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昔から2&8は物が動かない月とされてきた。
今年の2月も、その商売語句は残念ながら例外なく当たったと聞いた。
和牛肉を取り扱う小売店では、その実質的な販売数量の前年比は、二桁を超すマイナス割合であって、これは過去にない数字であるという。
ショウウインドウからは、高級肉が売れず、売れるのは安価な牛肉であるという。
高級肉の売れ筋は、すき焼きやステーキ屋などの料理屋のようである。
百年に一度の経済危機と位置づけされていることが、牛肉の消費に諸に悪影響と成っているようである。
BMS no.10の枝肉単価が2,400円であった。
一月以前なら、2,700~2,800円であり、400円前後の下落である。
BMS値の低い枝肉は、それ以上に影響を受けている。
枝肉1頭当たり平均20万円の赤字である云々と前述したが、それどころではなさそうな気配である。
この状況は、物が動かないとされる2月だからではなく、今月も続きそうな状況である。
正しく、経済不況がらみであるからには、政治の党利党略の現状から、実質的な政府の経済対策が生かされるような施策が不可欠である。
消費者が動かなければ、生産がストップする。
究極の危機感を意識せずにはいられないが、素牛生産者の生産意欲の低下や肥育センター等の経営破綻に至らねば良いがと、願うのみである。
餌と乾燥の与え方について疑問がでたので伺いたいのですが、濃厚飼料主体?
粗飼料主体?
どちらが仔牛にとって良いですか?
私は粗飼料主体の方が良いと思うのですが?
厳しい状況により一層拍車がかかっている様ですね。
養牛の友3月号が届き、
その付録であるグラフを3年振りで貼り替えました。
今回のは18~20年の統計グラフです。
また3年後貼り替える時にはどのような折れ線グラフになっている事でしょう。
良い素牛や枝肉を作ってもそれに相応の値が付いてくれないのは、
需給のバランスが取れていないのでしょうか?
和牛の需要がなくなる事はあり得ないのですが、
やはり生き残る為には増頭よりも質を高める事に重点を置き、
まずは今年を乗り切りたいです。
(^^ゞ
(^^ゞ
励ましのお言葉ありがとうございます。
相場の安い八重山の平均ではありますが、
なんとかそれ以上の値段で買って頂けています。
養牛の友で、
小野健一さんが「高値の時期は再びやってきますから!!」との文章を。
それまで頑張っていきます。
といっても、
数年前の高値の時も今も“良い牛を生産する”というスタンスは変わらないですけど…。
f^_^;