goo

瓔珞のようなジュエリー?

2011-01-07 | ファッションも好き

京都と奈良の寺院巡りをして
きらびやかで美しい菩薩様たちを眺めていたら、
「そうだ、これからは仏さまファッションにしよう」
と、思い立ちました。

洋服は大日如来様のようにシンプルで、
でもドレープが綺麗なシルエット。
そして、アクセサリーは菩薩様のようにきらびやかで、
それでいて上品。
想像しただけで何だかワクワクしてきてしまいます☆




そういえば、ビシュヌジュエリーのキャッツアイピアス
私のイメージする現代向け仏様ファッションにぴったりだと思いますが
いかがでしょう?
このピアスをしている時は、
インド風の細いゴールドのブレスレットを重ねたりしても素敵だろうなぁ、
なんて想像してしまいます。






ところで、先日平等院鳳凰堂に訪れた時のこと。
秋季特別展として、復元された瓔珞が展示されていました。
平成大修理の時に、本尊台座より平安時代のガラス玉や螺鈿が発見されたのだそうで、
これらは、阿弥陀如来坐像の台座を飾っていた瓔珞なのだとか。
そして、発見されたそれらの欠片たちをもとに、新たに瓔珞を復元したとのこと。

私はしばらく、その瓔珞の展示前から動けませんでした。
平安時代のガラス玉や金の鎖と、
現在復元された瓔珞をかえすがえす見比べながら、
「これらの元の姿は、(復元された)この姿だったんだなぁ」とか
「鎖の細さが昔の方が少し繊細かも」
とかいろいろと勝手に想像しながら、ずっと見ていても飽きません。

ガラス玉の中には、
聖武天皇の遺品を納めた正倉院の宝物(奈良時代)と
同じタイプのガラス玉3個が見つかったそうで、
それらは、平安時代のすっきりとしたタイプと違って、
ギザギザしていたりして、ちょっとデザイン性があるのですよね。
やはり流行りなどがあったりするのだろうか?
などと考えつつ、
しばらくガラス玉を眺めながら幸せな気分に浸っていました。

これらの瓔珞を復元したチームのプロフィールも紹介されていたのですが、
それぞれ、彫金屋さんだったり、神奈川の方でビーズ教室をされている方だったり、
「この方たちは、さぞかしワクワクしてこの仕事をされたんだろうなぁ」
と、なぜかこちらまでドキドキしてしまいました(笑)。
本当にやりがいのある、素晴らしいお仕事だと思います。



ちなみに平等院鳳凰堂です。
目に見えないはずの冬の寒さが、写真にも写ってしまってますね(笑)


ところで、私は昔から瓔珞を見るのが好きです。
法事でも、お坊様がお経をあげている間に
思わずボーっと瓔珞の飾りを眺めてしまいます。
そして、ビシュヌジュエリーのデザイナーmocaちゃんとも、
「瓔珞みたいなアクセサリー、いいよねぇ」
と話していたりしていました。
あ、もちろん、これはあくまで私の個人的な好みですので、
ビシュヌジュエリーがマニアックな瓔珞ジュエリーになることは
たぶんありません。(笑)
どうぞご安心くださいませ。(笑)
(そのあたりは、mocaちゃんのアイディアとセンスに全面的に任せております☆)


goo | comment ( 0 ) | trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。