本日は晴天異常なし
肥育現場における日常の飼養管理である。
朝一番は、先ず牛舎の見回りから始まる。
牛の健康状態、ウォーターカップや水槽に目配りし、糞などで汚れていないか、給水に異常はないかなどを観察する。
見回りが終わると何らかの異常があれば伝言用白板に、舎番と対象となる牛の番号と症状などを書いておく。
続いて午前8時から朝のミーティングが始まる。
ミーティングでは、畜舎毎に、問題点があれば改善のための話し合いをする。
牛の異常報告、治療の順番、午後からの全員作業について予定を立てる。
出荷予定があれば、牛の確認と絶食、牛を捕獲するロープの準備と、出荷牛の飼槽前に置いて廻るなど、予め作業内容を確認する。
ミーティングが終わると、それぞれ、自らが担当する牛舎に向かう。
最初に牛群を一通り見回し再確認しながら、飼槽の清掃を行い、粗飼料の給餌を行う。
粗飼料を与えてから、1時間余り経ってから、濃厚飼料などの給餌に掛かる。
粗飼料を与えてから暫く時間をかけているのは、与えた粗飼料を確実に食い込むためである。
育成期には、乾草を飽食させるが、70~80%程度食い込んだら、エコフィードであるビール粕などが配合された発酵飼料を2~3kg与える。
育成期中盤になり、発酵飼料を切り、肥育用前記飼料から配合飼料を与えるようになれば、粗飼料は稲わらに替え、この2種類のみを仕上げ期まで給与する。
配合など濃厚飼料の給与が終われば、翌日用の粗飼料の準備や結束ロープなどの後かたづけや必要であれば房内に大鋸屑を補充するなどの作業を行う。
午後からは、基本的には、全員作業を行うが、同時に獣医師の往診と重なるため、疾患等のある牛舎の担当者がそれぞれ治療等に当たる。
全員作業は、その日その日により、必要となる作業を行うことになる。
牛舎の牛床の清掃作業(厩肥を堆肥舎へトラック移動、大鋸屑の補充、終了後は、ローダー等の水洗い)、削蹄、育成舎から仕上げ舎への牛の移動、出荷牛の捕獲移動と清掃とトラックへの積み込み、畜舎の改造や修理作業、蝿や牛シラミなどの駆虫作業等々である。
全体作業が終われば、再び牛舎の見回りや飼槽の清掃、粗飼料の補充などを行って作業を終了する。
牛の出荷は、トラックによるが、午後1時頃に出発して、4~5時頃帰場し、トラックの水洗いをする。
全員作業について、臨機応変に取りかかることもある。
導入牛が到着した時の対応である。
育成房に必要な頭数ずつ振り分けて、房内に繋いでおく。
予め到着日と頭数が知らされるので、獣医師にワクチン等を準備して貰い、長旅で若干疲れていて、走り回らないうちにヘモフイルスワクチンの接種や肺炎等の予防用抗生剤の筋注などを行う。
冬季になれば積雪があり、朝8時頃までに場内外の道路などの除雪もやむを得ない作業の一つである。
昨秋から、国産稲わらの収集を始めた。
この作業は天気に左右されるが、午前中は、立てていたわらを横に寝かす作業を行い、午後からべーラーで結束し、トラックで持ち帰る作業である。
これらの作業が、毎日の日課である。
肥育現場における日常の飼養管理である。
朝一番は、先ず牛舎の見回りから始まる。
牛の健康状態、ウォーターカップや水槽に目配りし、糞などで汚れていないか、給水に異常はないかなどを観察する。
見回りが終わると何らかの異常があれば伝言用白板に、舎番と対象となる牛の番号と症状などを書いておく。
続いて午前8時から朝のミーティングが始まる。
ミーティングでは、畜舎毎に、問題点があれば改善のための話し合いをする。
牛の異常報告、治療の順番、午後からの全員作業について予定を立てる。
出荷予定があれば、牛の確認と絶食、牛を捕獲するロープの準備と、出荷牛の飼槽前に置いて廻るなど、予め作業内容を確認する。
ミーティングが終わると、それぞれ、自らが担当する牛舎に向かう。
最初に牛群を一通り見回し再確認しながら、飼槽の清掃を行い、粗飼料の給餌を行う。
粗飼料を与えてから、1時間余り経ってから、濃厚飼料などの給餌に掛かる。
粗飼料を与えてから暫く時間をかけているのは、与えた粗飼料を確実に食い込むためである。
育成期には、乾草を飽食させるが、70~80%程度食い込んだら、エコフィードであるビール粕などが配合された発酵飼料を2~3kg与える。
育成期中盤になり、発酵飼料を切り、肥育用前記飼料から配合飼料を与えるようになれば、粗飼料は稲わらに替え、この2種類のみを仕上げ期まで給与する。
配合など濃厚飼料の給与が終われば、翌日用の粗飼料の準備や結束ロープなどの後かたづけや必要であれば房内に大鋸屑を補充するなどの作業を行う。
午後からは、基本的には、全員作業を行うが、同時に獣医師の往診と重なるため、疾患等のある牛舎の担当者がそれぞれ治療等に当たる。
全員作業は、その日その日により、必要となる作業を行うことになる。
牛舎の牛床の清掃作業(厩肥を堆肥舎へトラック移動、大鋸屑の補充、終了後は、ローダー等の水洗い)、削蹄、育成舎から仕上げ舎への牛の移動、出荷牛の捕獲移動と清掃とトラックへの積み込み、畜舎の改造や修理作業、蝿や牛シラミなどの駆虫作業等々である。
全体作業が終われば、再び牛舎の見回りや飼槽の清掃、粗飼料の補充などを行って作業を終了する。
牛の出荷は、トラックによるが、午後1時頃に出発して、4~5時頃帰場し、トラックの水洗いをする。
全員作業について、臨機応変に取りかかることもある。
導入牛が到着した時の対応である。
育成房に必要な頭数ずつ振り分けて、房内に繋いでおく。
予め到着日と頭数が知らされるので、獣医師にワクチン等を準備して貰い、長旅で若干疲れていて、走り回らないうちにヘモフイルスワクチンの接種や肺炎等の予防用抗生剤の筋注などを行う。
冬季になれば積雪があり、朝8時頃までに場内外の道路などの除雪もやむを得ない作業の一つである。
昨秋から、国産稲わらの収集を始めた。
この作業は天気に左右されるが、午前中は、立てていたわらを横に寝かす作業を行い、午後からべーラーで結束し、トラックで持ち帰る作業である。
これらの作業が、毎日の日課である。
それで、自動給餌機などは一切ありません。
全て人海戦力で管理しています。
これらの畜舎を9名で管理しています。
他に1名堆肥舎専任がいます。
給餌回数はブログに書き込みましたが1回だけです。
新米の一人以外は全員、給餌内容は把握しております。
これを把握していない者には、給餌は担当させておりません。
これまで全てが手仕事として肥育を継続してきていますので、それぞれの担当者は、高い技術がなければ経営に支障を与えます。
また、手仕事であるために、一つひとつの知識や実技が実体験から備わっており、それが狙いでもあります。
お陰で、肥育の成績は年々向上しております。
現在は、物財費と枝肉相場の影響を受け厳しい状況ですが、秋の決算までには、何とかトントンにまで持っていきたいと皆で頭をひねっております。
完全自動化する経営が主流となってきましたが、本来の牛飼いの基礎技術を持たせなければ、平均的に良い牛は仕上がらないと考えています。
過去にかなりの研修生を引き受けてきましたが、独立してかなり優秀な肥育家になっている経営者も何人かいます。
思ってたよりも少ない人員での作業、
効率を無視した行動はできませんね。
こちらは全て一人で牛の面倒を見ているとはいえ、
母牛数が少ないので結構のんびりとしています。
朝の放牧地の見回りに始まり…で、
とにかく牛といる時間を多くする事により知識と経験不足を埋めようとしています。
牛のチェックに始まり牛のチェックに終わるという事は牛飼いの基本だと考えています。
(`∀´)/