牛コラム

肥育牛と美味しい牛肉のはなし

肥育途中のデータ入力作業(2)

2009-10-23 19:21:17 | 牛の管理
パソコン画面は、横に際限がないので、当画面に表示できない。これらのデータから肥育成績を印刷して、肥育に携わる担当者らに見て貰っている。


肥育途中のデータ入力作業(1)の続きである。
2) 導入牛の到着直後や肥育状態に入ってからワクチンや薬品等を接種や投与した記録、傷病歴やその処置等の記録を行う。
3) 余暇仕事
牛管理ソフトにおけるデータ入力は、年毎に作成して保存している。
同ソフトは02年に作成し、その後若干の手直しを行いながら現在に至っているが、1年毎の保存に加えて、それとは別にこれらの生データーを経年的に加えて保存しているものもあり、こちらの方は年々ふくれあがっている。
ふくれあがったこれらのデータを基に調べることが多々ある。
詳細は、後日になるが、例えば、母牛の登録番号や名前から検索することにより、その産子つまり導入牛個々の兄弟牛の肥育成績が判明し、管理ソフトsheet1画面項目に兄弟牛実績を設けてBMS値を⑩⑨⑧⑪などと入力している。
データの中には無意味と判断してしまいそうな項目もあるが、これらの一つひとつに有効な要素が含まれているのである。
それらを旨く分析して、素牛選定や肥育技術に活かそうと目論んでいる次第である。