なかなか美味しい調理方法を発見出来ず中断している状態です。
ヾ( ´ー`)
謂われには諸説あるようです。
関西では、ほうるもん(ほかすもの)がなまってホルモンになったなどと。
昔と言うより、以前はロースなどと同じショーケースに並ぶことのなかったホルモン、今ではりっぱに市民権を得ているようです。
少し脂肪を取りすぎて、昨夜は血圧が上がり、目にきました。
昼間もパソコン仕事だったこともあり、滔々家族にシャットダウンされてしまいました。
ところで、玉供養などとは、殊勝なことです。
昔、種雄牛が出荷されてきたら、それを争うように取り合っていたことを思い出しました。
焼き肉屋へ行くと聞いたことがあります。
しっかりと煮込むのだろうと思います。